カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

シェムリアップでジェットコースター事故 邦人女性死亡

2013年03月31日 | 社会・風土
 カンボジア北西部シエムレアプの仮設遊園地で、小型ジェットコースターが脱線し邦人女性(滝田祥さん(21)=本籍・青森県)が死亡しました。カンボジアの警察当局は24日までに、整備不良などがあったとみて遊園地職員3人の身柄を拘束、詳しい事故原因を調べています。コースターはカンボジア製で8台のワゴンが連結した形です。最前部のワゴンなどでボルトの一部が外れたり、緩んだりしているのが見つかったとのことです。脱線で最前列に乗車していた滝田さんは振り落とされ、身体を強く打つなどして死亡したと見られます。
 日本でもジェットコースターの死亡事故は、2007年のエキスポランド、2011年の東京ドームシティ等が記憶にも新しいところです。このような事故が今後起きないことを願ってやみません。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。


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人気のブティックホテル the 252

2013年03月30日 | 生活環境
 最近、プノンペンでは小規模ながら雰囲気の良い「ブティックホテル」が流行っています。そのうちの一つ、中心部にある「The 252」です。入り口は外からはわかりにくくなっています。入り口を入るとすぐにプールになっていて、それを取り囲むようにレストラン・カフェスペースとなっています。軽いランチにはもってこいの雰囲気です。プールでは、素敵なビキニ姿も見られて、目の保養にもなります。お客さんは、フランス人等のヨーロッパ系の方が多いとのことです。部屋はシンプルな作りです。
 在住者としては、ランチや夕方のビールにちょっと寄るというのもおしゃれな感じです。お試しください。

the 252
#19 street 252
tel + 855 23 998 252
http://www.the-252.com/


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カンボジアでのSIMカード発行数 インターネット使用者 大幅な伸び

2013年03月29日 | 経済
 2012年末のカンボジアでのSIMカードの発行数は、1970万枚となり、2011年末の1620万枚から、21%の大幅増加となりました。インターネット契約者数も60%以上増加して、270万人に達しました。ソー・クン郵政通信大臣は、海外からの投資の積極的誘致が成功したと述べています。
 他方、競争の激化により、8社体制だった携帯電話会社は、HelloとSmartの合併、Mfoneの破綻によって、6社体制に絞り込まれています。サラ・カン郵政通信省次官は、今後とも競争が激しくなるものと見て、最終的には、携帯電話会社の数が3社程度に絞り込まれる可能性もあるとしています。


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カンボジア郵政公社 収益好調

2013年03月28日 | 経済
 カンボジア郵政公社(Cambodia Post)は、2012年の総収入が、2011年の370万ドル(約3億5000万円)から、8%増の400万ドル(約3億8000万円)に増加したと発表しました。公社側では、増収の要因を、公社化によるサービス向上と経営の効率化、カンボジア国内のインフラ整備の進展、カンボジア人の海外出稼ぎ労働者の増加等であると分析しています。
 カンボジア郵政公社は、将来的にカンボジア証券取引所への上場を目指すとしています。
(写真はプノンペン中央郵便局)

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カンボジアで初のモーターショー

2013年03月27日 | 経済
 3月15日から17日まで、プノンペン・ダイヤモンドアイランドで、カンボジア初の国際モーターショーが開催されました。カンボジアでは日本の自動車のシェアが圧倒的で、特にトヨタのシェアが突出しているものと見られますが、新たに参入してきたフォード、高級市場狙いのベンツ、現代等の韓国勢も積極的に参加しました。
 会場を訪れたチャンプラシット商業大臣は、2015年に予定されるアセアン共同体の完成により、カンボジアが自動車生産拠点としても有利な場所になるとして、自動車各社への期待を滲ませていました。
 (写真はglobaltaimesより)
 
第1回プノンペン国際モーターショーのフェースブック
http://www.facebook.com/events/143135679188131#!/events/143135679188131

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NEDOカンボジアでもみ殻ガス化発電の運転開始

2013年03月26日 | 経済
 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がカンボジア国内で進めてきたバイオマスを利用したエネルギー・環境技術実証開発プロジェクトの実証サイトが完成し、3月20日に現地で運転開始式が行われました。
 このプロジェクトは、農村地域の精米所に籾殻などのバイオマスを燃料とするガス化発電システムと省エネ型籾殻分離システムを導入し、精米所への電力・熱の供給や精米品質の向上を図るとともに、燃料として使用した後の籾殻灰を土壌改良剤(肥料)として利用する、新エネルギー、省エネルギーと環境技術の"三位一体"プロジェクトです。電化率が低い地方の農村地域の精米所に籾殻ガス化発電機やガス化炉、炭化装置、高効率精米機などを設置、(1)籾殻ガス化発電による精米工場への電力の供給、(2)発電用燃料として使用した後の籾殻灰の土壌改良剤(肥料)へのリサイクル、(3)省エネ型籾殻分離システムによる農業の生産性向上、という複合メリットを生み出すものです。

NEDOの新聞発表
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100182.html

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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2013年03月25日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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カンボジア最低賃金 75ドルに引き上げへ

2013年03月25日 | 経済
 カンボジア政府は、縫製業等に適用される最低賃金を、これまでの61ドル/月から75ドルに引き上げる案を固めました。政府案の73ドルに、フン・セン首相が鶴の一声で2ドル積み増したと報道されています。
 最低賃金は2010年10月1日に61ドルに改訂され、次の改訂は2014年の予定でしたが、今年夏の選挙を睨んで、早めの改訂に動いたものと見られます。適用は、2013年6月からの見込みです。最低賃金だけを見ると2年9か月で、23.0%の賃上げとなり、1年あたり8.4%の上昇となりますので、概ね妥当な水準と思われます。なお、最低賃金に加えて健康手当(5ドル/月)等の法定手当の支給が必要となります。
 中国、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー等の周辺国での大幅な賃上げに比べると、今回の政府案の上昇率は低めであり、アセアン域内でのカンボジアの低賃金の魅力は当分揺るがないものと見られます。
 なお、労組側では、この政府案を受け入れるかどうかを検討中です。


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裏通りのフレンチ Chez Gaston

2013年03月24日 | 生活環境
 ちょっと分かりにくい裏通りにある隠れフレンチレストラン「Chez Gaston」です。内装はあまり手を加えておらず、ローカルな感じを活かしています。メニューは壁の黒板にフランス語で書かれています。オーナーに説明してもらわないとわからないメニューもあります。料理はなかなかの味です。今回頼んだものの中では、牛肉の赤ワイン煮込みが絶品でした。とても柔らかく、美味しく煮込んでいます。お隣のお客さんも頼んでいたので、名物かもしれません。一皿のボリュームが結構あるので、何人かで行ってシェアした方が良いかと思います。お客さんは、フランス人が多い感じです。
 裏通りの隠れた美味しいお店です。お試しください。

Chez Gaston
No. 76, St. 15
077 91 09 45


本当に美味しかった牛肉の赤ワイン煮込み。(写真が悪くて恐縮です)



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モダンなインテリアのブティックホテル Le Blanc

2013年03月23日 | 生活環境
 プノンペン中心部バンケンコン地区にオープンしたばかりのブティックホテルLe Blancです。エントランスからレストランまで、ウルトラモダンなインテリアで、水面を多用したレイアウトです。椅子とテーブルが一体となったデザイン等が目を惹きます。レストランのメニューは、ごく一般的です。お客さんは、クメールのファッショナブルな若い方が多いようです。
 新しいプノンペンを見ることのできるホテル・レストランです。お試しください。

Le Blanc
21A, St. 352
023 971 971
www.leblancboutiquehotel.com

ウルトラモダンなインテリアです。


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カンボジアの製靴業が好調

2013年03月22日 | 経済
 カンボジア商業省によりますと、2012年11月現在で、カンボジアには45の製靴工場があり、2012年1~11月に2億6870万ドル(約255億円)の輸出を行っているとのことです。輸出のうち約50%はEU向けで、第2位は日本向け(34.7%)とのことです。EU・日本ともに、EBAや特別特恵関税制度により、カンボジアからは無税・無枠の輸入が可能となっています。工場は投資国別にみると、台湾系が一番多く26社、これにカンボジア(6社)、中国(5社)が続きます。他には、韓国、日本、タイ、オーストラリア、香港等からの投資による工場があるとしています。
 国際労働機関(ILO)は、Better Factory Cambodia(BFC)プログラムにより、2012年に初めてカンボジアの製靴工場9カ所を査察しています。その結果として、労働条件等が国内法及び国際基準に沿ってものとなっていると報告しています。また、ベトナム等の周辺国の賃金上昇と人手不足により、カンボジアの製靴産業への投資が増えているとしています。


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ACMECS 5か国首脳会議

2013年03月21日 | 経済
 カンボジア、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナムのメコン川流域5カ国が地域の経済発展を目指す「経済協力戦略会議(ACMECS)」の第5 回首脳会議が3月13 日に、ラオスの首都ビエンチャンで開かれました。カンボジアからはフンセン首相が参加しました。
 国境を越えて地域の「単一生産拠点」化を図り、世界的サプライチェーン(部品の供給・調達網)の一部となることを目指すなどとした「ビエンチャン宣言」と、2013~15 年の行動計画を採択しました。行動計画は、特に5カ国の国境地帯での「単一生産拠点」化の促進を目指すと明記しています。貿易・投資の円滑化、農業、工業・エネルギー、交通、観光、環境など八つの優先分野での協力強化策を掲げました。

本日は記事を2件掲載しています。「カンボジア・ラオス・ベトナム(CLV)三角地帯サミット」もご覧ください。



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カンボジア・ラオス・ベトナム(CLV)三角地帯サミット

2013年03月21日 | 経済
 カンボジア、ラオス、ベトナム(CLV)3カ国が国境を接する「開発の三角地帯」に関する7回目のCLVサミットが首都ビエンチャンで3月12 日に行われました。ベトナムのグエン・タン・ズン首相が議長を務め、カンボジアからはフン・セン首相、ラオスからはトンシン首相(ラオス)らが出席しました。
 会議では、ASEAN経済共同体発足に向けた地域統合における協力強化をはじめ、大メコン圏(GMS)の越境協定における協力、天然ゴム産業を優先協力事業とすること、高等人材開発、環境保全・天然資源管理利用などの協力に合意しました。
 「開発の三角地帯」とは、CLV3カ国の中でも内陸深く開発が遅れている13 の行政区を指すものです。ベトナム5省(コントゥム、ザライ、ダクラク、ダクノン、ビンフオック)、ラオス4県(アッタプー、セコン、サラワン、チャンパサック)、カンボジア4州(ラタナキリ、モンドルキリ、ストゥントラエン、クラチェー)が指定されています。

2009年のブログ「カンボジア経済」から「開発三角地帯津視察ミッション」訪問記1~7も是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/s/%B3%AB%C8%AF%BB%B0%B3%D1%C3%CF%C2%D3


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2013年1月の物価上昇率

2013年03月20日 | 経済
 国家統計庁から発表された2013年1月の物価上昇率(対前年同月比)は、1.8%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年5月以降、大幅に低下しています(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%)。なお、12月と比べると1月は+0.3%でした。
 1月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の停滞があります。アジアでも中国を中心に鋼材や石化製品等の素材の供給過剰が続き、価格は停滞しています。中国はカンボジアの重要な輸入先であり、輸入品の価格安定はカンボジアの物価に好影響を与えていると分析されています。しかし、ニューヨーク市場での原油価格は、90ドル台に上昇してきており、今後の価格動向に注意が必要です。
 国際通貨基金(IMF)は、2013年の物価上昇率を4.4%と予測しています。世界銀行は5.0%、アジア開発銀行は4.5%と予測しています。


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商船三井ロジスティクス カンボジアに現地法人を設立

2013年03月19日 | 経済
 商船三井ロジスティクスは、3月1日にカンボジアに現地法人を設立したと発表しました。
 同社では、「最近のチャイナ・プラス・ワン、タイ・ベトナム・プラス・ワンの一国として注目を集めているカンボジアは、労働集約型製品の生産拠点として日本をはじめ中国・韓国等のアパレル産業に加え、エレクトロニクス、自動車関連企業の進出が加速しています。今般、カンボジアにおいて物流サポートのニーズが増加していること、またカンボジアのマーケットは今後、飛躍的に成長する可能性があることから、当社の現地法人を設立し、営業基盤の強化を図ることと致しました。当社海外ネットワークとの連携を一層強化し、カンボジア発着貨物の輸送手配はもとより、同地進出企業の生産体制や物流オペレーションをサポート、また三国間物流を積極的に拡大して参ります。」としています。
 これまでも、日系のロジスティクス会社が多数カンボジアに進出しており、日系企業の拡大に伴って、ロジスティクス業務の拡充、関係会社の進出の増加が進んでいます。

商船三井ロジスティクスの新聞発表
http://www.mol-logistics.co.jp/japan/jp/press/log/eid146.html


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