葦原で夏鳥のオオヨシキリがにぎやかに鳴くようになりました。
ギョギョシギョギョシと鳴くので「行行子」(ぎょうぎょうし)という別名があり夏の季語になっています。
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さて、汗をかく時期になってお問い合わせがしばしばあるのが手汗。
たとえば、
手汗が気になるという十代女性。
肌はかさつくのに、手は汗でベタベタして気持ち悪い。
特に強いストレスや緊張があるわけでもない。
スマホなどを見ている時間が長く、外へ出て体を動かすことが少ない。
この状況で考えられることは、
・脾系が弱いと手足に症状が現れやすいと言われる「脾気虚」
・目を酷使すると「血を消耗する」といわれ、そして血不足で末端に栄養が届かないので肌はかさつき肌機能は衰えがち。
・汗をかく習慣がないので汗腺の機能は低下し、肌はかさつき、暑くなって発汗で体温調節しようにも全身から上手に汗をかけず、汗をかける部分に発汗が集中する。それは手や脇など。
対策
・スマホ類の見過ぎない(特に夜)
・戸外で積極的に体を動かし汗をかく練習をする
・体を動かして新陳代謝を上げる(気虚の改善)
・血虚対策の漢方薬で体質改善し肌機能をアップする
(この女性のお母さまが婦宝当帰膠を服用しているので、母娘一緒にこれを飲んでみることにしました)
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