カンボジアは5月~10月が雨季です。この間には「バケツをひっくり返したような」スコールに襲われることもたびたびあります。特に、9月後半~10月はプノンペンも集中豪雨に見舞われます。傘も全く役に立たないような激しさです。そんな時はちょっと雨宿りするしかありません。プノンペンでも町のあちこちはすぐ水たまりと化します(日本政府が支援している排水事業で洪水被害は減少しているようです)。バイクに乗っている人たちの中には、ビニールポンチョをかぶって走っていく元気な人たちもいます。トゥクトゥクは、雨除けのカバーを出して走ります。プノンペンの街中は、洪水で通行できなくなるところも出て、道路は大渋滞となります。
しかし、この時期の雨は、農家には本当に大切な恵みの雨でもあります。
なお、プノンペン等の都市の洪水の際は、下水やごみ等が混入している可能性も高く、思わぬ病気の原因ともなりますので、なるべく洪水(水たまり)に入らない・触らない等の注意が必要です。
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