カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2015年08月31日 | 一般
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PPSEZ ポイペトで経済特区を建設へ

2015年08月31日 | 経済
 プノンペン経済特区(PPSEZ)を運営するプノンペン経済特区社は、タイと国境を接する北西部バンテイメンチェイ州ポイペトで、「ポイペト経済特区」を年内に着工します。ポイペトは、タイから生産拠点を分散させる「タイ・プラスワン」の有力候補先として期待されています。同社は年内にカンボジア証券取引所(CSX)に上場し、調達した資金の多くをポイペト経済特区の開発資金に充てる予定としています。同社では、既に53ヘクタールの用地を確保しており、年内に着工、2016年後半には区画販売を開始し、3年以内に日系を中心に10社ほどを誘致し、運営を軌道に乗せたいとしています。
 カンボジア証券取引所には年内にも上場する予定となっています。8月19日にカンボジア証券取引所からの承認も取得したとのことです。マレーシア系のカンプ証券が主幹事、日系のSBIロイヤル証券が共同主幹事を務めることとなっています。
(写真は、活況を示すポイペト国境)

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エリックカイザー バンケンコン店

2015年08月30日 | 経済
 パン屋さんのエリックカイザーが、プノンペン中心部バンケンコンに販売とカフェのお店を出しています。場所は、旧クラタペッパーのはす向かいです。全面ガラスの明るい店内に美味しそうなパンの香がします。カフェスペースはそれほど広くありませんが、落ち着いた雰囲気です。メニューは、ブレックファーストやサンドイッチ、デザート類となっています。ロンドンブレックファースト(9.9ドル)を頼んでみましたが、ボリューム満点でした。チョコレートクロワッサンは、とても美味しくて感動的でした。お試しください。

Eric Kayser
No. 29, St. 63 (corner St. 322)
https://www.facebook.com/maisonKaysercambodia

全面ガラス張りのお店です。1階だけです。


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元気寿司 カンボジアに進出 現地企業とFC契約

2015年08月29日 | 経済
 8月21日、回転ずし大手の元気寿司は、カンボジアに進出すると発表しました。現地企業(K コンセプト・カンボジア社)とフランチャイズチェーン(FC)契約を締結しました。1年以内に1号店を開く計画です。契約先には日本から社員を派遣し、店舗の立ち上げを支援し、シャリの味や食材の鮮度保持、店内の衛生管理など、すし調理に欠かせない技術指導を徹底するとしています。
 元気寿司は 1993年から米国ハワイに直営子会社による海外第1号店を出店し、米国内において、 17店舗を展開しています。また、1994年からフランチャイズ方式による展開を進めており、アジア地域において、香港72店舗、中国本土41店舗、クウェート1店舗、シンガポール3店舗、タイ2店舗、インドネシア2店舗と、121店舗のフランチャイズ展開をしています。
 カンボジアでは、3年で5店を計画しています。海外経験豊富なチェーン店が展開することにより、日本食への需要を喚起することが期待されます。

元気寿司の新聞発表
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1282148


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シアヌークビル港経済特区に台湾系ラジエーター工場進出へ

2015年08月28日 | 経済
 8月20日、台湾のラジエーターメーカー、英瑞集団(エンターレックス・グループ)は、カンボジアの新工場が来年稼働すると発表しました。投資額は2,000万ドル(約25億円)で、日本の円借款で開発されたシアヌークビル港経済特区に入居します。翁文鐘社長は、カンボジアの優位性について、賃金が中国の5分の1、欧米向け輸出での後発発展途上国特恵関税の適用、法人所得税免除などを挙げ、「カンボジアを欧州やアジア、アフリカなどの新興市場開拓の基地と位置付ける」と話しました。英瑞は現在、主力商品の冷却水タンクが、北米の自動車部品アフターマーケットでシェア26.5%と首位に立つ企業です。
 中国江蘇州揚州市の工場は、北米向け供給拠点としての役割に加え、中国メーカー向けにOEM(相手先ブランド生産)供給もしています。同社の上半期の売上高は前年同期比0.54%増の25 億8,500 万台湾元(約98 億円)、営業利益は18.52%減の1億5,400 万台湾元でした。
 シアヌークビル港経済特区は、港に直結する利点を生かして、重量のある製品の製造等に優位性を持っています。ラジエーター工場の進出は、この利点を最大限活用できるものと見られ、今後の発展が期待されます。
(写真は、シアヌークビル港(左)と隣接するシアヌークビル港経済特区(右側))

訂正
 2015年9月2日
上記の記事において「日本の円借款で開発されたシアヌークビル港経済特区に入居します」というのは、「中国系のシアヌークビル経済特区に入居しました」の誤りでした。誠に申し訳ありません。深くお詫びして訂正いたします。幣研究所では、今後とも、記事の正確性について、最大限の努力を続ける所存です。引き続きご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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三井住友銀行とオリックス ACLEDA銀行に追加出資

2015年08月27日 | 経済
 8月24日、三井住友銀行とオリックスは、9月をめどにカンボジア最大手のACLEDA銀行に追加出資すると発表しました。それぞれ100億円程度を投じて発行済み株式の6~6.25%を取得するとしています。両社の持ち分法適用会社にすることで、グループの連結ベースの利益押し上げを図ります。三井住友フィナンシャルグループの連結経常利益を年25億円、オリックスの税引き前利益を年20億円弱押し上げる効果が生じる見込みです。豊富な拠点網を抱える地場銀行と協力関係を深め、高成長の見込める東南アジア市場で収益機会を広げる狙いです。
 ACLEDA銀行の株式を12.25%持つ香港の複合企業、ジャーディン・マセソン・ホールディングスの傘下企業から三井住友銀行が6%、オリックスが6.25%を買い取ります。両社は、2014年にACLEDA銀行に資本参加し、追加出資後の三井住友銀行の出資比率は18.25%、オリックスは12.25%に高まります。それぞれ単独3位と同率4位の大株主になります。ACLEDA銀行の設立母体と従業員持ち株会で株式の過半を持つ体制は維持される見込みです。三井住友銀行はすでに取締役を1人派遣しており、オリックスも追加出資後に取締役1人を送る予定です。
 三井住友銀行は日系企業向けの決済サービス、オリックスは中小企業向けリースなどのノウハウを提供し、成長市場の取り込みを狙うものとみられます。カンボジアの銀行業界は、高成長と好調が続いており、製造業以外の分野での日系企業のカンボジア投資の更なる成功例となることが大いに期待されます。
(写真はプノンペンのACLEDA銀行本店。旧本店(手前)の後ろに高層ビルの新本店を建設中。)

三井住友銀行の新聞発表
http://www.smbc.co.jp/news/j601074_01.html

オリックスの新聞発表
http://www.orix.co.jp/grp/news/2015/150824_ORIXJ.html


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コカ・コーラ PPSEZ内で工場起工式

2015年08月26日 | 経済
 8月20日、コカ・コーラはプノンペン経済特区(PPSEZ)内で新工場の起工式を開催しました。式典には、キエット・チョン副首相、カンボジア開発評議会(CDC)のソク・チェンダ・ソピア大臣、米国大使館のジュリア・チュン代理大使他多数が出席しました。敷地面積は12ヘクタール、2016年7月の完工を目指すとしています。完成後は、生産量が倍増する見込みで、将来的には近隣国への輸出も目指したいとのことです。コカ・コーラが2015年から2018年に行う1億ドル(120億円)の投資の一環となります。
 プノンペン経済特区には、ミネベアをはじめとする多くの日系企業・工場が進出していますが、米国系企業は少数派であり、コカ・コーラのような有名企業が進出することにより、他の欧米系企業進出の呼び水となることも期待されます。
(写真はCDCのサイトより)


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マネーロンダリング指数 カンボジアは脆弱

2015年08月25日 | 経済
 スイスのバーゼルに本部を擁するバーゼルガバナンス機関(Basel Institute on Governance)は、2015年版の反資金洗浄指数(The 2014 Basel Anti-Money Laundering (AML) Index)を発表しました。この指数は、世界152カ国について、政治的・法的リスク、金融の透明性と規準、資金洗浄とテロリスト資金、公的透明性と説明責任、汚職リスク等についての各種の指標を組み合わせて、ゼロ点から10点までの指数で資金洗浄の危険性について表しているものです(この順位が悪いからと言って実際に資金洗浄が多く行われているとしているわけではありません。)。
 2015年版でカンボジアの成績は、152か国中、下から6番目(7.93)と非常に脆弱であるとの結果でした。なお、2014年は下から3番目(8.39)でした。カンボジア以下は、最下位がイラン(8.69)、アフガニスタン(8.48)、タジキスタン(8.26)、ギニアビサウ(8.15)、マリ(7.97)でした。周辺国では、ミャンマーが下から10番目(7.78)、ラオスが18番目(7.37)、ベトナムが37番目(6.71)でした。ちなみに、1位は昨年と同じくフィンランド(2.53)でした。日本は下から76番目(5.80)とあまり良くありません。
 この結果について、カンボジアのANZロイヤル銀行頭取は、カンボジアの銀行セクターが悪いというより、カンボジアがドル化経済であることと、多くの取引が現金で行われ、銀行を経由していないことが原因ではないかと分析しています。なお、カンボジア銀行セクターについてきちんと評価していないと反発する声もあります。
 カンボジアでは、2007年に反資金洗浄及びテロリスト資金供給防止法が施行されています。

反資金洗浄指数のサイト(英文)
https://index2015.baselgovernance.org/

カンボジア反資金洗浄及びテロリスト資金供給防止法(カンボジア中央銀行のサイト)
http://www.nbc.org.kh/english/legislation/other_laws.php


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2015年08月24日 | 一般
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2015年5月の物価上昇率

2015年08月24日 | 経済
 国家統計庁から発表された2015年5月の物価上昇率(対前年同月比)は、1.0%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年以降、安定的に推移しています。細かくみると、2013年後半から若干の上昇が続いた後、2014年後半から下降し、現在は低いレベルにあります(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%、2013年1月1.8%、2月1.7%、3月1.0%、4月1.0%、5月2.8%、6月2.9%、7月4.1%、8月3.4%、9月3.9%、10月4.2%、11月4.1%、12月4.7%、2014年1月4.5%、2月4.3%、3月5.0%、4月4.9%、5月4.6%、6月4.9%、7月4.3%、8月4.1%、9月3.6%、10月2.9%、11月2.4%、12月1.1%、2015年1月0.4%、2月1.6%、3月1.1%、4月1.2%)。なお、4月と比べると5月は0.1%の上昇でした。
 2014年6月には100ドルを超えていた国際石油価格(ニューヨーク市場のWTI)も値下がりを続け、2015年1月初旬には40ドル台中盤まで大幅に低下しました。その後かなり戻して、5月には60ドル前後のレベルとなりましたが、7月には40ドル台に逆戻りしています。この状況を受けて、プノンペンでもガソリン価格は上下しています。5月のガソリン価格は、4月の4200リエル/リットルから、戻して4329リエルとなっています。ディーゼルも4月の4011リエル/リットルから5月には4179リエルまで上昇しています。プノンペン市内の店頭価格は3月中旬には3850リエルまで下がっていましたが、5月には4250リエル前後となっています。
 国際機関は、カンボジアの物価上昇率を安定的と見ています。2015年の物価上昇率について、昨年後半からの石油価格下落を織り込んで、アジア開発銀行は1.6%、世界銀行は1.5%、国際通貨基金(IMF)は2.6%と予測しています。


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バッタンバンでおしゃれなイタリアン DaiDo

2015年08月23日 | 経済
 プノンペンから国道5号線を約300キロ、農業が盛んなバッタンバン州の州都バッタンバンでおしゃれなイタリアンレストラン「DaiDo」に出会いました。スイス人4人で始めたレストランとのことです。場所はバッタンバン川に面していて、カンボジアの伝統的住宅をうまく活かした造りです。赤をアクセントに使ったちょっとモダンなテーストのインテリアです。テラス席もありますし、建物の2階部分のラウンジも良い雰囲気です。メニューは、イタリアンで、前菜もパスタもデザートもバラエティ豊かです。田舎だと思っていたバッタンバンの発展ぶりを感じさせてくれます。お勧めです。ぜひお試しください。

The Italian Garden Restaurant battambang DaiDo
East Riverside Road (St. 155), Romchek 5, Ratanak , Battambang City,
http://daido.asia/
https://www.facebook.com/TheRestaurantDaido

おしゃれな店内。店名の通り、ガーデンレストランです。


2階のラウンジで川風に吹かれるのもお勧めです。


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手打ち蕎麦 角

2015年08月22日 | 経済
 プノンペン北部、ゴールデンソリヤモールにある手打ち蕎麦のお店「角(Kado)」です。お店はパストゥール通りに面していて、広いテラス席もあります。メニューは、おそばがメインですが、アルコールやおつまみ類も豊富です。嬉しいのはホッピー(3.8ドル)があることです。プノンペンではなかなか飲めなかったのですが、低糖質・低カロリー・プリン体ゼロという、健康にちょっと気を遣わなくてはいけないおじさんには嬉しい飲物です。おつまみには、ハマグリの酒蒸し(3.8ドル)を頼んでみました。大ぶりのハマグリは、シアヌークビルからの直送だそうで、肉厚で本当に美味しかったです。もちろん、手打ちのおそば(3.8ドル)も頂きました。なお、お店の周りは歓楽街ですので、女性やお子様連れの方はご留意ください。最近は、ランチタイムの営業も行っています。

手打ち蕎麦 角
Golden Sorya Mall (パストゥール通り沿い)
099 470 586
https://www.facebook.com/japansobakado

昔はビール「代用」飲料と言われていましたが、今は健康ブームを先取りして復活した「ホッピー」が飲めるのはうれしいです。


プノンペンではなかなかお目にかかれない大ぶりのハマグリの酒蒸し。いいお味でした。



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不動産バブルに懸念 政府 対策会議を開催

2015年08月21日 | 経済
 8月18日、カンボジア政府は、不動産についての会議を開催しました。経済財政省、土地管理・都市計画・建設省、カンボジア国立銀行、民間不動産デベロッパー等が参加しました。詳細は明らかになっていませんが、高まりつつある不動産バブルへの懸念が議題だったと見られています。2008年のリーマンショック後のカンボジア国内の不動産価格の急激な下落を経験しているだけに、そのような危機を二度と引き起こさないとの意思が強く感じられます。
 経済財政省関係者は、まずは、十分な情報の提供を求めた模様です。民間側も、セクター全体を覆うようなリスクには至っていないものの、特定案件についてみると、リスクが高まっているとみられるものもあると考えています。また、投機による急激な価格上昇や一般向け住宅の価格高騰についても懸念が示されたとのことです。
 カンボジアの不動産セクターの健全で安定的な成長のために、政府と民間が協力して、正確な情報の開示や適切な情報交換を行っていくことが重要と見られます。
(写真は記事とは関係ありません。不動産開発が進むプノンペンのダイヤモンドアイランドです。)

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ロンリープラネットのランキング アンコールワットが第1位に

2015年08月20日 | 経済
 8月17日、ロンリープラネットは、世界の観光名所のランキングであるLonely Planet’s Ultimate Travelist 2015を発表しました。その結果は、アンコールワットが圧倒的な第1位となりました。
 アンコールワットについては、「地上の楽園」であると評価しています。この調査は、旅行のエキスパート等からの投票で行われ、全世界で500か所が選定されています。なお、2位以下は、2位グレートバリアリーフ(オーストラリア)、3位マチュピチュ(ペルー)、4位万里の長城(中国)、5位タージマハール(インド)と続きます。
 観光産業は、カンボジア経済の主力エンジンの一つであり、観光客の誘致はカンボジアにとって重要な課題となっています。今年は、韓国のMERS等の問題で、目標の500万人には届かないと見られています。また、バンコクの爆弾事件の影響を懸念する声も出始めています。

ロンリープラネットのサイト(英文です)
http://www.lonelyplanet.com/news/2015/08/17/worlds-top-500-sights-revealed-in-lonely-planets-ultimate-travelist-2015/


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クリード プノンペン郊外で大型住宅開発

2015年08月19日 | 経済
 日系不動産投資会社のクリード・グループが、カンボジアの首都プノンペン郊外で3件の宅地開発事業に乗り出すと発表しました。現地法人クリード・アジア(カンボジア)を通じ、計約26万平方メートルの土地に2,309戸の住宅を建設する計画です。
 クリードはカンボジアの「若年人口による成長の可能性と投資家寄りの政策」が投資の決め手になったと説明しています。「外国人のコンドミニアム(分譲マンション)ユニットの保有規制も明確で、土地登記システムも改善してきた」とした上で、「高い生活レベルを望む人々に、手が届きやすく高品質な不動産を提供したい」と意欲を示したとのことです。 
 3件の開発予定地は、プノンペン国際空港に近いカンポルセンチェイ(Khan Porsen Chey)、市北部のカンセンソック(Khan Sen Sok)、北西部のセンソック(Sen Sok)に立地する予定です。
 カンポルセンチェイに開発する「ボダイジュ・レジデンシズ」は、プノンペン国際空港前の商業施設「ライオンモール」の隣接地(2万3,530平方メートル)に、14階建ての集合住宅6棟(928戸)を建設します。3段階に分けて開発する計画で、第1期では372戸を分譲する予定です。
 カンセンソックの「アラタ・ガーデン・レジデンシズ」は、11万9,404平方メートルの敷地に3階建ての低層住宅(712戸)を建設します。349戸を分譲した後、残り363 戸を開発する計画です。
 センソックの「ボレーマハ(Borey Maha)センソック」は、湖沿いの12万684平方メートルの敷地に669戸の低層住宅を設ける。2期に分けて開発するもので、まずは394戸の分譲を目指すとしています。


 なお、カンボジアでの不動産投資にはカントリーリスクをはじめとして様々なリスクがありますので、慎重かつ専門的な検討が必要です。この記事は、情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。また、弊研究所はこの記事の内容に依拠してお客さまが取った行動の結果に対し責任を負うものではありません。


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