私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

姫路城グランドオープン観桜会当日の賑わい

2015年04月05日 | 思うこと

昨日の4月4日は、姫路城グランドオープン観桜会が三の丸広場にて行われました。

前日からここ数日は天候不良との予報に開催が危ぶまれましたが、
終日曇天のうちにも、青空が広がる時もあり、お城と桜の美しい姿を見ることができました。

これは三の丸広場より一段高い所から大天守を見上げたところです。
手前にあるのは小天守です。
普段はここからお城を見ることはあまりありませんが、ここまでは入場料も要らず
自由に階段を上り散策することが出来ます。この日もたくさんの人で賑わっていました。




お城の前にある三の丸広場では、和太鼓や百面の琴による演奏やお茶席などがあり
朝早くから6万8千人(神戸新聞、4月5日記事)の人出で賑わいました。

手前右側の紅白の横断幕内はお茶席で、2千人を超えるお客様が
お城を眺めながら一服のお茶を楽しまれました。



大天守登閣者は1万5806人(姫路市発表速報値)で、待ち時間が最長3時間とのこと
あまりの多さに登閣を諦めた人も多かったようでした。

外国人の姿も多く見られ、「ブラジルよりお越しの○○さん、△△さんが
お待ちです、□□までお越し下さい」と場内アナウンスがあったりして
ここに集う人達の国籍はいったい何か国になるのだろうと興味を抱く場面もありました。

小天守の下に見えている白壁には「狭間」と呼ばれる見張りと攻撃のための穴が空いています。
丸形と三角形は鉄砲用で、長方形は弓用です。
それぞれの配置は、戦いの機能面だけでなくバランスよく美しさも持ち合わせています。
こんな穴一つにも昔の人の美意識が感じられますね。



お城の東側のお堀と桜です。
静かで美しい場所なのでデートコースになっているとか、、

お城の西側から観光用の和船が発着します。
お城と桜を眺めながらゆったりと舟に揺られるのもいいですね。

無事に観桜会は終了しましたが、お城の賑わいは当分続きそうです。
少し落ち着いた頃に、大天守に登ってみようと思っています。

コメント (2)
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