夏は、麦飯がいいですね。
☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
「さつま飯」というのは、愛媛県の郷土料理だそうです。
焼き魚の身に味噌を和えて焼くという、夏バテしそうなこの時期にはぴったりのメニュー。
おろししょうがの辛味が効いて心地よい味です。残ってしまった焼き魚でもう一品というときにもおすすめ。
さつま飯(麦飯と焼き魚を使って)
ポイント:グリルを使って、さっと香ばしく焼くのがコツ。【材料】(4人分)
アジ2尾(外の魚でもOK)
味噌大さじ4(できれば麦味噌)
しょうが(みじん切り)大さじ2~3
水3カップくらい
麦ごはん4人分
薬味ねぎ、ゴマ【作り方】
1)アジを焼き、ほぐした身にしょうがと味噌をあえて、アルミ箔に広げ、グリルで表面を焼く。かるく焦げ目がつき香りが立つくらいがよい
2)残った骨と頭と水を鍋に入れて煮立て、だし汁をとる
3)こしただしに1)を混ぜる
4)麦ごはんに、熱々の3)をざーっとかける
ネギやゴマ、好みでスダチなどで風味を整える☆─────*【 大麦の効用 】* ─────☆
米に麦を混ぜて炊くと、うっとうしい夏でも、口当たりもさっぱりして、ご飯がおいしく食べられるようになります。
また、夏には麦茶をよく飲むようになります。胃腸にやさしく、食欲を増し、暑気をはらい、体をさっぱりさせる働きがあるようです。
「本朝食鑑」という本に大麦には「胸を寛げ、気分をおだやかにし、血を涼にし、つかえを消し、食を進める」という記述があるそうです。
麦茶コラム味噌などの発酵食品は、消化吸収がよく、弱った腸にやさしいですね。