昨日は久しぶりに大石神社の骨董市に出かけた。
お目当ては、青磁か染付の花入れと香炉台。
そう思って出陣したが、戦利品はこの小箪笥。
~ ~
総桐で金具がすっきりと美しかった。
一番下の引き出しは柄杓を入れるのにちょうどよさそうだ。
柄杓は柄が長く収納に困っていたから、この幅は願ってもないサイズ。
それに茶道具のこまごました物も都合良く仕舞える。
しかも、いずれ欲しいと思っていた小箪笥だし、、
そう思いつつも
~ ~
こんな大きな物(小箪笥といえど)は早々には売れないだろう、、
そう期待半分、不安半分の気持ちで場内を一応、一巡することに、、
こんな時には、自分の不在中に売れた場合「縁がなかった」と
すっぱり諦めることにしているから、ある意味、運試しでもあり
この物との縁の深さを測るテストでもある。
他の店では火色のきれいな備前の花入れや、状態の良い波千鳥の水次などあったが
ああだこうだ、と自分の中で難癖つけて、それらを頭の中から払拭して
先ほどの小箪笥を最後の検討のため店に戻った。
するとこの箪笥は、店主の笑顔と共にまだそこにあった。
その間、三時間もあったのに残っていたか、、
「連れてって!」と箪笥から声が聞こえる。
そうか、そうか、、「おじさん!この箪笥下さい!」
~ ~
代金を払って、うんこらと運んでいると、入口の向こうで主人が笑って見ていた。
「また、そんな物を買って、、困った奴だ、、」そんな声が聞こえるようだった。
「三時間も無料でこんなに楽しめて、骨董市っていいもんだね♪」
「そうだね、、」そんな会話をしながら、ほくほく気分で帰宅。
妻を幸せにさせる術を知った夫とそれにどっぷり甘える妻。
骨董市はいろんなものをもたらせてくれる、やはり私にとっては良く効くビタミン剤なのである。
お目当ては、青磁か染付の花入れと香炉台。
そう思って出陣したが、戦利品はこの小箪笥。
~ ~
総桐で金具がすっきりと美しかった。
一番下の引き出しは柄杓を入れるのにちょうどよさそうだ。
柄杓は柄が長く収納に困っていたから、この幅は願ってもないサイズ。
それに茶道具のこまごました物も都合良く仕舞える。
しかも、いずれ欲しいと思っていた小箪笥だし、、
そう思いつつも
~ ~
こんな大きな物(小箪笥といえど)は早々には売れないだろう、、
そう期待半分、不安半分の気持ちで場内を一応、一巡することに、、
こんな時には、自分の不在中に売れた場合「縁がなかった」と
すっぱり諦めることにしているから、ある意味、運試しでもあり
この物との縁の深さを測るテストでもある。
他の店では火色のきれいな備前の花入れや、状態の良い波千鳥の水次などあったが
ああだこうだ、と自分の中で難癖つけて、それらを頭の中から払拭して
先ほどの小箪笥を最後の検討のため店に戻った。
するとこの箪笥は、店主の笑顔と共にまだそこにあった。
その間、三時間もあったのに残っていたか、、
「連れてって!」と箪笥から声が聞こえる。
そうか、そうか、、「おじさん!この箪笥下さい!」
~ ~
代金を払って、うんこらと運んでいると、入口の向こうで主人が笑って見ていた。
「また、そんな物を買って、、困った奴だ、、」そんな声が聞こえるようだった。
「三時間も無料でこんなに楽しめて、骨董市っていいもんだね♪」
「そうだね、、」そんな会話をしながら、ほくほく気分で帰宅。
妻を幸せにさせる術を知った夫とそれにどっぷり甘える妻。
骨董市はいろんなものをもたらせてくれる、やはり私にとっては良く効くビタミン剤なのである。