クリント・イーストウッド演ずるフランキーの生き様に、どれほど共鳴するかは観る者の人生経験によって違うだろうと思う。そういう意味でこの映画に点数をつけるのは難しいところですね。
『骨に達するほどの傷』は痛みをあまり感じないが回復は長引く。
フランキーが毎週のように教会に通い神父を質問攻めにするのは、過去の辛い経験への解決が見出せないからでしょう。その上、マギーに出会うことによってさらに辛い選択をすることになるなんて・・・
クリント・イーストウッドは、こうした徹底的に辛い選択を負わされる人生を描くのが得意ですね。欲を言えば、娘ケイティとのいきさつを少し見せてくれれば、マギーとの出会いと重なって重みが増したかも。
ま、自分は、できればマギーのように思いっきり突っ走る人生のほうを選ばせてほしいと神に祈るのみです。
神父への質問で、三位一体の問答。精霊は神の愛、神がすべてで、『じゃあキリストは半神半人か』って台詞に噴出しそうになったけど、当たってるかも。
マギー(ヒラリー・スワンク)のボクシングシーンは、すごい迫力。
あれは、チャンバラの殺陣みたいに順番が決まっているんでしょうか。スピードもあるし、おもいっきり殴っているとしか見えませんでした。
ヒラリーは、ボクシングが強くなるにしたがってたくましくなる一方、女性的な美しさも輝きを増し、すばらしい演技でした。
あらすじ
★★★☆
『骨に達するほどの傷』は痛みをあまり感じないが回復は長引く。
フランキーが毎週のように教会に通い神父を質問攻めにするのは、過去の辛い経験への解決が見出せないからでしょう。その上、マギーに出会うことによってさらに辛い選択をすることになるなんて・・・

クリント・イーストウッドは、こうした徹底的に辛い選択を負わされる人生を描くのが得意ですね。欲を言えば、娘ケイティとのいきさつを少し見せてくれれば、マギーとの出会いと重なって重みが増したかも。
ま、自分は、できればマギーのように思いっきり突っ走る人生のほうを選ばせてほしいと神に祈るのみです。
神父への質問で、三位一体の問答。精霊は神の愛、神がすべてで、『じゃあキリストは半神半人か』って台詞に噴出しそうになったけど、当たってるかも。

マギー(ヒラリー・スワンク)のボクシングシーンは、すごい迫力。
あれは、チャンバラの殺陣みたいに順番が決まっているんでしょうか。スピードもあるし、おもいっきり殴っているとしか見えませんでした。
ヒラリーは、ボクシングが強くなるにしたがってたくましくなる一方、女性的な美しさも輝きを増し、すばらしい演技でした。
あらすじ
★★★☆