11月23日、カンボジアの統一高校卒業試験(11月6~7日実施)の結果が発表されました。受験者数13万7412人のうち、73.0%の9万8460人が合格となりました。また、合格者のうち最も優秀なグレードAは1673人(2022年1049人)、これに次ぐグレードBは6964人、グレードCは1万8308人、グレードDは3万4246人、グレードEは3万7269人となりました。
カンボジアの高校卒業試験は、現在のハン・チュオン・ナロン大臣が改革するまで、カンニングや試験問題の漏洩等の不正が多数あったと言われます。このため、改革初年の2014年の合格率は27.5%に激減しました。しかし、この改革により、学生もきちんと勉強するようになり、合格率は2015年の56%から今年は73.0%にまで回復してきています。また、優秀な成績のグレードAも、2014年にはわずか11名でしたが、今年は1608人にまで増加してきています。今年も、受験者数、合格率、共に順調に増加しており、試験改革の成果が十分に浸透してきているものと見られます。
カンボジアにとって、優秀な人材の育成は、最も重要な政策課題であり、高校卒業試験に合格した学生の大学進学と更なる研鑽が期待されます。
(写真は、試験の際のカンニング対策のボディチェックの様子。AKPより)
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カンボジアの高校卒業試験は、現在のハン・チュオン・ナロン大臣が改革するまで、カンニングや試験問題の漏洩等の不正が多数あったと言われます。このため、改革初年の2014年の合格率は27.5%に激減しました。しかし、この改革により、学生もきちんと勉強するようになり、合格率は2015年の56%から今年は73.0%にまで回復してきています。また、優秀な成績のグレードAも、2014年にはわずか11名でしたが、今年は1608人にまで増加してきています。今年も、受験者数、合格率、共に順調に増加しており、試験改革の成果が十分に浸透してきているものと見られます。
カンボジアにとって、優秀な人材の育成は、最も重要な政策課題であり、高校卒業試験に合格した学生の大学進学と更なる研鑽が期待されます。
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