カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

本年もご愛顧頂きありがとうございました2020

2020年12月31日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」を、本年もご愛顧頂きありがとうございました。2007年11月から始めたこのブログが続いておりますのも皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。また、皆様から暖かいコメントも頂き、本当に元気付けられました。

 本年は新型コロナの影響でカンボジア経済も大きな打撃を受けましたが、2021年は回復するとの見方が多数派です。しかし、海外への輸出、海外からの投資、海外からの観光客に頼っているカンボジア経済の回復には、世界経済全体の回復が必要であり、全面的な回復にはまだ時間を要するものと見られます。

 カンボジア総合研究所では、毎日更新のブログ「カンボジア経済」、毎週月曜日の朝にお届けするメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しております(無料です)。
 更に、NNA(ニュースネットワークアジア)で毎月第三金曜日掲載の「カンボジア経済通信」、毎週金曜日のモーニングスター「新興国情報EM eye」、Yahoo!ファイナンス、アジアビジネス情報ポータルサイト「タイプラスワン」、毎月更新のみずほ銀行のMIZUHO Grobal Infostation、隔月発行の雑誌ニョニュム「ニョニュムタイムズ」等の様々なツールを活用して、カンボジア経済情報を発信しております。皆様のお目に留まれば幸甚に存じます。

 2021年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。



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カンボジア経済2020年10大ニュース

2020年12月30日 | 経済
 2020年も押し詰まりました。カンボジア総合研究所チーフエコノミスト鈴木博の選ぶ「カンボジア経済2020年10大ニュース」です。(なお、日付はブログ記事掲載日です)
(写真は、アンコールワットです)

第1位 新型コロナの猛威 国内感染は抑え込むも経済は大打撃

 今年は新型コロナウイルス問題が世界中を覆いました。カンボジアは、死者ゼロを続けており、国内での感染の抑え込みには成功しています。しかし、カンボジア経済は海外への依存度が高く、先進国や中国、周辺諸国の経済状況の悪化が直接大きく影響しました。欧米への輸出がメインの縫製業、中国等からの観光客に頼る観光業、中国等からの投資に頼る不動産・建設業等、カンボジア経済の主要エンジンは大きな打撃に直面しました。政府は、貧困世帯への現金支援、失業・一時帰休労働者への手当支援、中小企業への融資支援等を行っていますが、2020年の成長率はマイナスとなるものと見られます。なお、2021年はV字回復が期待されています。
 世界的な新型コロナ対の影響で、出入国規制が強化され、カンボジアと日本を行き来することが難しくなりました。ANAの成田・プノンペン直行便も4月から運休となりました。
 ブログ「カンボジア経済」では、毎週月曜日に前週の新型コロナの状況をお伝えしています。

12月28日 新型コロナ カンボジアの状況 12月28日
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0a879ff4f1f6769b89995a907db670e3


第2位 EU 特恵関税制度EBAの一部資格停止 英国は離脱へ

 8月12日、欧州連合(EU)の欧州委員会は、カンボジアに適用している特恵関税制度EBAの一部を停止すると発表しました。フン・セン政権が2018年の選挙がらみで強権的な対応をとったこと等から、「組織的かつ深刻な人権侵害」が続いていることを理由としています。全品目ではなく、衣料品や靴の一部、砂糖などが対象で、影響額はカンボジアの対EU輸出総額の約2割に当たる10億ユーロ(約1250億円)程度となる見込みです。なお、EUを離脱した英国は、2021年1月から独自の特恵関税制度UKGSPに移行しますが、この停止措置を引き継がないとしています。

8月16日 EUの特恵関税制度EBAの一部資格停止 ついに発動
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/18f7e4a6680b0a0adb787d9effbfec03

12月22日 英国 カンボジアに特恵関税を全面適用 EUの制裁は引き継がず
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/cb893e4fac0d3b7123c71f394c153d9c


第3位 中央銀行デジタル通貨「バコン」始動

 10月28日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、中央銀行デジタル通貨「バコン」の正式スタートを記念する式典を開催しました。バコンは、日系企業のソラミツ社とNBCが協力して開発した中央銀行デジタル決済システムです。世界で2番目のスタートであり、大いに注目されます。

11月3日 カンボジアの中央銀行デジタル通貨バコン 正式スタート
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/716f8a4b0543325658068f4d3c71b9f3

6月26日 中央銀行 次世代決済システム バコン白書
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/4d234c048ea66693ffa1d6bc4ae20ca9


第4位 米中対立激化 カンボジアの軍事基地に中国進出疑惑

 今年は、米中の対立が激化しました。小国であるカンボジアは、板挟み状態で綱渡り外交を強いられています。そうした中で、カンボジア軍のリアム海軍基地や、中国の民間企業が開発したダラ・サコー空港に中国軍進出疑惑が浮かび、米国からの「絶対に許さない」との強いメッセージが伝えられ、カンボジア政府は対応に追われました。

10月13日 カンボジアのリアム海軍基地 米国建設の軍施設破壊 中国進出の懸念深まる
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/67dc4278e86247a6fd6ff39bd38324e5

9月24日 米国 中国の優聯集団に制裁 カンボジアへの中国軍進出を懸念
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/baae8444306866ae26d1beff84139018


第5位 自由貿易協定 調印相次ぐ RCEP、中国FTA

 カンボジアは、EUの特恵関税制度の一部資格停止を受けたこともあり、他国との貿易協定に積極的な姿勢を示し、地域的な包括的経済連携(RCEP)や中国との自由貿易協定に調印しました。また、韓国との自由貿易協定も交渉中です。ただ、これらの国とは、ASEANの自由貿易協定が既にあり、短期的に大きな効果を期待するのは無理があるものと見られます。

11月18日 地域的な包括的経済連携(RCEP)ついに調印 カンボジアへの効果は未知数
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/39e885e001234cd3d9ffc483deb72ba2

10月20日 中国の王毅外相 カンボジア訪問 自由貿易協定に調印
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/8cf8eed0847b6144f7a5a564accb2060


第6位 洪水被害甚大

 カンボジアでは毎年のように雨期の終わりに洪水となっています。今年は、10月中旬から降り始めた雨で、大きな被害が出て、10月20日までに、34人が死亡、10万4348世帯が被害を受け、4万2332人(1万583世帯)が避難しました。

10月23日 洪水被害広がる2020
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/dfd7c00daac1589ccdcb89941c0cc1cf


第7位 日本政府 カンボジアを支援 250億円の巨額円借款供与

 日本政府は、新型コロナで経済的影響を受けたカンボジアを支援することを目的とした緊急財政支援として250億円の円借款を供与しました。金額も大きく、タイミングも迅速で、大いに評価されます。日本政府は、この他にも、新型コロナ対策や洪水対策をはじめとして、カンボジアに本当に役に立つ支援を多数打ち出しています。

日本・カンボジア外相電話会談 円借款250億円を供与へ
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/85f67272fd5ad8c093e5c21dd50963e6


第8位 リエルの使用促進 ドル少額紙幣枯渇

 5月28日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、金融機関向けに通達を発出し、9月1日以降、少額ドル紙幣(1ドル札、2ドル札、5ドル札)の中央銀行への持ち込みに際し手数料を課す可能性があると伝えました(実施は延期されている模様です)。この結果、少額ドル紙幣が市中で不足する事態となりました。プノンペンのイオンモールでは、8月1日以降、おつりについては1ドル札、5ドル札、10ドル札を使用せず、リエルに換算してリエル現金で支払うこととしています。カンボジアは高度にドル化した経済ですが、脱ドル化は非常に難しい政策の一つであり、慎重にゆっくりと進めることが肝要と見られます。

6月2日 中央銀行 ドルの小額紙幣に関する通達 思わぬ誤解で混乱招く
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/9e64d54b10e755c8062545c9b668802a

8月6日 イオン 8月からおつりを一部リエル化 少額ドル紙幣不足で
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/27c2385778aaf6627edf594e41c56256


第9位 ACLEDA銀行が大型上場

 5月25日、カンボジアの商業銀行最大手のACLEDA銀行が、カンボジア証券取引所に上場しました。新規発行により、約1720万ドル(約18億4000万円)を調達しました。
 8月12日、マレーシア系のPestech International Berhadのカンボジア現地法人の電気設備会社ペステック(PESTECH (Cambodia) Plc:略称PEPC)も、カンボジア証券取引所に上場しました。

5月28日 ACLEDA銀行株式上場 証券取引所も活況へ
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/332490fb592d555618df9b179c1c6a45

8月18日 ペステック カンボジア証券市場に上場
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/6d9542d52639fd16ebab808214c50dbe


第10位 証券取引所に社債上場相次ぐ

 民間企業による社債の発行、カンボジア証券取引所への上場が相次ぎました。まず、商業銀行中堅のプノンペン商業銀行が社債を4月21日に上場しました。続いて、カンボジアの流通大手RMA (Cambodia) PLCが4月30日に上場しました。この社債は、カンボジアで初となる信用保証・投資ファシリティ(Credit Guarantee&Investment Facility: CGIF)の保証が付されています。また、マイクロファイナンスのプラサックは、5月5日に社債を上場しました。

5月5日 プノンペン商業銀行、RMAC、プラサック 相次いで社債を発行・上場
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/81ad0e580582a4ff675887e46c9b7c51


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カンボジア 1月1日から輸入関税・特別税引き下げへ

2020年12月29日 | 経済
 カンボジア政府は、12月16日付政令第208号を公布し、2021年1月1日から一部の品目について輸入関税率及び特別税率を引き下げると発表しました。関税の税率がゼロとなるのは、飲食料品の原料、太陽光発電設備等13品目(現行税率7%)、生産サプライチェーンで使用される加工機械・工具56品目(同15%)、アルコール消毒液の原料3品目(同35%)等です。また、特別税では、縫製・自転車生産などに使用される潤滑油16品目(同10%)と、その他潤滑油8品目(同25%)が税率ゼロとなりました。この他、医療用アルコール関連品等76品目について、輸入関税を減税します。
 潤滑油の特別税については、日本・カンボジア官民合同会議でも引下げを陳情していたものであり、大きな改善と言えます。また、新型コロナ対策に対応して、消毒用アルコール関連についても引下げを決定したものと見られます。カンボジア産業界も政府の対応を大いに歓迎しています。カンボジア政府が産業振興のために真摯に取り組んでいる姿勢が高く評価されます。
(なお、カンボジア日本人会商工会の会員の方は、政令の英訳を商工会サイトでご覧になれます)
(写真は、関税がゼロとなる太陽光発電)



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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2020年12月28日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、またはブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

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新型コロナ カンボジアの状況 12月28日

2020年12月28日 | 経済
 カンボジアでの新型コロナウイルスの国内感染による新規陽性者数は、4月12日以降ゼロの日が続いていました。しかし、11月3日にカンボジアを訪問し、その後陽性が確認されたハンガリーのシーヤールトー外務貿易大臣関係で国内感染が疑われる陽性者が11月7日以降に4名確認されました(11月3日事変と呼ばれています)。更に、11月28日市中感染事件と命名された国内感染により12月27日時点で41名の陽性者が確認されています(先週はゼロ)。また、海外帰国者の陽性者が空港での検査や2回目以降の検査等で発見されています。先週の海外帰国者の新規陽性は2名です。12月27日の保健省発表によれば、累計陽性者数は364名(12月20日から2名増)となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は356名です。なお、海外からの入国者の新規陽性者は、シンガポールから入国したインドネシア人1名、米国から台湾経由で帰国したカンボジア・米国人1名とのことです。
 12月20日、タイのサムットサコーン県で発生した大規模クラスターに対応して、カンボジアではタイ国境での出入国管理が厳格化されています。サムットサコーン県は、カンボジア国境から300キロ以上離れたところですが、カンボジアとタイの間は、主要3国境以外は閉鎖とされています。また、保健省や労働省は、タイからの帰国者やタイへの出稼ぎ者に関する通達を出しています。帰国者には14日間の隔離が義務づけられていますが、隔離施設の収容能力等の問題が発生している模様です。国軍トラック約70台が派遣され、要隔離者の隔離センターへの移送などを支援しているとのことです。また、本件に関連して保健大臣は、感染が疑われる患者への指定国立機関(各州の国立リファラル病院、プノンペンのソビエト病院)以外での診察・治療の禁止と指定国立機関への移送に関する通達を発出しています。
 12月23日、カンボジア政府は、新型コロナの影響を受けている企業等に対する税金の減免措置の延長を決定しました。観光業、航空業等に対する措置は、来年3月末まで延長されます。また、失業・一時帰休労働者に対する手当支援も来年3月末まで延長されます。また、予定されていた年金の導入は、来年7月以降に延期が決まりました。
 12月27日、保健省は、11月28日市中感染事件の市中感染者が先週はゼロとなったこと等から、同事件に関連したレストランや店舗の再開を許可しました。
 12月26日、日本政府は、日本への入国を規制する水際対策強化に係る新たな措置を発表し、12月28日から、全ての国・地域からの外国人の新規入国の一時停止(来年1月末まで)、日本人の短期出張からの帰国時における特例措置の一時停止等の規制強化を実施します。英国や南アフリカで確認されたで変異ウイルスの侵入を防ぐための措置です。詳細は、外務省のサイト等をご確認ください。
 カンボジアでは、新規陽性者の数が落ち着いていることから、感染防止対策が次第に緩んできていて、経済活動も復旧してきていました。しかし、11月3日事変や11月28日市中感染事件が起きたことにより、一般国民レベルでも国内感染への不安が広まったこともあって、対策がかなり引き締められている模様であり、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策が再び強化されています。カンボジアの陽性者数は、欧米や日本に比べると圧倒的に少ないのですが、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念が残ります。感染対策を十分に行う等、十分な注意が必要です。なお、出入国手続き等につきましては、頻繁に変更されていますので、日本大使館のサイト等を十分にご確認ください。
(写真は、活況だったポイペト国境。2018年4月撮影)

カンボジア日本人会のフェイスブック
https://web.facebook.com/Jacambodia/

在カンボジア日本大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000197.html


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プノンペンの新名所 ロイヤル・トレイン・コーヒー

2020年12月27日 | 生活環境
 プノンペン北部、プノンペン駅の構内に停車した客車を利用したカフェ「ロイヤル・トレイン・コーヒー」です。駅構内の留置線に止めた客車2両を活用したカフェです。客車の外にテラス席もあります。客車内はクーラーも効いていて快適です。メニューはドリンク中心です。今回は、トレインカフェフラッペを頼んでみました。6000リエル(約150円)とリーズナブルな価格です。日曜の午後に行ったのですが、地元の若い方々で満員の盛況でした。カフェの周りや駅構内で、ポーズをとって写真を撮りまくっていました。フェイスブックにアップされるのだと思います。プノンペンの新名所という感じで、人気が出ているようです。なお、現在駅舎内は、ショッピングモール建設のために工事中ですのでご留意ください。鉄道ファンにはお勧めです。ぜひお試しください。

ロイヤル・トレイン・コーヒー
https://www.facebook.com/TRRCambodia/posts/3314733981982764

車内は椅子が取り払われ、カフェ風になっています。


トレイン・コーヒー・フラッペ。可愛い蒸気機関車のマークが嬉しいです。


若いカップルたちは写真を撮るのに夢中です。



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カンボジアの涼しいクリスマス 盛り上がらず

2020年12月26日 | 社会・風土
 カンボジアは、仏教国ということもあって、クリスマスはまだ一般に浸透しているとは言い難い状況です。「サンタクロース」を知らないカンボジア人もまだ相当に多いものと見られます。ただ、外国人やプノンペン等の若い層は、クリスマスパーティやコンサート、プレゼント等のクリスマスの行事を例年は楽しんでいました。しかし、今年は新型コロナの影響で、教会での集会や一般のパーティ等は禁止との通達も出ており、盛り上がりに欠けるところがありました。クリスマスイブにイオンモールを訪問して見ましたが、クリスマスムードはあまりなく、クリスマス用品売り場も閑散としていて商品は70%OFFとなっていました。
 また、今週(クリスマスの週)は、プノンペンやシェムリアップでは最低気温が20度ほどにまで下がりました。ほとんどの家に暖房はなく、冬用の洋服も持っていない人も多いため、結構な「寒さ」となります。なお、最低気温が17度を下回ると「低温注意報」が出るとのことです(なお、東京では、低温注意報が出るのは、マイナス7度です)。
(写真は、ラッフルズホテルのクリスマスツリー。ちょっと大人の雰囲気です)

イオンのクリスマス用品売り場。クリスマスイブなのに70%OFFは、ちょっと寂しいです。



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アジア開発銀行 カンボジアの国債発行に関するセミナー実施

2020年12月25日 | 経済
 12月15日、カンボジア証券取引委員会(SECC)とアジア開発銀行(ADB)は、カンボジアにおける国債市場の開発に関するオンラインセミナーを開催しました。アジア開発銀行は今年4月のレポートで、カンボジア政府に国債発行を提言していました。カンボジアでは、国債の発行・流通を目指して、新政府証券法案が今年9月に完成し、12月21日に上院で承認されています。セミナーでは、この政府証券法や国債市場の開発が議論されました。具体的には、債券の発行承認手続き、国債の他国市場での発行、国債の需要を高める方策、現在リエル建てしか認められていない国内市場規制等が討議されました。
 カンボジアの国債発行については、日本政府の支援で2018年に野村総研が調査・提言を行っています。調査では、カンボジアで国債を発行した場合、期間5年もので、金利がドル建てで7%以上、リエル建て6.5%~7.75%程度と高い水準となる一方、ODA等で借り入れた場合の金利が低い(日本の円借款金利は0.01%)ため、海外からの借入を代替する意味での国債発行は必要性が低いとしています。他方、カンボジア政府の資金フローの安定化、国家社会保障基金(保険・年金)等の機関投資家の安定的長期運用手段の提供といった意味では、リエル建ての国債発行は意味があるものとしています。また、高度にドル化した経済の中でリエルの使用を促進するため、カンボジアの中央銀行(NBC)が銀行貸付の10%以上をリエル建てとすることを求めており、リエル建ての国債については一定の需要があると見込んでいます。 
 カンボジアでは、インフラ整備等のために海外から借り入れを行っていますが、今のところ金利が低く期間も長い譲許的借款(日本の円借款や国際機関からの借入等)を中心に借り入れており、いわゆる「借金漬け」を免れています。国債を使った民間からの借り入れは、金利も高く、返済期間も短いものとなるため、政府の資金繰り安定化や金融機関のリエル使用促進といったことを目的とした限定的発行とすることが当面は必要となるものと見られます。また、日本のように野放図に国債発行を行うだけの信用力がカンボジアには欠けているため、債務の管理を徹底して行うことも重要な課題になるものと見られます。
(写真は、カンボジア証券取引所)



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カンボジア 2020年11月の物価上昇率

2020年12月24日 | 経済
 国家統計庁から発表された2020年11月の物価上昇率(対前年同月比)は、3.7%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、2015年終盤から若干の上昇に転じています。その後、2017年初頭に4%台まで上昇しましたが、2017年5月以降は3%未満で安定していました。2018年10月は久しぶりに3%を超えてきましたが、11月は2%台に戻り、12月以降はさらに低下しました。しかし、2019年8月以降3%台となる月が出てきています(2015年1月0.4%、2月1.6%、3月1.1%、4月1.2%、5月1.0%、6月0.7%、7月0.8%、8月1.0%、9月0.9%、10月1.3%、11月1.9%、12月2.8%、2016年1月3.1%、2月2.3%、3月2.0%、4月2.8%、5月3.2%、6月3.3%、7月3.0%、8月3.0%、9月2.9%、10月3.4%、11月3.6%、12月3.9%、2017年1月4.4%、2月4.0%、3月4.2%、4月3.2%、5月2.5%、6月2.3%、7月2.3%、8月2.6%、9月2.7%、10月2.1%、11月2.3%、12月2.2%、2018年1月2.0%、2月2.3%、3月2.3%、4月2.4%、5月2.9%、6月2.8%、7月2.3%、8月1.9%、9月2.6%、10月3.1%、11月2.5%、12月1.6%、2019年1月1.6%、2月2.4%、3月2.3%、4月2.6%、5月2.3%、6月1.6%、7月2.2%、8月3.1%、9月1.7%、10月1.3%、11月1.8%、12月3.1%、2020年1月3.6%、2月2.7%、3月2.8%、4月1.9%、5月2.4%、6月3.2%、7月3.1%、8月2.0%、9月2.9%、10月3.7%)。なお、10月と比べると11月は0.1%の上昇でした。
 ガソリン価格は、政府による価格メカニズム導入の効果もあって細かく動いています。10月の3063リエル/リットルから、11月は3053リエル/リットルと小幅な値下がりでした。ディーゼルは、10月の2716リエル/リットルから、11月は2705リエル/リットルに小幅な値下がりでした。国際原油価格(ニューヨーク市場のWTI)は、激しく動いています。昨年は中東問題で60ドル/バレル台に一時上昇することもありましたが、概ね50ドル台で推移していました。しかし、コロナウイルス問題等で3月には一気に30ドル近辺に下がり、4月は先物期日の特殊要因とは言え史上初めて価格がマイナスとなりました。その後も激しく上下動しましたが、5月には20ドル台、6月には30ドル台後半にまでもどし、最近は40ドル台後半で推移しています。カンボジアのガソリン価格も国際価格に連動して動いており、4月に2250リエルまで低下した後、上昇し、その後は落ち着いています。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を引き続き安定的と見ています。2020年の物価上昇率について、アジア開発銀行は2.1%、世界銀行は3.0%、国際通貨基金(IMF)は2.5%と予測しています。
(写真は、プノンペン市内のガソリンスタンド。11月14日撮影)  


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世界銀行 カンボジア経済アップデート2020秋

2020年12月23日 | 経済
 12月15日、世界銀行は「カンボジア経済アップデート2020年11月:限定的な回復」を発表しました。
 カンボジアの2020年の成長率については、マイナス2.0%と予測していますが、2021年には4.0%に回復すると見ています。新型コロナの影響は深刻ですが、経済回復の兆しも見えているとしています。国内消費は、政府の新型コロナ関連規制もあって抑制されているものの、外国直接投資は縫製業以外の産業や農業等で回復傾向にあります。カンボジアからの製品輸出は、全体的には落ち込んでいるものの、自転車、電気部品、自動車部品、農産物の品目は健闘しています。国内旅行需要が、落ち込んでいる観光業を下支えしていると見られます。カンボジア政府による経済対策は、保健関連支出、現金支援、中小企業向け融資支援、税免除等でGDPの5%に達する大規模なものになっていると見ています。なお、物価上昇率は問題ないと見られます。
 経済の早期回復には、貧困世帯向け支援、成長志向の公的投資、雇用回復のための労働集約型産業の振興等が必要であると提言しています。また、内外の投資を振興して、最近調印されたRCEPや中国との自由貿易協定を活用することも必要としています。なお、不動産については、ブームの後のリスクが高まっており、モニタリングが重要であると提言しています。
 なお、2020年6月~9月に500社を対象にして実施したビジネス動向調査(BSP)の結果も含まれています。調査結果では、新型コロナの影響は中小企業やシェムリアップの企業において特に深刻であるとしています。

世界銀行の発表(英文です)
https://www.worldbank.org/en/news/press-release/2020/12/15/cambodian-economy-hit-hard-by-pandemic-but-projected-to-recover-in-2021


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英国 カンボジアに特恵関税を全面適用 EUの制裁は引き継がず

2020年12月22日 | 経済
 12月18日、カンボジア外務国際協力省は、2021年1月1日からカンボジアから英国向けの輸出について、英国独自の特恵関税制度UNGSPが全面適用されると発表しました。12月16日に開催されたプラック・ソコン外務大臣とティナ・レッドショー英国大使との会談で確認されたとのことです。
 注目されるのは、EUが今年8月から実施している特恵関税制度EBAの一部資格停止について、1月以降、英国は引き継がないとしている点です。EUは、フン・セン政権の強権化に対する制裁措置として、2020年8月12日から特恵関税制度EBAについてカンボジアの資格を一部停止し、輸出額の2割程度を占める品目について関税を課すとしていました。英国は、EU離脱にあたり、カンボジアへの新型コロナの影響、特に縫製業の労働者のように影響に脆弱な人々に配慮して今回の決定に至ったとしています。なお、人権問題については、別途、カンボジア関係当局と定期的に話し合うこととしたいとしています。
 英国のEU離脱に伴う経過措置期間が2020年末で終了するため、開発途上国から英国への輸入については、2021年1月1日より英国独自の一般特恵関税制度(UKGSP)に移行します。UKGSPは、原則としてEUのGSP及びEBAを踏襲したものとなる模様です。UKGSPは、3つのカテゴリーに分類されます。後発開発途上国(LDC)枠組、一般枠組、強化枠組です。カンボジアは、国連の分類で後発開発途上国(LDC)に分類されているため。後発開発途上国枠組の適用を受けます。この枠組は、EUの特恵関税制度EBAと同じで、武器以外のすべての品目について、関税ゼロ・数量枠無しでの輸入を認めています。なお、原産地規則については、EUの基準を準用するとしています。
 今回の英国の決定についてカンボジア側は歓迎しています。EUの制裁については、やむを得ないところもあるものの、新型コロナの影響の最中に実施したことについては様々な意見が出ていたことも事実です。今回の英国の決定は非常に順当なものであると見られます。カンボジアにとっては、大きな外交的勝利ともいえるものですが、英国とは引き続きしっかりとした対話を続けていく必要があるものと見られます。なお、EUがカンボジア産のコメに対して課しているセーフガード関税については今回の発表には含まれませんでしたが、こちらも引き継がれないことが期待されます。
(写真は、新聞発表より)

カンボジア外務省の発表(英文です)
https://www.mfaic.gov.kh/detail/49749


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2020年12月21日 | 一般
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新型コロナ カンボジアの状況 12月21日

2020年12月21日 | 経済
 カンボジアでの新型コロナウイルスの国内感染による新規陽性者数は、4月12日以降ゼロの日が続いていました。しかし、11月3日にカンボジアを訪問し、その後陽性が確認されたハンガリーのシーヤールトー外務貿易大臣関係で国内感染が疑われる陽性者が11月7日以降に4名確認されました(11月3日事変と呼ばれています)。更に、11月28日市中感染事件と命名された国内感染により12月20日時点で41名の陽性者が確認されました。また、海外帰国者の陽性者が空港での検査や2回目以降の検査等で発見されています。先週の海外帰国者の新規陽性は2名です。12月20日の保健省発表によれば、累計陽性者数は362名(12月13日から3名増)となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は345名です。なお、海外からの入国者の新規陽性者は、日本から韓国経由で帰国した日本人1名、米国から韓国経由で帰国したカンボジア・米国人1名とのことです。
 12月15日、フン・セン首相は、テレビ等を使って国民に対し新型コロナ関連の注意事項等を訴えました。まず、11月28日市中感染事件については、抑え込みつつあるがまだ終息したわけではないとして引き続き注意を求めました。ワクチンについては、世界保健機関(WHO)などが主導する「COVAX(コバックス)」と呼ぶワクチン購入の国際枠組みを通じて国民向けのワクチンを早期に調達するとしました。中国政府が自国開発のワクチンの提供を個別に申し入れていましたが、カンボジアは当面見合わせることとなります。当面人口の2割に当たる320万人分の調達を目指すとしています。また、一般的注意事項として、マスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンスを遵守することを求め、3密(英語では3C)を避け、クリスマスやお正月はパーティ等を避けて家で祝うことを求めました。
 市中感染事件の影響もあって1月11日に再延期されていた全国高等学校卒業試験の中止が決まりました。全国高等学校卒業試験及び全国中等学校試験に登録した全ての学生について、等級なしで全員合格とするとしています。
 12月15日、全日本空輸(ANA)は、成田とプノンペンを結ぶ直行便について、2021年2月は運休すると発表しました。同路線の運航を12月に再開したばかりでしたが、再び運休となります。なお、運行を発表済の12月1~19日の水・土曜日の週2往復、1月の9日と23日の便は運航するとしています。なお、12月4日の保健省通達を受けて、これまでカンボジア人は不要となっていた事前の新型コロナ陰性証明について、カンボジア人を含む全乗客に必須とし、成田空港で証明書の提示が必要となっています。カンボジアへの入国手続きの詳細は、日本大使館、日本人会等のサイトをご参照ください。なお、当初の説明と違っていたり、カンボジア各省関係者で説明が異なる等の事例もあり、運用も確定していない模様です。くれぐれもご留意ください。
 カンボジアでは、新規陽性者の数が落ち着いていることから、感染防止対策が次第に緩んできていて、経済活動も復旧してきていました。しかし、11月3日事変や11月28日市中感染事件が起きたことにより、一般国民レベルでも国内感染への不安が広まったこともあって、対策がかなり引き締められている模様であり、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策が再び強化されています。カンボジアの陽性者数は、欧米や日本に比べると圧倒的に少ないのですが、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念が残ります。感染対策を十分に行う等、十分な注意が必要です。

カンボジア日本人会のフェイスブック
https://web.facebook.com/Jacambodia/

在カンボジア日本大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000197.html


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台湾系ミルクティー Chicha San Chen

2020年12月20日 | 生活環境
 プノンペン北部の高層ビル「エクスチェンジスクエア」の2階(1st Floor)にできた台湾系ミルクティーのお店「Chicha San Chen 吃茶三千」です。きれいなショッピングエリアにあり、スタイリッシュな店造りです。メニューは、ミルクティーやバブルティー等がいろいろな組み合わせで楽しめます。今回は、クラッシックフルーツティー(3.6ドル)を頼んでみました。アイスティーの中にリンゴやパッションフルーツ、オレンジ等が入っていて、フルーツの自然の甘さがいい感じです。お茶は、エスプレッソマシンのような機械で一杯ずつ抽出しています。新型コロナの影響で、訪れるお客さんは少ないようでしたが、フードパンダ等のデリバリーは盛んの様でした。エクスチェンジスクエアにお越しの際はお試しください。 

Chicha San Chen 吃茶三千
https://www.chichasanchen.com/en/
https://web.facebook.com/chichasanchen.kh/?ref=page_internal

持ち歩き用のひももエコな感じです。



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移転後も盛況 高級バー ODIN 

2020年12月19日 | 生活環境
 東京恵比寿に本店を持つ高級バー「ODIN」は、2015年にプノンペンに進出しました。店名のオーディンは、北欧神話の戦の神様の名前と聞いています。今回2回目の移転で、プノンペン中心部のバンケンコン306通りに移り、お店はちょっと大きくなっています。1階には長いカウンターがあり、ずらりと並んだウイスキーやリキュールが素敵です。2階には個室があって、落ち着いた雰囲気です。お酒のバラエティは素晴らしいものがあります。プレゼンテーションもさすがで、カクテル類も、オーガニックなものも含めて充実しています。ゴルゴ13やジェームスボンドが愛飲するマティーニや、チャンドラーのハードボイルド小説「ロング・グッバイ」で有名なギムレット等、「男のカクテル」も楽しめます。しっかりとしたバーテンダーさんが、きびきびとした動きで対応してくれます。できれば、ゆったりと過ごしたいバーですが、カウンターが満員となることも多いようです。お値段は、日本では普通ですが、カンボジアでは高級です。お勧めです。お試しください。

Bar ODIN オーディン
https://www.facebook.com/pages/ODIN/1587893534796726


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