吹く風の 枝垂桜を 振り返り
梅士 Baishi
今日は旧暦の三月一日、春三月になった。
昨日は16℃だった気温が、今日は10℃まで下がった。
北海道は雪らしい。
名残りの冬型気圧配置だが、日に照らされて解ける雪だるまのよ
うである。
桜はすっかり葉桜になったが、八重桜や枝垂桜が満開に咲き始め
た。
枝垂桜は天女の黒髪のようである。
博多にはショートカットの枝垂れ桜しか見ないが、京都や小田原に
は見事な枝垂れ桜があるらしい。
旧暦ひな祭りに、枝垂桜がさげもんのように花を結んでいる。
桜の情景は純日本の風情であることよ。
【収入に見合った国家予算と税制改革課題について】
日本の国内総生産GDPは名目で480兆円、実質でおよそ530兆円で
ある。
いわば、国の所帯の収入規模である。
その中で、利益として使える範囲が税率というべきものであろう。
その適正水準が、霊天上界の指標では10%だという。
渡部昇一先生も10%が適正税率だと主張され続けていた。
それ以上に課税すると、国民の自由度、経済活力が下がるというこ
とになる。
すなわち、収入に見合った予算規模は、多めに見ても50兆円に納
めなければならない。
ところが、民主党ばら撒き予算は90兆円規模に膨れ上がっている。
適正水準の倍近い浪費予算である。
いかに不健全な借金経営であるか、ということである。
また、いかに不公平な課税をしているかということでもある。
予算法は、名目GDPの10%以内という制限を課すべきであろう。
さらに、予算単年制という宵越しの金はもたねぇ~式の浪費制度も
やめなければならない。
これだけ不健全な財政を言われ続けているのに、一向に改善しな
いのは公務員の既得権益による出血が止まらないせいである。
徴税制度についても、税務署役人を使わないで済む方法を考えな
ければならない。
脱税、節税も不公平かつ非効率である。
そもそも、税金ではなく、国民による公平投資によって国家が運営さ
れ、国家活動によって利益を挙げ、利潤が出たら国民に配当するとい
う株式会社的な国家運営が行われても良いはずではないか。
国家もまた、市場原理の中で採算をとる努力をするべきである。
それがベンチャー的国家事業であり、それが育ったら民間に売却し
て利益を上げればよいのだ。
国家予算の作り方は、国家のエネルギー効率の問題でもある。
トヨタのエンジンのように、効率を追究しなければならない課題である。
国民に取り付いた住血吸虫のような税制になってはいけない。
住血吸虫とは、過剰・無用な公務員ということになるであろう。
ちなみに、日本では話題になることがなくなった日本住血吸虫症は、
ミヤイリ貝を媒介とし、水中で感染する恐ろしい寄生虫が原因となるが、
その汚染水域は中国全土に広大に広がっている。
むやみに「汚染された水」の中に入らないことである。
※日本住血吸虫・・・ http://www.h5.dion.ne.jp/~m_clinic/ASSCA/whatSJ.html
そういえば、中国丸ごと公務員症候群の感染源のようではないか。
日本に進入しようとしていることに気をつけなければならない。
まあ、そういうわけで、貨幣流通の始まりの中に、税制のヒントがあ
るのではないかという考案であった。
さて、貨幣はどのように導入され、生成発展する仕組みなのか・・・。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi