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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

穴子天そば

2009年01月08日 19時26分36秒 | 関心事
あれ?六文そばの天ぷらは既に制覇したんじゃあなかったんだっけか?

・・・今日のタイトルを見てそんな風に思って頂いた方、有難うございます。そこに気づくってことは、六文そばシリーズを楽しみにお読み頂いているってぇことですもんね。

さて、そんな風にお気づきのあなた!その通りです。実はKanother立ち回り先の雑居ビル界隈には、労働者諸氏のための立ち喰い系そば屋が点在しており、本日の穴子天そばは、そのうちの一件「ファーストフード 六花たべりゃんせ」にての一品。まあ、松も明けたし新春企画も昨日まででってぇことで、今日はちょっとだけ浮気です。ちなみに店名は「りっか」と読むみたいです。

で、点在する店からここを選んだのは何でかと言えば、六文ラインナップにない天ぷらがあったからなんす。このお店、品書き中の天ぷらラインナップ自体は3品しかないんですが、そのうち2品が六文そばにはないもの。うち1つが本日ご紹介の「穴子天そば」なんです。

先に「立ち食い系」という言い方をしましたが、「系」ってのも、この「たべりゃんせ」、立ち喰いではないんであります。価格帯としては立ち喰い系なんですが、ちゃんと座席があるんです。

しかも若干お洒落系な感じの。店内には女性ボーカルのジャズが流れ、壁には絵が掛けられ、照明もいくぶん暗め。観葉植物なども置いてあり、小洒落たカフェのような趣きです。でも食券制でセルフなところは、やはり立ち喰い系。ではありながらも一応「自家製麺」を謳ってて、店の入り口脇には製麺機が置いてあったりして本格指向も覗かせてます。

その一方で麺類の大盛りは一律無料サービスだったりで、コダワリ感とお値打ち感がない交ぜになった、不思議なコンセプトのお店。君、一体どっちで行きたいんだい?

麺の方は自家製を謳うだけあり、立ち喰い的には高クオリティ。六文そばの真打ちそばともまた異なった、モッチリとした感じで歯触り喉越しは悪くないです。ですが、麺がいくぶん細めなことと、分量的にも六文そばよりも少ないのでしょう。塩分控えめでヘルシーっぽいダシ味とも相俟って、何となく対六文そば比で物足りなさの残る食後感。てか、「大盛り無料」なんつってデフォルトがそもそも小盛りなんではないのか、これ?

天ぷらも妙にサッパリと揚がってて、やはり六文そばの厚手の衣に慣れちまった口には軽過ぎに感じられてしまいます。穴子の身も、何だか痩せて感じられるなぁ。大根おろしが乗ってたりして、気は利いてんだけどなぁ。でも何だかなぁ。

そんなワケで、そばを啜りながら「嗚呼、六文そばが懐かしい・・・・・・」と浮気への後悔の念に駆られる、Kanother何でしたが・・・・・・