足先の 夜風に布団を かけ直し
梅士 Baishi
今日から盆休みである。
ほっと一息。
今朝は無風の雨、すこし涼しいせいか、いつものクマゼミの蝉しぐ
れが途絶えている。
かくして秋の細い指がふすまにかかったという気配である。
さて、芥川龍之介さんは、仙人界で風流を楽しんでいるのだと言う。
花鳥風月の世界は仙人界なのか・・・。
そういえば、自分の心の世界にもあまり人が住んでいない。
空の星をぼんやり眺めているという心境かもしれない。
仙人のようだと言われたこともあったなあ・・・。
知り合いの経営者が、幼なじみかと思うほど親しげにしゃべってい
たのが、実は寸借詐欺常習犯だったという。
端無き端を切り取って持ち逃げしたという。
ふ~ん。
人間は、少し孤独なほうがよいのではないか。
とかなんとか、心の散歩をしているうちに夏がはみだしてきて、クマ
ゼミが土曜の、のんびり出勤よろしく鳴き始めました。
ああ、よかったあ。
命短し、盆までの蝉、おおいに夏を謳歌したい。
【 脱ヨーロッパ、脱チャイナからサンライズ時代へ 】
オリンピックメダル獲得数からみるユーロ圏は、アメリカと競い立
つ成果を上げている。
しかし、ユーロ通貨圏の人口は3億人足らず。
一国ではなく、分断国家だから、力も分断されている。
それが幸いして、代表選手の出場枠を稼げている利点がメダルに
反映しているともいえる。
すなわち、ヨーロッパのメダル数は実態を誇張した結果ともいえる。
むしろ、社会主義に大きく傾斜し、重税と福祉という国家依存型
経済に衰退しているマインドが問題であろう。
ドイツ、フランス、スペイン、イタリアまではなんとか国家規模をもっ
ているが、ほかはいわば都市国家の体裁である。
ユーロ圏という勢力圏の実態はなく、いわば国家相互の依存関係
であるから、自由の活力は失われているというべきである。
本来、中国勢力に対抗するべく、国家統合したいところだが、個性
的な伝統文化を持つ以上、統合は無理と言うべきであろう。
結局、ヨーロッパはノスタルジックな遺構国家として可もなく不可も
なく生きて行くことが戦略目標になるだろう。
あまり野心を抱かないことだ。
EU圏のメダル獲得数は、オリンピックの創業者利益に支えられて
いるところが大きい。
オリンピック種目にも、銘柄の入れ替えや追加的にアジア・アフリカ
の要素を多く入れる必要がある。
そうすると、世界のトレンドが既にヨーロッパからは去っていること
が実感されるであろう。
ヨーロッパへの憧れはほどほどにすることだ。
そうすると、世界のマーケットは、おそらく中国とEU以外の地域に
展開することになるだろう。
日本、インド、インドネシア、アフリカ、アメリカ、南米、そしてロシア
やトルコである。
こうしたマクロの視点を見失ってはならない。
すでに、中国も韓国もないのである。
あまり翻弄されることなく、目前の危機には将来の布石を兼ねた
にらみの一手を打ちこんでおくことだ。
情報通信インフラ、新エネルギー開発、宇宙開発、ロボット開発、
東西を融合した幸福の科学的宗教ファッションの展開などである。
土地がなくても展開できる設備としては墓地がある。
バーチャルでよいのではないか。
そのためには、霊的感性と教育が欠かせない。
脱ヨーロッパ、脱チャイナ、これが日本の安全政策となろう。
インド、トルコ、ロシアという発展国家との連携が発展政策となろう。
そうしたことをオリンピックでも考えさせられるところである。
インドのスポーツ教育にも大いに貢献するべきである。
ぜひ、そういうスポーツ大会を企画したいものだ。
「神聖・サンライズカップ in Tokyo」というのはいかが。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi