冬空に 突っ立っており 原爆碑
馬糞 Bafun
原爆といえば、季語としては夏ということになるのだ
ろう。
それ以外の季節には特に話題になることがない。
それにしても、核爆弾を人の住む都市に投下するとは、
60年を経た今でも恐るべき罪である。
否、それ以上に、母なる地球に核攻撃をしたのである。
その後も、水爆を、中性子爆弾を、次々と地球に投下
し続けた。
原爆投下の碑は、地球被爆の碑であることを忘れては
ならない。
アメリカ合衆国そのものを滅亡に追いやるであろうほ
どの「原爆症」というべきである。
それは、日本人の恨みというのではない。
神の裁きというべき禍根である。
人を殺さなかったにしても、地上において核爆発を行
った国もまた、裁きを受けることになるだろう。
それが、地球生命の免疫作用でもある。
地球もまた被爆したのである。
生命をもって人類を育んでいる母なる地球を、ことも
あろうに核攻撃し、地上に大量に配置するとは、仏神に
刃を向けているようなものであり、親殺し以上の重罪で
ある。
民族挙げての家庭内暴力、それ以上の非行である。
その狂気を畏れないとは、愚かな民族である。
チャイナ、ロシア、北コリア、イスラエル、イギリス、
インド、パキスタン、フランス、アメリカ、そして、イ
ランが新たに加わろうとしているのか。
これらの国々には、もはや明るい未来はないであろう。
超えてはならない一線が核爆弾である。
日本が、世界の未来を支えるべき責任を負っているこ
とがここからも分かろうというものである。
だから、毅然とせよ。
子らを鍛えよ。
信仰の崇高を教えよ。人間を最高位においてはならな
い。
『民主主義といえども、神と法の下にあり』と知るべ
きである。
Bafun