腸は第二の脳とさえ言われるほど体への影響力が大きな場所。また腸内細菌は栄養吸収、腸の免疫、病原体の感染予防なども担っています。
腸が喜ぶ環境を保ちたいものです。
・よく噛む:胃腸の動きが活性化し消化液の分泌が促されるので、よく消化されて腸内細菌が喜ぶ環境ができます。
・様々な食べ物を味わう:その結果いろんな細菌が腸に住まい、それがマイルドな刺激となってよりよい腸内バランスを作れるそうです。よく言う腸内フローラを整えるというのは、多種類の腸内細菌を住まわせることです。
・保存剤(殺菌剤)の少ない食事:腸内細菌をむやみに殺さない。
・規則正しい排便:規則正しい生活時間、適度の運動などで排便リズムを整え、腸に老廃物をため込まない。
偏食や不規則な食事時間、生活リズムの乱れ、運動不足などで排便サイクルが狂い、老廃物をため込むと腸内環境は悪化するのですが、もう一つ問題は「加齢」による腸力の低下です。
内科で下剤を処方されている人も多いのですが、それでもスッキリ排便できないと訴えます。すると下剤の量が増えます。そもそも腸の力が不足していて下剤の刺激に対応できないのですから、下剤を増やせばさらに腸の力を消耗するという悪循環に陥ってしまいます。
腸も血流によって栄養が補われ新陳代謝しています。
食事では補いきれないものがあればサプリなどで補充し、漢方薬で腸力をアップしてみることも大切でしょう。
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