一日hitohi 花 著莪の山道 暮れゆくも
明日咲く花の 手を合わせつつ
白川 馬草 Magusa
何という花なのだろうかと思っていた。
「ああ、しゃがの花やねぇ」
しゃが?
あやめ科の野草で、一日しか咲かないと言う。
朝に咲き、夕べにしぼむ。
まさに、一日一生の花である。
冬の間もシュンと群生していた草だったが、その花を初めて目に
したのだった。
これからはもっと山歩きをしたいと思う。
※ 著莪(しゃが)の花
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【立夏に思う、農業の未来、二道】
5月5日、月曜日、旧暦の4月1日。
今日はなんと、八十八夜から4日も過ぎた立夏である。
茶摘が始まり、田には水が引かれ始め、蛙が鳴き始めるという
季節なのだ。
やはり、そういう生活をしたいものだ。
自給自作の農作業をしたいものである。
田には、ドジョウやめだかが泳ぎ、こだわりの米を作る。
そんな素人農業の村ができたら楽しかろうと思う。
農業の工業化という道があるが、同時に、農業の自給自作化と
いう素人の楽しみ農業の道も未来型農業である。
工業化の課題は、草取りロボットの開発である。
あるいは、農業光線の開発による高層農業タワーでの十毛作
への挑戦である。
素人の楽しみ農業は、手間を惜しまないから、癒しの文化を生
む農業となるだろう。
梅士 Baishi