5月7日、SBI Ripple Asia株式会社とカンボジアのSBI LY HOUR Bank Plc.は、ベトナムの商業銀行Tien Phong Commercial Joint Stock Bank(TPBank)との間で、カンボジアにおいて初となる分散台帳技術を活用した実際の通貨での送金ビジネスを開始すると発表しました。SBIグループが出資(シェア70%)するSBI LY HOUR Bankとベトナムを代表するTPBank間で、リアルタイムかつ最低水準の手数料で、カンボジア-ベトナム間で利便性の高い国際送金サービスを提供するとしています。既に、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行の許可を得ているとのことです。
SBIグループの北尾吉孝代表は、「SBIグループが推進する分散台帳技術をはじめとした新たなテクノロジーを、特に経済発展の著しいアジア地域において、グループ内外の企業に惜しみなく提供することで、シナジーを最大限に追求する方針です。将来的には、暗号資産を組み入れた送金サービスの開発につなげるなど、先端技術を活用した金融のグローバル化をリードしていきたいと考えております。」と述べています。
日本ではまだ実用化に至っていない先進技術を活用したサービスが、カンボジアで開始されるのは注目されます。カンボジアでは、日本で見られるような過去のしがらみが少ないことから、先進技術の開発・導入が大胆に実施できるという利点があります。例えば、日本の銀行から海外に送金しようとすると、着金までに2~3日かかり、手数料も高額です。今回のサービスでは、即時に着金し、手数料も大幅に低下するものと見られます。同様のサービスは、シンガポール-タイ間等東南アジア地域の一部で始まっている模様ですが、こうした先進的なサービスがカンボジアをハブとして展開されていくことが期待されます。
(写真は、プノンペンポスト紙より)
SBIグループの発表
http://www.sbigroup.co.jp/news/2021/0507_12447.html
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SBIグループの北尾吉孝代表は、「SBIグループが推進する分散台帳技術をはじめとした新たなテクノロジーを、特に経済発展の著しいアジア地域において、グループ内外の企業に惜しみなく提供することで、シナジーを最大限に追求する方針です。将来的には、暗号資産を組み入れた送金サービスの開発につなげるなど、先端技術を活用した金融のグローバル化をリードしていきたいと考えております。」と述べています。
日本ではまだ実用化に至っていない先進技術を活用したサービスが、カンボジアで開始されるのは注目されます。カンボジアでは、日本で見られるような過去のしがらみが少ないことから、先進技術の開発・導入が大胆に実施できるという利点があります。例えば、日本の銀行から海外に送金しようとすると、着金までに2~3日かかり、手数料も高額です。今回のサービスでは、即時に着金し、手数料も大幅に低下するものと見られます。同様のサービスは、シンガポール-タイ間等東南アジア地域の一部で始まっている模様ですが、こうした先進的なサービスがカンボジアをハブとして展開されていくことが期待されます。
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