人形師 博多の山笠yama に 上り詰め
馬糞 Bafun
【伝統工芸を世界のブランドに】
飾り山で見栄を切っている博多人形を見ながら、博多祇園山笠あっ
ての博多人形だと思う。
伝統工芸ではあるが、仏像美術に対して、日本ルネッサンスの芸
術ではないか。
飾り山に、ゲゲゲの鬼太郎やドラえもんが登場するのは、あまりに
も軽すぎて違和感があるが、絵草子のようであり、庶民的である。
こうした日本伝統の祭りは、全国放送でその魅力を伝え、祭り自体
に磨きをかけるべきである。
衛星放送でも世界に向けて放送すべきである。
日本の伝統を理解してもらえば、日本の伝統工芸も世界の憧れに
なるだろう。
ところが、実際には、博多祇園山笠も、長崎くんちも、地元では放
送するが、他県になると、もうチラッとしか報道されない。
まして、東北も、関東も、その祭りの魅力を放送で十分に楽しむこ
とはできないのである。
日本のブランド戦略として、国際衛星放送を十分に活用するべき
であろう。
加えてぜひ、盆踊りを復興していただきたい。
世界にも、異文化体験として、盆踊りを輸出してもらいたい。
「ああ、祭りって、本当にいいもんですね」
そんな声が聞こえてきそうである。
梅士 Baishi