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修羅場を乗り越えてきたんだから。

仕事に追われる毎日。

ではあるけれど、がん宣告を待つ身であることも事実。

みんな、どうなんだろう。

検査して、検査結果を聞くまでの過ごし方。


待つ身、って言えば、そもそも毎回の定期検診が一喜一憂するわけで、ヘブスブリンが使えなくなってからは、それこそ抗体値を、待つ身。


あまり前立腺のことを気にし過ぎて、肝心の肝臓の方がおろそかに(自分の頭の中で)なってしまっても困る。



移植後、これまでも妻にはいつも、

「仮に余命宣告されてもさぁ、たぶん平気でいられる。そもそも十数年前に無くなっていた命だからね。」

って、平気な振りして言っていた。

で今、限りなくブラックに近いグレー、ではあるけれど...


どうなんだろう。

自分では通常のつもり。

つもり、ではあるけど、仕事を離れ、ふとした時、やはり気分は落ちる。

考えてもみれば、普通でいられるわけもない。

そしてそれが真実なんだろうな、と自分を納得させる。



先日、保険の資料整理をしていた妻に、移植当時の資料を見せてもらった。

束になった病院の駐車場の領収書、高額医療の請求書の数々、移植直後の月額医療費は軽く一千万円を超える。

家のローンと、子供たちの教育費と。

全て妻が見聞きし、行動してきたものだ。

今考えても、まさに、

修羅場。



今度は、どんな結果が出てもあんなことは無い。

有るとしたら...

キッチンリフォームが中途半端。

4月ののど自慢に出られない...


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