この冬も大活躍した、
板藍茶(ばんらんちゃ)や板藍のど飴。
「今頃、インフルエンザが学校で流行っちゃって・・・」
とあわてて来局され、買い求められる方がいる一方で、
「この冬はカゼも引かずに済んで助かったわ。
春になったから、もう飲まなくてもいいですか?」
というご質問も相次いでいただいた。
そこで、生薬「板藍根(ばんらんこん)」の効能と応用をご紹介しておくことにします。
板藍根(ばんらんこん)
アブラナ科タイセイの根
(ちなみにタイセイの葉は「大青葉(だいせいよう)」)
効能:清熱涼血解毒
高熱頭痛、頭や顔が赤く腫れた状態、のどの炎症痛みなど
体の上部(頭や顔部分)に適している
したがって生薬の本に書かれている代表的な使われ方には、
インフルエンザなどの高熱・頭痛、
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の腫れや痛み
となっています。
参考)「中医臨床のための中薬学」
ところで、ちまたのうわさでは、
「今年の花粉症は、いきなり目の充血と鼻づまりになりやすい」
とか。
例年にない暖かさのせいで、実際、
寒い時期に粘膜が冷やされて水っ洟だらだら
という症状がとても少なく、
熱をもつ症状、
つまり「赤味」や「腫れ」の症状が多くなっているようです。
それなら、「板藍根」がぴったり
思い当たったら、使ってみてください。
漢方の部屋 板藍茶・板藍のど飴
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生理・不妊症・更年期・婦人科疾患のための漢方薬対策
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したがって生薬の本に書かれている代表的な使われ方には、
インフルエンザなどの高熱・頭痛、
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の腫れや痛み
となっています。
参考)「中医臨床のための中薬学」
ところで、ちまたのうわさでは、
「今年の花粉症は、いきなり目の充血と鼻づまりになりやすい」
とか。
例年にない暖かさのせいで、実際、
寒い時期に粘膜が冷やされて水っ洟だらだら
という症状がとても少なく、
熱をもつ症状、
つまり「赤味」や「腫れ」の症状が多くなっているようです。
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