50年連れ添った晩年のトルストイ夫婦の生きざまを助手のワレンチンの目を通してじっくり描いた作品。
理想とか建前を優先に生きようとする男。
なによりも家族の生活を大切に思う女。
これはもう、『性差』とでも言うべきものでしょう。
どれだけ話し合いをしても泣き叫んで喧嘩をしてもこの性差は変わらない。
お互いの根本的な違いを理解できずに、世の中ではしばしば離婚になるのだけれど、
トルストイ夫婦の場合、晩年も晩年になってなんと、わがままなことに、
夫トルストイは、家出という、やんちゃな行為に走ったのだ。
そしてある駅でトルストイは体調をくずす。
埋め尽くせない大きな夫婦のギャップがありながらも、最後には、
何十年と一緒に暮らしてきた夫婦の強い絆を見せつけてくれます。
とても勉強になりますが、そして頭ではわかっても、
『現場では』ソフィアのように生きられる自信は、まだまだまったくありません。
それでも、たくさんの喧嘩の場面をみるにつけ、あのトルストイ夫婦でもこうなんだと
ちょっと安心したところもあります。
そしてよくぞこの普遍的な夫婦問題を描いてくれたと監督に感謝します。
★★★★終着駅:クリストファー・プライマーとヘレン・ミレンがやっぱりうまい。
監督 マイケル・ホフマン
キャスト(役名)
ヘレン・ミレン (Sofya Tolstoy)
クリストファー・プラマー (Leo Tolstoy)
ジェームズ・マカヴォイ (Valentin Bulgakov)
ポール・ジアマッティ (Vladimir Chertkov)
アンヌ・マリー・ダフ (Sasha Tolstoy)
ケリー・コンドン (Masha)
ジョン・セッションズ (Dushan)
パトリック・ケネディ (Sergeyenko)
理想とか建前を優先に生きようとする男。
なによりも家族の生活を大切に思う女。
これはもう、『性差』とでも言うべきものでしょう。
どれだけ話し合いをしても泣き叫んで喧嘩をしてもこの性差は変わらない。
お互いの根本的な違いを理解できずに、世の中ではしばしば離婚になるのだけれど、
トルストイ夫婦の場合、晩年も晩年になってなんと、わがままなことに、
夫トルストイは、家出という、やんちゃな行為に走ったのだ。
そしてある駅でトルストイは体調をくずす。
埋め尽くせない大きな夫婦のギャップがありながらも、最後には、
何十年と一緒に暮らしてきた夫婦の強い絆を見せつけてくれます。
とても勉強になりますが、そして頭ではわかっても、
『現場では』ソフィアのように生きられる自信は、まだまだまったくありません。
それでも、たくさんの喧嘩の場面をみるにつけ、あのトルストイ夫婦でもこうなんだと
ちょっと安心したところもあります。
そしてよくぞこの普遍的な夫婦問題を描いてくれたと監督に感謝します。
★★★★終着駅:クリストファー・プライマーとヘレン・ミレンがやっぱりうまい。
監督 マイケル・ホフマン
キャスト(役名)
ヘレン・ミレン (Sofya Tolstoy)
クリストファー・プラマー (Leo Tolstoy)
ジェームズ・マカヴォイ (Valentin Bulgakov)
ポール・ジアマッティ (Vladimir Chertkov)
アンヌ・マリー・ダフ (Sasha Tolstoy)
ケリー・コンドン (Masha)
ジョン・セッションズ (Dushan)
パトリック・ケネディ (Sergeyenko)