5月18日、対カンボジア開発協力に関する第2次ヨーロッパ共同戦略(2021~2027年)をカンボジア政府に説明する会議が開催されました。会議には、ヨーロッパ側は、EUと共同戦略参加各国の大使、カンボジア側は、カンボジア開発評議会のチェン・ヤナラ大臣他、関係29省庁の関係者が参加しました。ヨーロッパ側の参加国は、EU、ベルギー、チェコ、フランス(AFD等)、ドイツ(GIZ・KfW等)、ハンガリー、アイルランド、スウェーデン、スイス、ヨーロッパ投資銀行(EIB)となっています。
共同戦略は、カンボジアの第4次四辺形戦略及びヨーロッパ各国の優先順位に沿ったものとなっています。6つの優先領域があります。民主主義的説明責任の強化、人権尊重、人的資源開発の強化、国際競争力の向上、サステナブル・グリーン開発、カンボジアの文化遺産の保護等です。この戦略を実施するための予算総額は、14億3263万ユーロ(約1950億円)となっています。
EUは、カンボジアの人権状況を批判しており、特恵関税制度EBAの一部を停止ししています。そうした中で、2027年までの中期的な協力戦略を発表することは、大きな意義があるものと見られます。今後の着実な実施が期待されます。
(写真は、新聞発表より)
EUの新聞発表
https://www.eeas.europa.eu/delegations/cambodia/joint-european-strategy-development-cooperation-cambodia-2021-2027-launched_en?s=165
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共同戦略は、カンボジアの第4次四辺形戦略及びヨーロッパ各国の優先順位に沿ったものとなっています。6つの優先領域があります。民主主義的説明責任の強化、人権尊重、人的資源開発の強化、国際競争力の向上、サステナブル・グリーン開発、カンボジアの文化遺産の保護等です。この戦略を実施するための予算総額は、14億3263万ユーロ(約1950億円)となっています。
EUは、カンボジアの人権状況を批判しており、特恵関税制度EBAの一部を停止ししています。そうした中で、2027年までの中期的な協力戦略を発表することは、大きな意義があるものと見られます。今後の着実な実施が期待されます。
(写真は、新聞発表より)
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