きつねうどん

先日「やはり六文そばではそばを喰うのが良い･･････」と当然と言えば当然の感想を持ったKanotherなんでしたが、また頼んでしまいました、六文うどん。

毒喰らわば皿までってワケではないですが、てか毒とはちと失礼過ぎですが、やはり六文そば制覇の野望には抗し難く、いくつか散見されるデフォルト「うどん」メニューに手を出さずには居られんのでした。そんなワケで今日のデフォルトうどんは、うどんと言えばこれ！の定番アイテム「きつねうどん」。

用いられているうどんは勿論、いわゆるひとつの立ち喰い系のテロテロゆで麺。これにご覧の通り、結構な大判のお揚げが乗ります。このサイズ、一口目のうどんを一体どこからすすってやろうかと、一瞬攻めどころに思案してしまうほど。



とは言え、結局のところ丼の手前、僅かに麺が覗いている部分しかポイントはないワケですが、「ここが攻めどころ」とばかりに隙があると、「待て、これはわざとでは？実は罠なんでは？」と疑心暗鬼になり、攻め手が出せずに膠着状態に陥るワケです。

一方、丼はテーブルに横たわった状態で、こちらが攻めてくるのを待ってんです。いわゆる「独り猪木・アリ状態」ですわ。「いわゆる」て言うても、Kanotherが文字通り独りで勝手に言うとるだけですが。

しかしいつまでも膠着してられんし、「C'mon、Kitsune！C'mon！」と煽ったところで彼は自分からは全く動こうとしません。意を決して手前の隙からうどんを引き出そうと手を出すと、無理めな角度から引っ張ったことで麺が不自然に跳ねてしまい、アリキックの如く狙い澄ましたような熱々のダシがKanotherを直撃！「Oh、No！」･･････な～んて馬鹿なことを考えながら六文ランチタイムを楽しむ、Kanotherなんでした。