小暑かな 羽化登仙の 呼吸して
馬糞 Bafun
今日は、記念すべき7月7日、何かしら、めでたい気がする日である。
カレンダーは、小暑、熱風に汗をぬぐう季節である。
セミたちは、羽化登仙の呼吸を整えていることであろう。
そして、新暦の七夕、関東では七夕祭り、お中元の季節である。
博多は、今週から山笠の男たちが走り出す。
いよいよ、本格的な夏に入る。
盆を過ぎたら秋である。
夏場の仕事は、この一ヶ月が勝負なのだ。
さあ、玉の汗を流して、この一週間もいい仕事をしよう。
【 値上げのビジネス 】
原材料、エネルギー価格がマネーゲームによって高騰している。
原油は1バーレルあたり、150ドルに迫っている。安定価格であった
30ドル時代からあっという間に5倍になったのだ。
経済はサブプライムローン破綻から金融不安が広がる不況である
のに、原料価格が高騰するのだから、まさにスタグフレーションの構
造である。
そんな中、商品の価格を上げなければやってゆけなくなった業者は、
値上げ交渉を余儀なくされ、つらい仕事が続いているだろう。
値上げは歓迎されない。
値上げに比例した向上がないからである。
だから、値上げさせてくださいというのも辛くなるのだ。
ピンチはチャンス。
原油高騰が、エネルギー革命を後押しするように、今こそは、商品
コンセプトを変えて、付加価値の高い商品を世に問うべきときなのだ。
ビジネスマンよ、魅力的な商品を提案して、値段に見合った商品価
値を生み出そうではないか。
そうすることで、正々堂々の発展的な仕事ができるのである。
梅士 Baishi