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なつやすみ

「やっぱり、一人減っただけで、なんだか雰囲気が寂しいよね~。」

と、夜になっての妻の感想。




一カ月間、嵐のように過ごして去って行った長男、夏休みの残りはまだあるものの、長野で、サークル
の合宿があるとかで、今日、東京へ戻って行った。

残された長男くんの部屋は・・・・ごみと埃と・・・




暑い東京から帰省し、涼しい北海道の気候の元、休養と<余分>な睡眠で、怠惰な身体を満たし、
普段、ファストフードと学食中心の腹を、北海道の旨いもんで存分に満たし、
明日にも消えてしまいそうな僅かな野口英世が入った穴の空いた財布から、こっちの爺ちゃん婆ちゃん、
あっちの爺ちゃん婆ちゃんからもらった財宝を、成人の記念に買ってあげた真新しい高価な財布に
とっかえて入れて、バイトで頑張り、ファイターズの応援と、友との待ちあわせはサツエキで、
ほぼ毎日のようにドライブに馳せ参じ、受験勉強に勤しむ次男くんを横目に、時々怒られながら、
時々褒められながら、時には「変わってないねぇ~」と言われ、また時には「やっぱり大人になった
ねぇ~」と言われ、なんだかんだ言って、きっと充実感たっぷりの、夏休みだったのではないかと、
おもうのでした。



あ~ぁ、夏休みがほしい。



永遠の夏休み (ポプラの森)
クリエーター情報なし
ポプラ社
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