英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

「埼玉県虐待禁止条例改正案」……条例が実情に合わないことも問題だが、その条例案を提出したことについての自民党県議団の認識がおかしい

2023-10-14 11:46:02 | 時事
「私たちの言葉が足りない」というが、言葉よりも頭が足りないとしか思えない。
この記事を書き始めたのは10月11日だったが、"八冠独占”(ここここ)で、後回しになってしまった。

 「子ども放置禁止」条例を取り下げる云々(11日時点)……取り下げるのは"改正案”らしい。原案がどういうモノだったかは掴めていないが、NHK『NEWS WEB』によると…

【自民党県議団が説明する「放置」の例】
▼子どもを車の中に置き去りにすること
▼子どもたちだけの自宅での留守番など
▼未成年の高校生に小学生などのきょうだいを預けて買い物に出かける行為
▼子どもだけ家に残してゴミ捨てに行く行為
▼子どもたちだけで公園などで遊ぶこと
▼子どもたちだけでの登下校
▼子どもにおつかいさせる行為

 ホームヘルパーとか"ヒデじい”(ちびまる子:花輪家執事)とかいるようなリッチな家庭でないと、無理である。

 改正して、これなのか?(年齢などを区別して、"禁止”→"努力義務”とか改正したらしい)
 しかも、埼玉県議会の委員会で、可決したという(10月6日)。可決した委員会も委員会である。


10月13日、“子どもの放置禁止” 条例改正案の撤回を承認(埼玉県議会)したというが、
その際の自民党県議団の中屋敷慎一幹事長の言葉が何とも的外れ、自分本位だ
「県民などから数多くのご意見をいただいた。条例が運用されるにあたっては、その趣旨が十分に理解され、社会に広く受け入れられることが必要だ」
 趣旨(主旨)と思われる《子どもが放置されることにより危険な状況に置かれることを防ごう》は、県民は十分に理解しているはずだ。その条例の規定自体が実情に合わないおかしなものだから、反対しているのである。

 《条例がおかしなものである》という認識はないのか?
 《おかしな条例案を提出した》という事実を認めたくないのか?


 こういうおかしな認識をし、自分本位な論理を展開する県議団に県政を任せて良いのだろうか?
コメント (2)
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