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将来設計

先日、仕事でお世話になっている知人から今月一杯での退社を知らされた。



曰く、このまま今の状態で留まっても将来が描けないから、

曰く、年齢も年齢(確か50歳の一歩手前)なので、次を考えるとしたら今しかない、

曰く、子供がまだ小さい(下の子が中一らしい)ので、多少収入は減っても、安定と将来性があった方がいい、

曰く、建築業界、東京五輪と震災復興の影響で、北海道では逆に、労働者不足が深刻で工事が滞っている、





自分と同年代の人間にとって、定年まで、また、定年以降の生活について、そろそろ真剣に考えていかなければならない頃合いなのだと思う。



ちょうどその話しを聞かされる前日、我が家でも同じような話しをしたばかり。

帰省していた長男くんが東京へ戻り、一人残っていた次男くんも静岡へ戻って行った日だ。



幸い我が家に定年は無い。

働く気持ちさえあればいつまでも現状のまま仕事はできるが、ただ、「気」はあったとしても「体」がダメだ。

今でもキツいのに、今後、年々細っていくばかりなのは紛れもない、否定しようない事実。



いつかどこかで方向転換しなければ将来が心配になる。





「どうしたらいいんだろうね。」

という妻との共通語で話題になるのは仕事ばかりではなく、「家」のこと。


もう20年を過ぎた両親との二世帯住宅での生活。

孫が就職する頃だから、当然両親ももうそれなりの歳で、通常なら自分達夫婦が二人残る。


4LDK+3LDKという、あまり無い二世帯住宅で、形状ならまるで長屋のような我が家。



自分自身も、普通に考えてそう長生きできるとも思えず、この、大きさだけならたっぷり2戸分の家での一人の生活は、ちょっと想像できないのだ。




老後の、いわゆる定年後の年金生活を、有意義に生きていくための第一条件が、

「家賃負担が無いこと」

という。



もちろん健康は大事だけれど、それだけでは老後が厳しい。

自営業者の年金なんてたかが知れている。

体力も預金も無ければ、せめて支出は抑えねば、ということだ。



そうなると、建て替えなど問題外、住み替えは、と言ってもそう簡単ではない。




減築もありかなぁ、なんて言ってみても、子供たちが将来、孫を連れてやってきたら、広い家は格好の遊び場になる。



遊び場?



うン??





遊び場にしてしまおうか、居住スペース以外。




まぁでも、そんな心配より、いつまで働けるか、だなぁ。





と思ったら、

そんなことより何より、


いつまで生きていられるか、そこだ問題は!

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