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+ 王女なきハウステンボス・・・  ハウステンボスをタクスフリーの国際都市に

2006年12月09日 08時01分03秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 王女なき  ハウステンボスの  秋陽かな

 
   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

 名もない、芦原のようなところに、突然ヨーロッパ建築の町並み

が現れた。

 びっくりだ。

 壮大な夢であったろう。

 大変な労力と投資の末に現れたヨーロッパ風の景観であった。

 佐世保に近い観光施設「ハウステンボス」である。

 

 心に描いたビジョンが現実となったと言う証明であるが、都市と

は何か、観光とは何かを考えさせる実験でもあった。


 実験は終わったが、学んだのかが問題だ。

 そこに空しさが感じられる。

 

 野村証券グループが再建に乗り出している。

 しかし、現地以外には関心が低い。

 クリスマスシーズンに若者の候補にあがる程度ではないか。


 オランダの文化も歴史もない。

 遺跡でもない。

 イベントなら、テーマが変わらないと、再び行こうとは思わない。

 ディズニーランドほどのイベントでもない。

 わくわくするような目的には該当しないのである。

 

 

 

 

 

 

 日本人は豊かになった。

 本物志向の個性が目覚めている。

 ディズニーと比較し、ヨーロッパの街と比較してしまう。


 どんなにお金をかけても、本物ではないと価値がない。

 日本の鎖国時代は、もはや実感のない昔のことなのである。

 サプライズ企画は一時の客寄せにしかならない。

 何を本質とみてよいのかが分からないままに、夏は花火を上げ、

冬はクリスマスで客寄せをする。

 

 当初の企画は失敗したのである。

 しかし、膨大な投資を無駄にするのでは智慧がない。

 日本にはかつて、もったいないという消費文化があった。

 「ゴミ屋敷」という話題も、もったいない文化の痕跡と言うべきかも

 知れない。

 

 

 そこで、ハウステンボス再生の切り札を提案する。

 もったいないと思っていただかないとできないことである。

 ヨーロッパコピーの街並みであっても、辻褄の合う活用方法がある。


 

 ハウステンボスを現代の出島にするという提案である。

 

 

 即ち、香港のように税金をとらない特例地域に指定し、世界中から

も買い物客が来れるようにするのだ。

 企業が来ても良い。

 銀行が来ても良い。

 

 税金は、いわば国の鎖である。

 そこに出島を作って、ドラえもんのポケットのようにするのだ。

 貿易であるから、アジアの物産もある。

 ただし、チャイナの商品は入れるべきではない。

 入りすぎて困っているのだから。

 

 おまけのアイデア。



 ロミオとジュリエットをはじめ、シェークスピアものを「ハウステンボ

スのロミオとジュリエット」等々、映画制作する。

 ハウステンボスはコピーされた街だが、映画のセットであれば、辻

褄が合う。

 これほどのセットはあるまい。

 世界一である。

 海外での興行を成功させる。

 観光客が来る。

 

 そういう思い切った手法(税制投資)をとる器量が、国や自治体、

関係者にあるかどうか・・・。

                               梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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