野に出れば 菜の花明かき 日の射して
梅士 Baishi
鬱屈してきたので、外湯につかろうと、とりあえずカ
メラを持って外に出た。
川土手を歩くと、菜の花が明るかった。
これだけで来たかいがあった。
ホトケノザ、スズメノエンドウ、オオイヌフグリもこ
の季節の小さな主人公である。
すれ違った人に「何の撮影ですか」と挨拶された。
大仰に撮るべきものもない、季節の隙間のような風景
ではある。
そこに春の香りがするのである。
オリンピックの食材に、「グローバルGAP(農業生
産工程管理)」など、手続きが煩瑣で高額な手数料がか
かる国際的な食品安全基準が求められることになったそ
うである。
結果、東京オリンピックでは国産野菜がほとんど使え
ない見込みだと言う。
嫌がらせなのだろうかとさえ思いたくなるユーロリズ
ムである。
断固、抗議すべきである。
もちろん、チャイナやコリアの野菜は不潔だし、化学
物質汚染も心配だから使うわけにはゆかないが、主催国
の日本が安全保障するものであれば、文句を言われる筋
合いではあるまい。
金権主義のIOCの構造改革を求めたい。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party