メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

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カンボジアの休日2012

　来年2012年の祝祭日が決定しました。政府・銀行等、週休二日の場合は、祝日が土日曜と重なる場合は、翌平日が振替休日となります。縫製業等の工場では、祝日が日曜と重なる場合は、翌平日が振替休日となります。旧正月は休日とされていませんが、休業とする企業・職場が多くなっています。

1月1日 日曜 インターナショナルニューイヤー International New Year's Day
1月7日 土曜 虐殺政権からの解放の日 Liberation Day
2月7日 火曜 万仏節 Meakkha Bochea
3月8日 木曜 国際女性の日 International Women's Day
4月13日～15日 金曜～日曜 カンボジア正月 Cambodia New Year
5月1日 火曜 メーデー Labour Day
5月5日 土曜 仏誕節 Visaka Bochea
5月9日 水曜 王室始耕祭 Royal Ploughing Ceremony
5月13日～15日 日曜～火曜 シハモニ国王誕生日 King Norodom Sihamoni's Birthday
6月1日 金曜 国際子供の日 International Children's Day
6月18日 月曜 モニク前王妃誕生日 King's Mother's Birthday
9月24日 日曜 憲法記念日 Constitution Day
10月14日～16日 日曜～火曜 プチュン・バン（お盆） Pchum Ben
10月29日 月曜 シハモニ国王即位記念日 King's Coronation Day
10月31日 水曜 シアヌーク前国王誕生日 King's Father's Birthday
11月9日 金曜 独立記念日 Independence Day
11月27日～29日 火曜～木曜 水祭り Water Festival
12月10日 月曜 国際人権の日 International Human Rights Day



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盆踊り2011

　10月23日（日曜日）に、第7回カンボジア日本人会盆踊り大会が、ダイヤモンドアイランドで開催されました。今年の参加人数は4000人ほどとのことです。人数が大幅に増えたため今年から会場を大きなところに変更しました。日本の方だけでなく、カンボジアの方々も多数参加して、大変な盛況でした。踊りは、カンボジアの伝統的な踊り、若い方々に人気のステップ、そして日本の盆踊りと、いろいろでしたが、事前の練習の成果か、カンボジアの若い方々も浴衣姿で大変上手に踊っていました。
　会場には、日本人会の皆さんのご協力で夜店が多数開かれました。「猛虎会」のお好み焼き、「東海賢人会」の味噌カツ、「仁」の味噌ラーメン等々美味しいものがたくさんありました。この他、ゲームや金魚すくいもあって縁日気分を盛り上げていました。また、今年も飴細工が人気でした。
　みんなで盛り上げるこのようなお祭りは、本当に楽しいものです。

カンボジア日本人会
http://www.jacam.cc/

カンボジアの若い方々もノリがいいです！



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第18回医療者勉強会

　カンボジアには、様々な医療関係者の方々が日本から来られています。お医者さんや看護師さんが、援助の事業や、NGO等のお仕事で来られています。これらの方々が集まって勉強会を開催しています。
　10月22日に開催された勉強会では、「ジャパンハートの活動紹介」と題して、「Japan Heart Cambodia　海を越える看護団」の現地代表を務めていらした松島麻理絵さんが講演されました。ジャパンハートは、カンボジアの地方農村部を中心に活動されており、移動診療や手術といった医療事業、小学生への保健指導や高校生への手当の指導等の保健事業、奨学事業を行っています。例として、コンポンチャムの保健センターでの活動が紹介されました。なかなか診療が受けられない農村部で、診療、投薬、手術等を行ったとのことです。現場に密着した支援を実施されている、医師、看護師の皆さんの熱意ある活動には感動しました。
　今回の勉強会には、30名ほどが参加しました（参加者の8割は女性でした）。


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カンボジア閣僚評議会 来年度予算案を承認

　10月19日に閣僚評議会は、来年度予算案を承認しました。総額は、29.6億ドル（約2250億円）です。今年度は24億ドル（約1820億円）、昨年度は20億ドル（約1520億円）でした。閣僚評議会では、この予算は国家開発計画を推進し、来年度７％の成長を後押しするものであるとしています。重点項目としては、コメの輸出振興、新規インフラの建設、縫製業の強化、観光業の振興が挙げられています。なお、予算案内訳の詳細はまだ発表されていません。

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IMFとJICA アジア低所得国の持続的開発 合同国際会議を開催

　10月12日に国際通貨基金（IMF）とJICAは合同で「アジア低所得国の持続的開発－インフラ投資と金融セクター開発－」と題した国際会議を東京で開催しました。会議には、カンボジア、キルギス、スリランカ、東ティモール、バングラデシュ、モルディブ、モンゴルといった、当事者であるアジア低所得国の関係者をはじめ約100名が参加しました。
　会議では、「低所得国は、財政状況が厳しい中、持続的な成長のために、いかにインフラ投資や金融セクター開発を行っていくべきか」というテーマについて、各国の政策の方向性を検討しました。「インフラ投資のための長期的な資金をいかに確保するか」、「政策制度改善などのインフラ投資に関する公的支援を、いかに民間投資の呼び水とすることができるか」、「アジアの低所得国における政府系金融機関の役割」等のテーマについて討議されました。

JICAのサイト
http://www.jica.go.jp/topics/2011/20111014_01.html


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シェムリアップ シアヌークビルについに定期便就航

　カンボジア・アンコール航空の発表によると、2011年12月14日よりシェムリアップ‐シアヌークビル線の運航が開始されます。シアヌークビルには立派な空港がありながら、これまで定期便がなかったのですが、ついに待ちに待った定期便の就航です。
　現在予定されているスケジュールは毎週月・水・金曜日の週三便、「K6-131便/シェムリアップ14：10発→シアヌークビル15：20着」「K6-130便/シアヌークビル15：50発→シェムリアップ17：00着」です。フライト時間は70分程度、機材はAT7、70名乗り、全席エコノミークラスのみとなっています。料金は、12月はプロモーションで、片道80$程度、往復120$程度とのことです（プロモーション終了後は、正規料金として片道178.2$、往復220$になります）。

このブログの2011年9月12日「シアヌークビルへの空路再開に向けて」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/a1d69685f4ba6d863c5e1dea0c099090

このブログの2008年10月3日「シアヌークビル国際空港」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/4771325d5fa37dd3aea90bb6e6a1fd3b


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世界銀行報告書 Doing Businessビジネス環境の現状 2012

　世界銀行は、毎年全ての国（183カ国/地域）でのビジネスのしやすさをランキングした「Doing Business （ビジネス環境の現状）」を発表しています。Doing Business 2012は、2011年10月20日に発表されました。　
　カンボジアは、今年は138位と昨年と同じ順位で横這いでした。10種類の項目で評価されていますが、カンボジアについては、税金支払が54位と健闘していますが、ビジネス開始が171位と悪くなっています。カンボジアも少しずつ改善しているのですが、投資促進のための努力も国際的な競争が厳しいようで、なかなか順位向上には結びつかないようです


世界銀行の新聞発表（英文です）
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:23027583~pagePK:34370~piPK:34424~theSitePK:4607,00.html

カンボジアのページ（英文）
http://www.doingbusiness.org/data/exploreeconomies/cambodia

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洪水被害に対して中国が5億ドルの支援を表明

　10月20日～21日に中国アセアンビジネス投資サミットに参加するために中国を訪問したフン・セン首相、チャン・プラシット商業大臣等は、温家宝主席と会談しました。中国側からは、カンボジアの洪水被害に対応するためとして、5億ドル（約380億円）の借款と200万ドル（約1億5000万円）の緊急贈与を供与すると表明されました。カンボジアに対して中国は既に800万ドル（約6億1000万円）相当の緊急物資供与を行っています。
　チャン・プラシット商業大臣は、「この支援は主に洪水で被害を受けた道路や灌漑施設といったインフラの修復に使用される。」と述べました。また、中国からは、インフラ修復計画を策定するための専門家も派遣されるとしています。


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月光

　プノンペンでもきれいな月光に照らされた景色を楽しむことができます。その名も「Le Moon」というバーからの素敵な眺めでした。月光の反射するメコン河とトンレサップ川、光る水面を走るきらびやかな遊覧船が幻想的です。川風に吹かれながら、素敵なカクテルとおつまみも楽しめます。最近は人気が高く、満員のこともあるようです。


このブログの2011年5月1日「スカイバー　Le Moon」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/3d0b399f12793ee39e83067d3878a44e


メコン河とトンレサップ川の合流点の川面に輝く月光。素敵です。



こちらは夕焼け。写真では本当の色合いが伝えられないのが残念です。




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タイ 世界遺産条約脱退を撤回

　タイのインラック政権は、前政権が打ち出していた世界遺産条約からの脱退を撤回する模様です。タイのアピシット前首相は、カンボジアの世界遺産プレアビヒア寺院（写真）の管理計画がユネスコの世界遺産委員会会合で承認されることに反発し、今年6月に世界遺産条約からの脱退を表明していました。しかし、7月の選挙でアピシット政権は敗れ、インラック政権となった後、タイとカンボジアの関係は急速に改善しています。この状況下で、インラック政権は、世界遺産条約脱退を思いとどまったものです。
　タイとカンボジアの関係が改善することは本当に喜ばしいことです。


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洪水被害 成長率を1%程度押し下げか

　キエットチョン経済財政大臣は、カンボジアで長引く洪水被害により、今年のGDP成長率が1%ポイント程度押し下げられるとの見込みを示しました。カンボジアの洪水被害は、メコン河流域、トンレサップ川流域で広がっており、農地の被害は44万5500ヘクタールに達するとの見方も出ています。雨季作の稲が水につかっている地域も多く、コメの収穫への影響が懸念されています。また、アンコールワットのあるシェムリアップ市も中心地域の冠水が続いており、遺跡観光等に影響が出ている模様です。キエットチョン大臣は、洪水に加えて、欧米での経済減速の影響への懸念も示し、来年の経済成長率への影響の可能性にも言及したとのことです。
　上の写真は、プレイベン州で完全に水没している水田地帯です（国道1号線から。9月18日撮影）。

このブログの2011年10月5日「カンボジアでも洪水被害広がる」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/91204a7d784bc647c12e97e7b01d5db3

飛行機から見たシェムリアップ郊外。水田がかなり水没しています。（9月25日撮影）


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カンボジア証券市場 取引開始は来年1月にずれ込みか

　キエットチョン副首相は、経済財政大臣とカンボジア証券取引委員会委員長を兼任されています。新聞報道によりますと、キエットチョン副首相は、カンボジア証券取引所での取引開始が、予定された今年末から若干遅れて、来年1月になるとの見通しを示したとのことです。その理由として、規制関係の整備の遅れと、株式市場への信頼感醸成に時間がかかっていることを挙げています。
　また、副首相は、政府系3公社（シアヌークビル港湾公社、プノンペン上水道公社、テレコムカンボジア）が株式公開（IPO）の準備を進めていることに加え、プノンペン港湾公社も上場を検討していることを明らかにしました。
　一日も早いIPOの開始と、株式市場での取引開始が期待されます。


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カンボジア・ライス・フォーラム開催

　10月17日にプノンペン・ダイアモンドアイランドで、「2011カンボジア・ライス・フォーラム」が開催されました。主催は、カンボジア政府（最高国家経済評議会等）とカンボジア中小企業協会連合会です。イムチェイリー副首相、キエットチョン副首相・経済財政大臣他カンボジアの政府要人、ビジネス関係者500名以上が参加しました。会場には、関係各社のブースも設置され、華やかな雰囲気でした。
　フォーラムでは、昨年カンボジア政府が打ち出したコメの生産・輸出振興政策（ライス・ポリシー）の目標を達成するための方策等が議論されました。
　日本からは、精米機等を製造するヤンマー、ヤンマーの精米機を輸入販売するJAPAMAX社、カンボジア日本ビジネスコンサルタンツの各社が、スポンサーとして参加し、ブースも設置されました。また、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）も後援しています。
　会場では、雑誌「カセコー・タマイ」（新しい農業）が配布されました。カンボジア総合研究所チーフエコノミスト鈴木博も寄稿しています。
　上の写真は、農林水産省のブースです。カンボジアの稲は背が高いです。

カンボジア中小企業協会連合会（FASMEC）のサイト（英文です）
http://fasmec.com/article/cambodia-rice-forum.html

会場には500名以上が集まりました。


ヤンマーの精米機等が展示されていました。




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