植えられし 道端に咲き 梅雨の花
馬糞 Bafun
あわただしく車が行き交う国道の信号脇に道端の歌壇がある。
アスファルトの道端のことである。
風流とはおよそかけ離れたその場所に、植えられた花が咲いていた。
何という花かは知らない。
露草にも似た園芸種であろう。
植物というのはけなげなものだ。
運命に逆らわないで、素直に自分の花を咲かせる。
その花を写真に摘むことができた。
感謝を込めて、一句献上する。
【 徹底的な都市緑化を! 】
何事も、心の豊かさを基準とするバランス問題だともいえる。
都市の風景は、どう見ても殺伐としている。
街路樹も思いつき程度、申し訳程度で、徹底していない。
道路の緑化、土が見える街路樹の路側帯を都市の基本政策とし
て推進するべきなのだ。
さらには、戦闘機や旅客機が緊急避難的に着陸できる程度の道路
を主軸に置くべきである。
ついでに言えば、小型ジェット専用空港を都心近くに置くべきである。
道路を中心に都市の緑化を進めていただきたい。
もっとも、事業体は民間である。
そのように、議会に諮っていただきたい。
都市緑化事業部を置いて、ビルの強制緑化を含んだ緑化政策を推
進するべきである。
都市緑化基準法、都市風流化基準法、都市再編強制収用法が、
今後の立法課題である。
都市のイノベーションの時代が来ているのである。
梅士 Baishi