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癌の手術をするのに、理屈ではわかっていても納得できないこともある。

本心を言えば、前立腺の全摘出手術をすることがいいのか悪いか、未だに迷ってる。

前立腺がんとして、7mmの腫瘍が一個、検査時PSA値が5.39、グリソンスコアが

3+3の6、病期としてはステージT1C、

普通の人なら数種類ある治療方法のうち、

「積極的経過観察」を選択する余地がある。


自分も、それでいいと判断できないことはなかった。

だから悩んだし今も...



結局、メリットとデメリット。

癌の手術をするのに、メリットもなにもない。

考えなければならないのはデメリット。


全摘出手術と経過観察のデメリット。

全摘出手術のデメリットは、やっぱり一番は手術のリスク。そして後遺症。


経過観察のデメリットは、なんと言っても転移の危険性。これに尽きる。

更に、数年後には結局手術になる(かもしれない)、という現実。



こうなると、癌が進行したり転移したりがやっぱり一番怖い。

なので手術を選択したんだけど、それでもやはり心の片隅で、このまま経過観察を続けても、

癌が落ち着いたままで、余命に影響しないのでは、と思ってしまっている。



これ、究極の「考えてもしょうがないこと」。

先のことは誰にもわからないから。

って、

理屈ではわかっているんだけど、でも理屈だけじゃないんだなぁ。


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