カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

カンボジアもアンチ・ダンピング関税制度を導入へ

2017年11月30日 | 経済
 11月12日、カンボジア国民議会は、アンチ・ダンピング関税措置等を含む「貿易救済法」を可決しました。アンチ・ダンピング関税措置とは、輸出国の国内価格よりも低い価格による輸出(ダンピング(不当廉売)輸出)が、輸入国の国内産業に被害を与えている場合に、ダンピング価格を正常な価格に是正する目的で、価格差相当額以下で賦課される特別な関税措置をいいます。アンチ・ダンピング制度は、WTO協定において認められているものです。
 カンボジアでは、これまでアンチ・ダンピング関税措置に関する制度がありませんでした。この制度の導入によって、カンボジアの国内産業の保護が可能となります。WTO協定では、ダンピング、損害、因果関係が認定された場合、不当廉売関税を課すことを認めています。しかし、この制度の運用にあたっては、相手国もあることから、これらの認定を慎重に行う必要があります。また、カンボジアは、保護すべき国内産業が少ない一方、諸外国への輸出が重要であり、アンチ・ダンピングの行き過ぎた強化は、国益にそぐわない点もあるので留意が必要と見られます。
(写真は、カンボジア関税消費税総局。現在建て替え工事中)


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WTO カンボジア貿易政策レビュー

2017年11月29日 | 経済
 11月23日、世界貿易機関(WTO)は、第2回カンボジア貿易政策レビューの結果を発表しました。貿易政策レビューは、WTO規約に基づき、加盟国が提出した貿易・投資政策に関する報告書を基に分析し、必要な改善策を提言するものです。今回は、パン・ソラサック商業大臣が率いるカンボジアチームがWTOで各国からの質問に回答しました。第1回のレビューは2011年でしたので、6年ぶりのレビューとなります。
 WTOは、この6年間の高度成長(平均成長率7.2%)と貧困削減を高く評価しました。また、貿易円滑化協定の批准、ASEAN物品貿易協定、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉進展等についても評価しました。
 貿易手続きについては、ベストトレーダー制度の導入や電子化の進展については評価しつつ、更なる円滑化と時間短縮を提言しています。投資環境については、法律制度、法執行、組織能力、ガバナンス、透明性、インフラ、電力料金等について改善が求められました。衛生植物検疫措置(SPS)についてもWTOのSPS協定に基づき、検査や証明書発行を実施することが必要と指摘されました。知的財産権については、マドリッド協定やハーグ協定への加盟を評価する一方、ベルン協定等の世界知的所有機関(WIPO)が推進する国際協定への早期加盟が求められました。
(写真は、カンボジア商業省)

世界貿易機関の発表(英文です)
https://www.wto.org/english/tratop_e/tpr_e/tp464_e.htm


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世界銀行 カンボジア経済アップデート 経済の好調続くと予測

2017年11月28日 | 経済
 11月22日、世界銀行は「カンボジア経済アップデート2017年10月:製造業バリューチェーンを登り始めたカンボジア」を発表しました。
 GEP成長率は、2017年6.8%、2018年6.9%、2019年6.7%と引き続き好調が続くと予測しています。縫製品の輸出鈍化(2016年8.4%増→2017年上半期5.4%増)、建設業の伸び鈍化がみられるものの、これを自動車・電気製品の部品輸出の伸び加速で埋め合わせると見ています。ミネベア等の日本企業の進出により、縫製品以外の品目の輸出シェアは、2010年の約2%から2016年には8.7%に増加しています。世界銀行ではこれをカンボジアが製造業のバリューチェーンのステップを登ってきているとして評価しています。また、観光業の回復も貢献していると指摘しています。
 物価上昇率は、2017年2.9%、2018年3.2%、2019年3.5%と問題ありません。経常収支の赤字は対GDP比で2015年11.5%から2016年10.2%と減少傾向にあります。赤字は海外直接投資等で埋め合わせて、総合収支は黒字を続けており、外貨準備は2017年末には輸入の6.3か月分に当る81億7540万ドル(約9156億円)に達するものと見られます。財政収支も赤字は減少傾向(対GDP比2015年3.5%→2016年3.0%)であることに加え、今後は、海底油田開発の進展による石油収入も見込めることから、問題ないと見ています。公的対外債務についても、債務持続性分析で「低リスク(青信号)」に分類しています。
 今後の中期的見通しについても「明るい(Positive)」としています。輸出の多様化、健全な海外直接投資の継続、世界経済の好調見通し等を要因として挙げています。
 リスクとしては、投資や観光の観点から重要な中国経済の予想外の落ち込み、実質賃金の上昇・ドル高・ライバル国の上昇等による競争力の漸減、来年の選挙関連の不透明性等を挙げています。
 課題としては、これまでの縫製業等から高付加価値の自動車・電気製品部品製造等へのシフトが重要としています。このために、電気代の引き下げ努力、教育・職業訓練の強化を提言しています。また、高付加価値製造業への投資を促進するための投資環境整備も重要と指摘しました。

世界銀行の発表(英文です)
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2017/11/22/cambodia-sustains-strong-growth


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年11月27日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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投資有望先国 カンボジアは20位 JBICアンケート調査2017

2017年11月27日 | 経済
 国際協力銀行(JBIC)では、毎年、海外で事業を行っている日本の製造業企業に「わが国製造業企業の海外事業展開の動向」に関するアンケート調査を実施しています。今年は602社から回答を得ています。今回の調査では、「中期的海外事業展開見通し」や「海外事業展開実績評価」、「有望事業展開先国・地域」などに加え、個別テーマとして「製造業の提供するサービス」、「製造業が事業展開先で受けるサービス」、「現地法人の経営管理」等についても調査が行われました。
 調査の結果として、海外生産比率、海外売上高比率については昨年度からやや低下し、事業展開見通しについては、海外事業の強化・拡大姿勢は2011年度をピークに漸減傾向が続いているとして、海外事業展開姿勢に一服感があるとしています。また、中期的な有望国では、第1位は中国(前回2位)、第2位インド(前回1位)、第3位ベトナム(前回4位)となっています。カンボジアは20位(前回17位)となりました。周辺国では、タイ4位(前回5位)、インドネシア5位(前回3位)、フィリピン8位(前回8位)、ミャンマー9位(前回9位)等でした。なお、中堅・中小企業に限ると、カンボジアは11位(前回13位)と更に順位が上がります。
 製造業が事業展開先国で受けるサービスは、地場企業の利用も多いものの、質は日系への評価高くなっているとしています。法務・会計・税務サービスについては、地場の事務所の利用割合が高く、物流についても、地場企業の利用が日系に比べてやや高くなっています。他方、これらのサービスの質については、日系事務所・企業への評価が高くなっています。マーケティング・広告については、日系事務所を利用する割合は低く、デザイン・設計については、そもそもサービスの利用自体が少ないと分析しています。
(写真は、プノンペン北部の高層ビル街)

国際協力銀行のサイト
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2017/1122-58812


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本格的中国火鍋 小肥羊(シャオフェイヤン)

2017年11月26日 | 生活環境
 プノンペン中心部、パストゥール通りと214通りの交差点に、本格的中国火鍋のチェーン店「小肥羊(シャオフェイヤン)」が開店しました。小肥羊(シャオフェイヤン)は、中国内モンゴル自治区オルドス市発祥の火鍋レストランで、中国各地にチェーン展開しています。2006年には日本にも進出しており、17店舗を展開するに至っています。
 プノンペンの建物は3階建ての大きなもので、可愛い子羊のマークが目立ちます。隣には大きな駐車場も完備しています。内装は、ファミリーレストラン風ですが、清潔感があります。メニューは、おなじみの火鍋です。4種類のスープから選ぶことができます。具材は、ラムだけでなく、幅広く揃っています。真っ赤な麻辣スープも、辛さ控えめで美味しいです。また、つけだれが各種揃っていて、パクチー等の薬味も含めて、セルフサービスで自分好みのものを作れます。お客さんは、地元の方や中国系の方が多いようでした。価格設定は、中国のお店より高く感じます。プノンペンではちょっと豪華な値段かと思います。お試しください。

小肥羊(シャオフェイヤン) Little Sheep Hot Pot
https://www.facebook.com/LittleSheepKH/

日本の小肥羊(シャオフェイヤン)のサイト
http://www.hinabe.net/


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アプサラ会のイベント Music Makes You Smile

2017年11月25日 | 生活環境
 11月19日、プノンペン在住の日本人の女性を中心とするグループの「アプサラ会」が、プノンペンのイオンモールでイベント「Music Makes You Smile」を開催しました。ピアノやダンスなど、普段お稽古ごとに通われている方のための発表用ステージとして企画されたものです。小さなお子様から大人まで、ピアノ等の楽器演奏やダンス、新体操、合唱等様々な発表があり、楽しめました。また、スペシャルゲストとしてミスユニバース1999年日本代表、現在はソプラノ歌手として大活躍の小川里美さんや、Jazz Hip-hop界のトップダンサーYUKAさんも日本から来てくださりイベントを盛り上げてくれました。
 アプサラ会では、女性を中心に子どもや家族、女性特有の問題などにちょっとずつ役に立つ活動を目指しているとのことで、今後も様々なイベントを企画されているようです。
 引っ越してきた海外で寂しい思いをされる方もいらっしゃいますので、こうした集まりやイベントは大変良いことだと思います。今後も、活発な活動を期待したいと思います。

アプサラ会のフェイスブック
https://www.facebook.com/APSARAPhnomPenhCambodia/


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中根外務副大臣がカンボジア外務大臣と面談 内政状況への懸念伝える

2017年11月24日 | 経済
 11月20日、ミャンマーで開催されているASEM第13回外相会合に出席中の中根一幸外務副大臣は、プラック・ソコン・カンボジア外務国際協力大臣と会談しました。
 会談では、中根副大臣から、両国の戦略的パートナーシップを強化していきたいと述べ、本年8月のフン・セン首相訪日時に安倍総理大臣が表明した物流改善や人材育成、都市機能強化等の支援拡充はいずれも着実に進捗していると述べました。また、2018年に外交関係樹立65周年を迎える中、関係強化に向けた機運を更に高めていきたいと述べました。
 また、カンボジアにおける内政の動きについて、中根副大臣は、前回選挙において多くの国民の支持を得ていた野党の解党に懸念を表明し、2018年の選挙が国民の意思が適切に反映されたものとなるようカンボジア政府に働きかけました。これに対して、プラック・ソコン大臣からは、解党決定は国内法の適切な執行であり、また、国内では自由な政治活動を行うことができる、来年の選挙に向けてカンボジア政府として多党制民主主義を堅持していくとの考えを述べたとのことです。
(写真は、新聞発表より)

外務省の新聞発表
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005298.html


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中央銀行 金融機関の社債発行を承認

2017年11月23日 | 経済
 11月17日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、商業銀行及びマイクロファイナンス機関の社債発行及び株式上場に関する省令(9月27日付)を公表しました。今後、金融機関は、新株発行や社債発行により、資本市場からも資金調達が可能となります。
 マイクロファイナンス機関では、預金認可を受けた7機関のみが預金により必要資金を集めていますが、その量は限られているのが実情で、海外からの借り入れが多額となっている機関も多くなっています。そのため、資金調達コストが高くなっており、特に今年から導入された貸付金利キャップ(18%/年)により、利ザヤがとりにくい状況となっていました。新株発行や社債発行により、資金調達コストの低下が見込まれるため、金融機関側からは歓迎の声が上がっています。また、海外からの借り入れはドル建てがほとんどであるため、リエル建てでの貸付では、為替のミスマッチも懸念されます。
 また、現在は、金融機関の余剰資金は中央銀行に預託するしかありませんが、カンボジア国立銀行では、社債市場や株式市場の拡大により、これらの余剰資金の運用先の多様化に貢献することにも期待を示しています。
 なお、株式上場(新株発行)や社債発行については、中央銀行の認可を受ける必要があり、財務状況や内部統制等について審査されることとなっています。
 カンボジアの金融市場は、経済の拡大と金融機関への信認回復によって、急速に拡大しつつあります。経済成長を切れ目なく支えるという観点からも、金融機関の資金調達手法の多様化は望ましいことであり、健全性を維持しつつ十分な資金が調達可能となり、円滑かつ低コストの資金供給が拡充されることが期待されます。


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神鋼環境ソリューション カンボジアで水道事業参入

2017年11月22日 | 経済
 11月16日、神鋼環境ソリューションは決算説明会を開催し、その中で、プノンペン近郊で水道事業に参入する計画を明らかにしました。同社は、これまでに日本のODA案件でモンドルキリ州セン・モロノム市に浄水設備を納めた実績がありますが、今回の事業では、 設備納入だけではなく、飲料水供給事業を現地パートナーと実施する計画です。現在、水道事業免許取得に向けて、カンボジア工業手工芸省と最終調整中で、早ければ年内にも事業免許を取得できる見込みとのことです。日本の企業がカンボジアで水道事業そのものを実施するのは初めでです。
 同社によりますと、今回の事業は、プノンペン中心部から北方10キロメートルにあるメコン川の中州・コーダック島とコーオクニャテイ島に配水する事業となります。対象面積は約20平方キロメートルで、メコン川からの取水設備、浄水設備、各戸への給水管などを整備する計画です。事業費は非公表となっています。同地域にはこれまで水道がなかったとのことです。

神鋼環境ソリューションの発表
http://www.kobelco-eco.co.jp/ir/pdf/2017/2017_kessansetumeikai_1120.pdf


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国際物流セミナー開催 スン・チャントール公共事業運輸大臣が講演

2017年11月21日 | 経済
 11月16日、日本の国土交通省は、南部経済回廊の中心にあるカンボジア周辺の物流事業への日本企業の参画を促進するため、物流をテーマとしたセミナーを東京で開催しました。
 セミナーでは、スン・チャントール公共事業運輸大臣兼上級大臣による基調講演「カンボジアにおける物流改善に向けた取組み」に続き、国土交通省総合政策局の町田倫代国際物流課長による講演「日本の物流施策について」、国際協力機構(JICA)の古市正彦国際協力専門員による講演「諸外国における物流改善策の優良事例について」、東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻の柴崎隆一准教授による講演「ASEAN諸国における国際物流研究の展開:協同と政策シミュレーション」等が行われました。
 スン・チャントール大臣の基調講演では、カンボジアの物流改善に向けて、道路や港の整備等のハード面、また制度構築、人材育成等のソフト面での現在の取組状況や今後の発展可能性について述べられ、日本の物流関係者に対して更なる調査・研究の推進や、民間企業による投資について働きかけがありました。
 なお、セミナーには、日本の物流事業者や学識研究者、物流分野専攻学生など126名が参加し、主にカンボジアの物流事業への参画可能性について講演者と意見交換を行ったとのことです。

国土交通省の新聞発表
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo06_hh_000232.html


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年11月20日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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カンボジア最大野党の救国党に解党命令

2017年11月20日 | 経済
 11月16日、カンボジア最高裁判所は、最大野党・救国党に解党を命じる判決を下しました。ケム・ソカ党首らによる国家反逆に関する疑いを認めたものです。また、救国党員など118人について5年間の政治活動禁止も盛り込まれました。
 この決定について、カンボジアの民主主義の後退であるとの批判が強まっています。特に、国家転覆の動きを支援したと名指しされている米国の反発は強く、ホワイトハウスは声明で「カンボジア王国政府に対し、カンボジア救国党に対する一連の措置の撤回を求める。」とし、「現在の流れでは、来年の総選挙の正統性、自由、公正さが保証されない。」と述べています。EUも、カンボジアの動きを批判しており、特恵関税制度であるEBAの適用除外をちらつかせています。
 他方、今回の動きの背景に中国の支援があるという見方は広まっています。カンボジアよりもはるかにひどい人権抑圧、共産党一党独裁を続けている中国に国際社会が物申さないことが、今回のカンボジアでの動きを許すことに繋がっているとも言えます。
 カンボジアの経済は概ね問題なく高い成長率が続いていますが、カンボジアの国内政治が経済に対する大きなリスクとして浮上してきています。今後も政治状況を注視していく必要があります。


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ハードロックカフェ プノンペンにも開店

2017年11月19日 | 生活環境
 プノンペン北部、複合高層ビルのエクスチェンジスクエアにハードロックカフェが開店しました。カンボジアでは、シェムリアップ店に続き2店目となります。インテリアは、ハードロックに関する衣装や楽器、写真等が飾られていて目を惹きます。メニューはおなじみの巨大なハンバーガーが人気のようです。バーでは様々なカクテル(サイズが大きい!)も作ってくれます。今回は、定番のチキンシーザーサラダ(15ドル)、クラッシッククラブサンドイッチ(10.9ドル)を頼んでみました。いずれも一人で食べきるのはちょっと難しそうなボリュームです。店内には、もちろんロックな曲が流れていて、夜はバンドが入って大盛り上がりでした。バンド演奏では、リクエストにも気楽に応じてくれていました。お値段はカンボジアとしては相当高めの設定です。1階にはTシャツやパーカー等を販売するショップも併設されています。お試しください。

ハードロックカフェ プノンペン
http://hard-rock-cafe-phnom-penh.business.site/
https://www.facebook.com/hardrockcafephnompenh/?fref=ts

定番のチキンシーザーサラダ(15ドル)、クラッシッククラブサンドイッチ(10.9ドル)。とにかくボリュームがすごいです。



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リーズナブルな和食屋さん 山葵

2017年11月18日 | 生活環境
 バンケンコンに新しくできた和食屋さん「山葵」です。上海で修業された日本の方のお店です。店内はカウンターがメインです。メニューは、おつまみ類も充実していますし、若い方向けのボリュームのある料理(唐揚げやソーセージ)、ご飯もの(卵かけご飯やパスタ)もあります。日本人の大将の料理は、「うまい」と感じさせてくれるものが多く、色々と頼んでしまいました。漬物の盛り合わせ(2.5ドル)にも工夫が感じられ、好ましい感じです。値段設定もリーズナブルで、4人で飲んで色々食べて65ドルでした。お客さんは日本の方々中心で、カウンターは一杯の盛況でした。なお、上海にいらしたとのことで、大将は中国語も相当の腕前で、メニューにも中国語が併記されています。お勧めです。お試しください。

山葵 Japanese Grill & Bar Wasabi
https://www.facebook.com/wasabiphnom/

一工夫を感じる漬物(2.5ドル)


これも美味しかった炙りサーモンいくら乗せ(5.75ドル)


最後は、ステーキ(150g)。13ドルです。



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