~ 砥部焼の花入れと庭藤 ~
かっちりと四角い器体に澄んだ青色(呉須)がかけられて
二面には花、もう二面には幾何学模様が描かれている。
そして、口の根元は赤い線で囲まれている。
このキュートな感じが気に入って
何年か前の「砥部焼祭り」で手に入れた思い出の花入れ。
結構個性的で上手く使えずにいたところ、
玄関先で咲いた庭藤を見て「これだ!」とピンときて
入れてみると
なんとまあ~良く似合うこと~♪
「お前さんはこんな花を待っていたのかい?!」
と聞いてみたいほどだった。
今までにいろんな花を入れてみたが、これほど似合う花は無かった。
今後、どんな花が入れられるか?
難しい宿題をもらってしまった。
※ 砥部焼祭(とべやき)は愛媛県砥部町で行われる陶磁器市です。
今年は4月18、19日に予定されていましたが、
新型コロナウイルス蔓延防止のため中止となったようです。
来年は盛大に行われるといいですね。