花袋 桔梗はじけし 猛暑かな
馬糞 Bafun
この夏は二週間早い梅雨明けだったという。
夏至の直角から太陽が燃えて、たちまちに猛暑になった。
桔梗は秋かとおもっていたが、文月の花だった。
猛暑見舞いでも書きたくなるような白い桔梗の花は七夕飾りにした
くなるような星型である。
白い花に、願い事を書こうか。
私の心が、このように純白でありますように。
ほんとは、「私の愛を、花の包みに入れました。」なんて、白い桔梗
のつぼみを恋しいあなたに贈りたかった・・・。
とても、そんな気持ちにはなれないほどに、純粋になってしまった
のかもしれない。
白桔梗 恋文書きし こともあり
馬糞 Bafun
地球を七周するほどに長い恋文だった。
ああ、その返事は、はがきの余白が太平洋に思えるほどに短かった。
源氏物語を書いたのは女であったものを。
白い桔梗の余白に、平氏物語を書こう。
おごれる女も久しからず、ただ、梅を干したる花の後のごとし。
久しく、ときめくことがない。
この世に、さほどの執着もない。
ただ、このままでは帰れないという、田舎者の心境か・・・。
【G8は13ではなく、半分のG4でよい】
武器商人フランスの顧客はチャイナらしい。
猿回しのつもりなのかサルなのか、コジれる話を持ち込んでいるらしい。
サルでもなければ、振り回されないことだ。
G8はG13である必要はない。
国際社会にリーダーとして貢献しているのが、先進国である。
ならば、アメリカ、日本、英国、ドイツのG4で十分であろう。
G4でなすべきことは、カリスマ的支配である。
そのような、創造と尊敬を獲得することである。
環境革命の技術と、核兵器を抹消する英断である。
そのようなことを、福田総理が発言できると、日本の評価は歴史的
に高まることであろうに。
残念であった。
梅士 Baishi