怪しい像が立ち並ぶ絢爛豪華な劇場、そしてパイプオルガンの例の曲。ミュージカルではおそらくここまで表現しきれないだろうと思われる劇場裏の暗闇の世界・・・
多感な学生の頃、小説を読んで、日常に戻れないかと思うほど想像が広がった「オペラ座の怪人」でしたが、映像でも期待通り。のめりこんでしまいました。
ちょっとずっこけたのは、
劇場の暗がりで生活してきたはずのファントムが、海が似合いそうな健康的な体格と風貌で、おまけに「天使」と呼ぶには恥ずかしいほどドスの利いた声だったこと。
でも、ラウルからクリスティーヌを奪おうとする後半はもうゾクゾクしました。
前半まだ幼さの残るクリスティーヌが、物語の進行とともに、どんどん艶っぽい色気に満ちて三角関係を危うくゆれるのも見もの。
エンドロールの挿入歌は、ファントムの悲しみそのもので、涙が出そうになってしまいました。
★★★★☆
多感な学生の頃、小説を読んで、日常に戻れないかと思うほど想像が広がった「オペラ座の怪人」でしたが、映像でも期待通り。のめりこんでしまいました。
ちょっとずっこけたのは、
劇場の暗がりで生活してきたはずのファントムが、海が似合いそうな健康的な体格と風貌で、おまけに「天使」と呼ぶには恥ずかしいほどドスの利いた声だったこと。
でも、ラウルからクリスティーヌを奪おうとする後半はもうゾクゾクしました。
前半まだ幼さの残るクリスティーヌが、物語の進行とともに、どんどん艶っぽい色気に満ちて三角関係を危うくゆれるのも見もの。
エンドロールの挿入歌は、ファントムの悲しみそのもので、涙が出そうになってしまいました。
★★★★☆