朝顔の その朝寒く 縮みたり
馬糞 Bafun
朝顔が一輪の望みをつないでいたが、咲かせることが
できないままに枯れてしまった。
自慢の大きな葉も縮んで、大きな隙間になった。
秋が終わった。
師走である。
あっという間に忘年会になり、クリスマスの電飾が賑
わう。
クリスマスの灯が消えると普通の日に戻るが、すぐに
大晦日から正月になり、2009年が始まる。
年内に年賀なんて気分にはなれない。
重たい何かを引きずりながら、無理やり正月になって、
なんとなくそういう気分になる。
「ああ、いい一年でしたねぇ」
年内に目出度い気分になる方法はないものか。
全力を出し切った、という達成感で、一年を終わりた
いものだ。
トラックに入場して、一年のマラソンのゴールが見え
てきたのだ。
順位なんて関係ない。
よたよただったけど、ゴールまでの一周くらいは颯爽
と全力で走ろう。
そうしたら、すごくがんばったという気分でゴールす
ることができるかもしれない。
【使命と人生観、その原点にある信仰心について】
使命感こそは、人を強くする。
底知れない力を発揮する。
使命感とは、信仰心の発露である。
信仰とは何か。
それは、人は何のために生きるのかというテーマにつ
いての、神とのコミュニケーションである。
神を否定する者には、使命感という人生観は得られな
い。
使命とは与えられるものだからである。
与える者、それが神としての神聖を持たない者である
ならば、使命とは脅迫のようなものとなるであろう。
神への敬虔は、人々の危機、国家の危機を感じ取った
とき、使命感に変わる。
このままでは大変なことになるというリアルが、使命
を照らし出す。
使命への挑戦が人生の達成感であり、感動を生むのだ。
発展のプロセスは、常に堕落衰退の危機と、無限の発
展への苦難困難にはさまれた険しい道である。
その道を行くのが、人間に与えられた使命である。
人は、使命なくしては、生きる目的を持ち得ない。
子供たちは、その使命を見つけるために勉強している
のだ。
人生の危機、人類の危機、国家の危機を教えるのが教
育である。
教育の堕落は、教育から危機意識が失われているから
にほかなるまい。
教師から信仰心ないし、神への敬虔さが失われている
からにほかなるまい。
【 国策映画『リバイアサン』制作の提案
・・・危機管理は未来をリアルに描くことに始まる 】
日本は今、未曾有の危機に瀕している。
ところが、マスコミにも、政治討論にも、その危機に
ついてはタブーとされているのか、リアルではないのか
のどちらかである。
しかし、未曾有の危機である事を国民が知らなければ、
禍転じて福となすこともできない。
巨大国家日本を動かしているのは、国民の意識と努力
だからである。
最大の危機は、日本国家の独立が失われようとしてい
ることにある。
すでに、中国は空母を手に入れて、訓練も実施してい
るという。
オバマ次期大統領は、アジアの制海権を中国に委ねる
つもりである。
さて、このまま、手をこまねいているとどうなるか、
日本が瀕している危機を、リアルに見せるためには、映
画がよい。
内需拡大策としても、近未来の危機をリアルに見せる
映画を製作してほしい。
国策映画でもよい。
政治には必要な手法である。
タイトルは『リバイアサン』。
ムー文明に生まれたリバイアサンの危機を描く。
太平洋を治める竜、リバイアサン日本は、このまま絶
滅するのか・・・。
是非、ご検討いただきたい。
梅士 Baishi