こんなときに映画の話題はどうかと思うけど、
きっと「来世(あの世)」は安らかでいいところ。悔んだり悲しんだりしてはいない。
あとは残された者たちが、どう気持ちの整理をし、今の世を生き抜くかということなのでしょう。
被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
「ヒアアフター」とは「来世」という意味。
この話題に興味があるのは年齢的にはやや上なのでしょうか、それとも
マッド・デイモンもすでにベテランの域に達したということなのか、
映画館の観客年齢は予想に反して高めでした。
そして、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、クリント・イーストウッド監督と言えば「硫黄島」
あの映画も淡々と描きながらじわっと感動を生む、いい映画でした。
こうやって書いてくると、この「ヒアアフター」確かに渋め好みかもしれません。
来世というと似非的で、油断するとずっこけてしまいそうな話題ですが、
この映画は観ているうちにとても静かで穏やかな気持ちになれるのです。
画面作りが上質で、蒼と茶ときどき赤、といった色合いで統一され、
いかにもクリント・イーストウッドが好きそうな心地よい音楽が
(実際彼が音楽を編集しています)そこに流れます。
ひとつひとつのエピソードに誠実さを感じ、
最後の、3人のもう一つのヒアアフター(来世というより現世での新しい世界)に
静かな感動がじわっと押し寄せます。
ヒア アフター★★★★★:しみじみと静かに、いろんな思いに浸りました。
派手さはなくても後を引く、いい映画です。
実はこの映画、地震が起こる前に観たもの。
今はまだとても映画館のような閉塞感の強い建物に入る気がしません。
キャスト(役名)
マット・デイモン (George Lonegan)
セシル・ド・フランス (Marie LeLay)
フランキー・マクラレン (Marcus / Jason)
ジョージ・マクラレン (Marcus / Jason)
ジェイ・モーア (Billy)
ブライス・ダラス・ハワード (Melanie)
マルト・ケラー (Dr. Rousseau)
ティエリー・ヌーヴィック (Didier)
デレク・ジャコビ (Derek Jacobi)
ミレーヌ・ジャンパノイ (Reporter Jasmine)
スタッフ
監督 クリント・イーストウッド
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ ピーター・モーガン フランク・マーシャル
ティム・ムーア
製作 クリント・イーストウッド キャスリーン・ケネディ ロバート・ロレンツ
脚本 ピーター・モーガン
きっと「来世(あの世)」は安らかでいいところ。悔んだり悲しんだりしてはいない。
あとは残された者たちが、どう気持ちの整理をし、今の世を生き抜くかということなのでしょう。
被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
「ヒアアフター」とは「来世」という意味。
この話題に興味があるのは年齢的にはやや上なのでしょうか、それとも
マッド・デイモンもすでにベテランの域に達したということなのか、
映画館の観客年齢は予想に反して高めでした。
そして、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、クリント・イーストウッド監督と言えば「硫黄島」
あの映画も淡々と描きながらじわっと感動を生む、いい映画でした。
こうやって書いてくると、この「ヒアアフター」確かに渋め好みかもしれません。
来世というと似非的で、油断するとずっこけてしまいそうな話題ですが、
この映画は観ているうちにとても静かで穏やかな気持ちになれるのです。
画面作りが上質で、蒼と茶ときどき赤、といった色合いで統一され、
いかにもクリント・イーストウッドが好きそうな心地よい音楽が
(実際彼が音楽を編集しています)そこに流れます。
ひとつひとつのエピソードに誠実さを感じ、
最後の、3人のもう一つのヒアアフター(来世というより現世での新しい世界)に
静かな感動がじわっと押し寄せます。
ヒア アフター★★★★★:しみじみと静かに、いろんな思いに浸りました。
派手さはなくても後を引く、いい映画です。
実はこの映画、地震が起こる前に観たもの。
今はまだとても映画館のような閉塞感の強い建物に入る気がしません。
キャスト(役名)
マット・デイモン (George Lonegan)
セシル・ド・フランス (Marie LeLay)
フランキー・マクラレン (Marcus / Jason)
ジョージ・マクラレン (Marcus / Jason)
ジェイ・モーア (Billy)
ブライス・ダラス・ハワード (Melanie)
マルト・ケラー (Dr. Rousseau)
ティエリー・ヌーヴィック (Didier)
デレク・ジャコビ (Derek Jacobi)
ミレーヌ・ジャンパノイ (Reporter Jasmine)
スタッフ
監督 クリント・イーストウッド
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ ピーター・モーガン フランク・マーシャル
ティム・ムーア
製作 クリント・イーストウッド キャスリーン・ケネディ ロバート・ロレンツ
脚本 ピーター・モーガン
愛する者を失った後悔や悲嘆にくれて前に進めない状況を打開するためには何か大きなきっかけが必要だけど、クリントイーストウッド監督のこんな着眼点、なかなか鋭いと思いました。
上映中止になったのですね。
さすがにあの津波シーンは今の日本には刺激が強すぎるでしょう。かなりリアルでしたものね。
だけど落ち着いたら、多くの人に観てほしい映画だと思いました。
またぜひお立ち寄りください。
そして、海の向こうで、日本のニュース映像を、どんな気持ちでイーストウッド監督は、見ているのだろうかと。
さすがに、上映中止になっちゃいましたね。
でもDVDの売り上げは、日本への寄付に使われるのだそうで。
このマットデイモンの苦悩、すごく共感できるものでした。
私も占い等で、将来を知る(実際はわかりませんが)事は、実は人を不幸にすると言うか、かえって人生を変えてしまうのではないか、という危惧を抱いていました。
自分がその呪縛にとらわれてしまっていた事もあり、でもそれじゃつまらないなと思った所で、世界が変わった気がします。
過去も未来も、ひとまず横に置いておいて、今をしっかり生きなくちゃ、何も始まりませんよね。
またよろしくです♪