国家統計庁から発表された今年6月の物価上昇率(対前年同月比)は、7.1%の上昇となりました。物価はじわりと上昇を続けていますが、周辺諸国と比較しても、物価上昇率はまだそれほど高くありません。ベトナムの物価上昇率(対前年同月比)は、5月19.8%、6月20.8%、7月22.2%、8月23.0%に達しています。
6月の物価上昇の理由としては、農産品等の国際マーケットでの価格上昇の影響があります。カンボジアはドル化した開放経済のため、国際価格の波が直撃します。ベトナムなどの周辺国での物価上昇も次第に影響してくるものと見られます。
ニューヨークの国際石油価格は110ドルを突破したあと、若干下がって80ドル台で落ち着いてきており、プノンペンのレギュラーガソリン価格も5400リエルでピークをつけ、現在は5000リエルまで低下してきています。予定通り、6月末でアメリカのQE2(量的金融緩和第2弾)が終了したことから、今年後半は国際マーケットの動きは緩やかになるものと期待されます。
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6月の物価上昇の理由としては、農産品等の国際マーケットでの価格上昇の影響があります。カンボジアはドル化した開放経済のため、国際価格の波が直撃します。ベトナムなどの周辺国での物価上昇も次第に影響してくるものと見られます。
ニューヨークの国際石油価格は110ドルを突破したあと、若干下がって80ドル台で落ち着いてきており、プノンペンのレギュラーガソリン価格も5400リエルでピークをつけ、現在は5000リエルまで低下してきています。予定通り、6月末でアメリカのQE2(量的金融緩和第2弾)が終了したことから、今年後半は国際マーケットの動きは緩やかになるものと期待されます。
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