4月1日、SBIホールディングス株式会社は、カンボジアにおける子会社であるSBI LY HOUR BANK PLC.がカンボジア中央銀行から商業銀行ライセンスを取得したと発表しました。6月を目途に業務を開始する計画です。SBI ホールディングスは2019年に、カンボジアでマイクロファイナンス事業を展開するLy Hour Microfinance Institution PLC.の株式を取得し、商業銀行化に向けた手続きを進めてきていました。SBIホールディングスは、リーホーグループのリー・ホー会長からLy Hour Microfinance Institutionの株式70％を4420万ドル（約47億3000万円）で取得し、その後3750万ドルの増資を行っています。残りの30％は引き続きリー・ホー会長が保有しています。
SBIホールディングスは2008年、韓国系の現代スイス貯蓄銀行を中心とする現代スイスグループと合弁でプノンペン商業銀行を設立、銀行業務を開始しましたが、2016年に実施した事業の見直しで同銀の全株式を売却し、カンボジアの銀行事業から撤退していました。
カンボジアのマイクロファイナンス機関の外資による買収は続いており、ガバナンスやIT化等、外資の得意分野を活用して、更なる発展が続くものと期待されます。ただ、今年は、新型肺炎の影響で業績が落ち込むことも予想されます。
SBIホールディングスの発表
http://www.sbigroup.co.jp/news/2020/0401_11924.html
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SBIホールディングスは2008年、韓国系の現代スイス貯蓄銀行を中心とする現代スイスグループと合弁でプノンペン商業銀行を設立、銀行業務を開始しましたが、2016年に実施した事業の見直しで同銀の全株式を売却し、カンボジアの銀行事業から撤退していました。
カンボジアのマイクロファイナンス機関の外資による買収は続いており、ガバナンスやIT化等、外資の得意分野を活用して、更なる発展が続くものと期待されます。ただ、今年は、新型肺炎の影響で業績が落ち込むことも予想されます。
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