8月22日、カンボジア公共事業運輸省は、ベトナムとの間で相互に乗り入れ可能な自動車の台数枠を増加させることで合意したと明らかにしました。「両国の経済成長や国境貿易の大幅拡大に向け、相互乗り入れを許可する車両数を増やすことで合意した。9月か10月に覚書の作成について再び協議する」としています。
ベトナム政府とカンボジア政府は、越境交通協定(Cross Border Transportation Agreement: CBTA)に基づき、相互に乗り入れ可能な自動車の台数枠について協議してきましたが、今回のベトナムでの会合では、これまでのそれぞれ500台から800台に引き上げることで合意したとのことです。
越境交通協定とは、メコン地域の越境交通円滑化に関する多国間協定で、アジア開発銀行(ADB)の支援のもと、2003年にメコン地域5カ国(ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー)と中国が署名しました。越境交通協定議定書3「運輸サービスの頻度・容量、割当や認可の発行」に規定される越境可能な自動車の台数については、カンボジアは、ベトナムとの間では、2012年に500台ずつで合意・実施していました。
今回の割当台数増加により、カンボジアの運輸業界は更に厳しい競争に直面することとなりますが、サービス・価格ともに改善に向けた圧力となることが期待されます。
(写真は、ベトナムとの国境であるバベット国境)
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ベトナム政府とカンボジア政府は、越境交通協定(Cross Border Transportation Agreement: CBTA)に基づき、相互に乗り入れ可能な自動車の台数枠について協議してきましたが、今回のベトナムでの会合では、これまでのそれぞれ500台から800台に引き上げることで合意したとのことです。
越境交通協定とは、メコン地域の越境交通円滑化に関する多国間協定で、アジア開発銀行(ADB)の支援のもと、2003年にメコン地域5カ国(ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー)と中国が署名しました。越境交通協定議定書3「運輸サービスの頻度・容量、割当や認可の発行」に規定される越境可能な自動車の台数については、カンボジアは、ベトナムとの間では、2012年に500台ずつで合意・実施していました。
今回の割当台数増加により、カンボジアの運輸業界は更に厳しい競争に直面することとなりますが、サービス・価格ともに改善に向けた圧力となることが期待されます。
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