今年も大晦日となりました。本年はカンボジア総合研究所とブログ「カンボジア経済」をご愛顧賜り、誠にありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
カンボジア総合研究所チーフエコノミストの鈴木博の選ぶ「カンボジア経済2011年10大ニュース」です。
第1位 カンボジア経済絶好調
カンボジア経済のエンジンである輸出、観光が好調でした。建設業も立ち直りつつあります。農業は洪水被害が懸念されます。国際通貨基金では、洪水被害の影響がなければ、7.5%の成長率と見ています。
(写真はカンボジアからの輸出の要であるシアヌークビル港です)
12月12日「国際通貨基金(IMF) IV条協議」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0fdd786e1e663375808de304dd9d2c1e
第2位 日本企業の進出が大幅に増加
昨年のミネベアに続き、住友電装、矢崎総業といった自動車部品産業の進出が進みました。商工会の会員数も80社を超えるものと見られています。三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行が事務所開設を決定しました。日通、郵船ロジスティクス等の輸送関係の進出も目立ちました。
住友電装
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/cca29756ca9f4e572c78643bd3fd13e3
三井住友銀行
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/04f1aee594cabbf05dac01f097cc47df
三菱東京UFJ銀行
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/5b57b9679a4e97a291c9e058e683ddc8
日通
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/fad92ed632f7ba47f0bc3095c4d880f5
郵船ロジスティクス
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0b9f119f6a1b03d9f2e005b6820432ae
第3位 世界資産プレアビヒア寺院を巡りタイと対立
世界遺産プレアビヒア寺院周辺の国境をめぐってタイとの対立が続いてきましたが、2月4日から大規模な銃撃戦となりました。しかし、カンボジアの主張を認めた国際司法裁判所の決定、タイのインラック新政権の誕生を経て、ほぼ終息し、12月には両国軍部隊の撤収に合意しています。
2月6日「プレアビヒア遺跡付近でカンボジア軍とタイ軍で銃撃戦」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/3c861f1a1b7419af023b60897cf72016
第4位 10年に一度の洪水
カンボジアでも10年に一度の洪水で247名が死亡し、農産物への被害も懸念されています。シェムリアップ中心部も水没していました。
10月5日「カンボジアでも洪水被害広がる」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/91204a7d784bc647c12e97e7b01d5db3
第5位 カンボジア証券取引所がオープン
7月11日にカンボジア証券取引所(CSX)がオープンしました。最初に上場する予定の政府系3公社の株式新規公開(IPO)が間に合わず、実際の取引開始は、2012年2~3月になるものと見られています。
7月12日「カンボジア証券取引所がオープン」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/5b4551bd7e694294e3422ba9ccd1b967
第6位 カンボジア親善大使に俳優の向井理さんを任命
日本の外務省は10月3日、日本・カンボジア親善大使に俳優の向井理さんを任命しました。向井さんはNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や、カンボジアでのボランティア活動をテーマにし、今年公開された映画「僕たちは世界を変えることができない。」に出演しています。
10月11日「カンボジア親善大使に俳優の向井理さんを任命」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/06965d31b4584ffb93c541d3118c2b04
第7位 東日本大震災にカンボジアからも心のこもったお見舞い届く
東日本大震災で被害にあわれた方々に対し、カンボジア政府から義捐金が届けられました。また、フン・セン首相以下全閣僚が大使館に弔問に来られました。一般の方々からもお見舞いや多額の義捐金が届けられました。本当にありがたいことです。
3月14日「大地震にカンボジアからも義捐金」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/4a0d9d48073dca3f0aedd1013ff9b93f
第8位 中国の影響力増大
中国は、カンボジアが来年アセアンの議長国となることもあり、多額の支援、投資をおこなって、カンボジアへの影響力を増大させています。中国銀行、中国工商銀行が支店を開設、中国が投資したカムチャイ水力発電所も完成しました。
10月7日「中国工商銀行もカンボジアに進出へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/1dfa43e502eca320bcd2b8643167f0b5
12月16日「カムチャイ水力発電所が完成」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/e5613a137c6475e4b11d2651dcc83f8b
第9位 シアヌークビル空港に定期便
カンボジア・アンコール航空は、2011年12月14日よりシェムリアップ‐シアヌークビル線の運航を開始しました。シアヌークビルには立派な空港がありながら、これまで定期便がなかったのですが、ついに待ちに待った定期便の就航です。
10月26日「シェムリアップ シアヌークビルについに定期便就航」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/91a0a3e4d22f7c9f6b76f0ad6359c6bc
第10位 タレントの猫ひろしさん カンボジア国籍を取得して五輪出場を目指す
11月9日、マラソンでロンドン五輪出場を目指しているタレントの猫ひろしさんが、カンボジア国籍を取得したと所属事務所が発表しました。 11月16日には、インドネシアのパレンバンでのロンドン五輪カンボジア代表選考会を兼ねた東南アジア大会男子マラソンで「カンボジア国1位」を確保しましたが、五輪切符は同国オリンピック委員会が最終決定することとなります。
11月20日「タレントの猫ひろしさん カンボジア国籍を取得して五輪出場を目指す」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/fa865d77d469123e096bfaa857676de6
カンボジア総合研究所チーフエコノミストの鈴木博の選ぶ「カンボジア経済2011年10大ニュース」です。
第1位 カンボジア経済絶好調
カンボジア経済のエンジンである輸出、観光が好調でした。建設業も立ち直りつつあります。農業は洪水被害が懸念されます。国際通貨基金では、洪水被害の影響がなければ、7.5%の成長率と見ています。
(写真はカンボジアからの輸出の要であるシアヌークビル港です)
12月12日「国際通貨基金(IMF) IV条協議」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0fdd786e1e663375808de304dd9d2c1e
第2位 日本企業の進出が大幅に増加
昨年のミネベアに続き、住友電装、矢崎総業といった自動車部品産業の進出が進みました。商工会の会員数も80社を超えるものと見られています。三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行が事務所開設を決定しました。日通、郵船ロジスティクス等の輸送関係の進出も目立ちました。
住友電装
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/cca29756ca9f4e572c78643bd3fd13e3
三井住友銀行
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/04f1aee594cabbf05dac01f097cc47df
三菱東京UFJ銀行
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/5b57b9679a4e97a291c9e058e683ddc8
日通
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/fad92ed632f7ba47f0bc3095c4d880f5
郵船ロジスティクス
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0b9f119f6a1b03d9f2e005b6820432ae
第3位 世界資産プレアビヒア寺院を巡りタイと対立
世界遺産プレアビヒア寺院周辺の国境をめぐってタイとの対立が続いてきましたが、2月4日から大規模な銃撃戦となりました。しかし、カンボジアの主張を認めた国際司法裁判所の決定、タイのインラック新政権の誕生を経て、ほぼ終息し、12月には両国軍部隊の撤収に合意しています。
2月6日「プレアビヒア遺跡付近でカンボジア軍とタイ軍で銃撃戦」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/3c861f1a1b7419af023b60897cf72016
第4位 10年に一度の洪水
カンボジアでも10年に一度の洪水で247名が死亡し、農産物への被害も懸念されています。シェムリアップ中心部も水没していました。
10月5日「カンボジアでも洪水被害広がる」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/91204a7d784bc647c12e97e7b01d5db3
第5位 カンボジア証券取引所がオープン
7月11日にカンボジア証券取引所(CSX)がオープンしました。最初に上場する予定の政府系3公社の株式新規公開(IPO)が間に合わず、実際の取引開始は、2012年2~3月になるものと見られています。
7月12日「カンボジア証券取引所がオープン」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/5b4551bd7e694294e3422ba9ccd1b967
第6位 カンボジア親善大使に俳優の向井理さんを任命
日本の外務省は10月3日、日本・カンボジア親善大使に俳優の向井理さんを任命しました。向井さんはNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や、カンボジアでのボランティア活動をテーマにし、今年公開された映画「僕たちは世界を変えることができない。」に出演しています。
10月11日「カンボジア親善大使に俳優の向井理さんを任命」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/06965d31b4584ffb93c541d3118c2b04
第7位 東日本大震災にカンボジアからも心のこもったお見舞い届く
東日本大震災で被害にあわれた方々に対し、カンボジア政府から義捐金が届けられました。また、フン・セン首相以下全閣僚が大使館に弔問に来られました。一般の方々からもお見舞いや多額の義捐金が届けられました。本当にありがたいことです。
3月14日「大地震にカンボジアからも義捐金」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/4a0d9d48073dca3f0aedd1013ff9b93f
第8位 中国の影響力増大
中国は、カンボジアが来年アセアンの議長国となることもあり、多額の支援、投資をおこなって、カンボジアへの影響力を増大させています。中国銀行、中国工商銀行が支店を開設、中国が投資したカムチャイ水力発電所も完成しました。
10月7日「中国工商銀行もカンボジアに進出へ」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/1dfa43e502eca320bcd2b8643167f0b5
12月16日「カムチャイ水力発電所が完成」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/e5613a137c6475e4b11d2651dcc83f8b
第9位 シアヌークビル空港に定期便
カンボジア・アンコール航空は、2011年12月14日よりシェムリアップ‐シアヌークビル線の運航を開始しました。シアヌークビルには立派な空港がありながら、これまで定期便がなかったのですが、ついに待ちに待った定期便の就航です。
10月26日「シェムリアップ シアヌークビルについに定期便就航」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/91a0a3e4d22f7c9f6b76f0ad6359c6bc
第10位 タレントの猫ひろしさん カンボジア国籍を取得して五輪出場を目指す
11月9日、マラソンでロンドン五輪出場を目指しているタレントの猫ひろしさんが、カンボジア国籍を取得したと所属事務所が発表しました。 11月16日には、インドネシアのパレンバンでのロンドン五輪カンボジア代表選考会を兼ねた東南アジア大会男子マラソンで「カンボジア国1位」を確保しましたが、五輪切符は同国オリンピック委員会が最終決定することとなります。
11月20日「タレントの猫ひろしさん カンボジア国籍を取得して五輪出場を目指す」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/fa865d77d469123e096bfaa857676de6