予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
桐の木刀
今年の夏、ここ数年恒例になった高校時代の部活のOB会に行ってきた。
OB会と言っても、まだ始まったばかりで、今までは学年の近い、集まりやすいメンバーだけの会だったのだが、幹事をやってくれている
後輩から、今年はマル秘ゲストが来てくれるかもしれない、との話し。
さて誰だろう、と思っていたら、何とマル秘はマル秘でも最上級で、恩師の先生。
本来、恩師の先生を中心に企画しなければならないところ、なし崩し的に会が始まってしまったものだから、いつかはきちんとした形で、
というのは参加メンバー全員の思いだったのだけれど、今でも現役で多忙の先生なものだから、当日も直近まで来られるかどうかわからなかった
そう。
なんと言っても、この先生、全国にとどろく超有名な先生。
千葉の大学で部活に入部した時も、監督に、「K先生に教えて貰っていたんだ。それは凄い。」と言われたほど。
そんな偉大な先生ではあるけれど、高校卒業以来、話しをするのは初めて。
試合会場で見かけても、気安く話かけられない雰囲気だし。
まぁそれでもお互い歳を重ね、さすがに先生も丸くなられて、懐かしい話しが進み・・・
自分の病気のこと、身体の状態のことに触れ、
「それならいいものがある。送ってあげるから。」
と。
それが、これ。
桐の木刀。
これなら肩が痛くても、上がらなくても、できる範囲でやればいい、と。
先生曰く、
御自身でさえ、きちんと振り切ることができるようになるまで暫くかかったという。
ちょっとハードル、高いんですけど、と思いつつ・・・
達筆のお手紙付で送られてきた桐の木刀。
本当に軽い。
桐だから当たり前なんだけど。
これを使いこなすって・・・
ハードル、高いんですけど。
でもまぁ、何年経ってもこうして気使ってくれるというのは幸せなことで、歳を取っても先生は先生、生徒は生徒と再認識。
今はまだ肩の状態からして使うのは無理っぽいけど、少しづつ、少しづつ。
打撃系スポーツは禁止なのでもう復活することはできないけれど、木刀を振ることぐらいなら、きっといつかできる。
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