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生きるか死ぬか

段々と歳をとってくると、周りに病人が増えてくる。

自分自身が、江戸時代だったらとうに平均寿命を超えているのだから当たり前か。



ごく近しいところでも、明後日は義兄の心臓バイパス手術。

姉に話しを聞くと、

「あんたの時に比べたら全然大したことでないから」って。


心臓手術よりも大した手術って何さ、って思ったけれど、でも驚いたことに、術後、順調にいけば1週間から10日で退院できるっていうんだから

現代の医療技術って本当に凄いもんだ。



10年前とはいえ、延べ丸一年入院していた自分って、なんなんだ。




今年戴いた年賀状、「入院した」だの、「手術した」だの、の一筆の多いこと多いこと。

とりあえずは皆無事復帰しているようで何よりだけれど、だからこそ年賀状で知らせてくれるわけで、こればかりは

「便りのないのが良い返事」

とはならない。



やっぱり何かしらで消息が分からないと心配にはなる。


今年の目標の一つは、

「人に会うこと」


会えば心配も吹き飛ぶし、会って話せば元気ももらえるはず。

幸い、一応知り合いは全国に散らばっている。

大学時代の友人なら、小豆島とか葛飾柴又とか。


旅をしながらの再会なんかできれば最高だろう。



まぁそれも身体が動いてこそ。

歩くことさえできれば何とかなる。




問題はなんと言っても「時間」なんだけれど・・・




こうしてみると、やっぱ、人間、


「生きるか死ぬか」


なんだと思う。

生きていれば何とかなるし、死んでしまえばそれまでだ。




ただ、手術台の上に乗っかって、同じこと考えられる自信があるかっていうと・・・
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