カンボジア中央銀行(NBC)によりますと、2014年のカンボジアの銀行セクターは順調な成長を続けています。2014年8月末の商業銀行35行の貸付残高総額は、対前年同期比34%増の84億7000万ドル(約9150億円)に達しています。また、預金残高総額は、対前年同期比39%増の91億9000万ドル(約9930億円)となっています。8月末時点の不良債権比率は2013年末の2.70%から若干増加して2.94%となっていますが、引き続き低いレベルにあります。銀行間市場の育成については、2013年から譲渡性預金証書(NCD)の発行を始め、2014年9月にはNCDの価格決定方法を見直す等の改善を行っており、次第に活性化しつつある模様です。
銀行セクターは、カンボジア経済を支える重要な役割を果たしており、NBCの銀行監督の下、引き続き健全な成長を続けることが期待されます。
(写真は商業銀行最大手のACLEDA銀行プノンペン本店。奥に新社屋となる高層ビルを建設中。)
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