卒業の コブシの白帆 立ち始め
中村 梅士 Baishi
春三月は卒業式、花の四月は入学式・・・。
晩春は慌ただしい。
シュトルム・ウント・ドランクの季節である。
今年は特に荒れ模様が予想される。
既に、この冬は厳しい冷え込みやどか雪に見舞われた。
卒業式の頃満開に咲き誇るのがコブシの花である。
今年は開花が少し遅れていたが、いよいよ咲き始めた。
今日はあまりの暖かさにじっとしてはいられなかった。
いつものジョギングコースを上着なしで走った。
目新しい風景もないとおもっていたが、コブシの花を
見つけたのだった。
今日のジョグは暑かった。
走りながら汗が流れた。
日差しが強く、目を閉じて走った。
7.6kmを56分、時速8kmという緩いペースである。
ガーミンのスポーツウォッチのおかげで、信頼できる
走行記録が取れる。
旅には出られなかったが、走った後の爽快感は満足だ。
風邪にやられた早春の停滞を、これから快走して取り
返したい。
日本レスリング協会の本部長からパワハラを受けてい
たという内閣府への告発について、差出人とされるレス
リング金メダリストの伊調選手は関与を否定している。
しかし、パワハラの内容がどういうものか、文面の公
開もないので分らないが、女性から見たら体罰的な指導
が行われているのだろうなあという懐疑は残る。
問題は、男社会のスポーツという状況が克服されてお
らず、女性指導者が育っていないところにある。
男と女は異文化に属するのであって、男も女もないと
いう平等主義が誤解や被害を生むのである。
人の名を騙っての告発であるならば潔くないが、告発
自体は有意義だったというべきだろう。
これに対して、いきなり内閣府に告発はないでしょ、
という批判もあるが、スポーツ組織にスポーツガバナン
スの信用はない。
所詮、幹部は名誉職であり、無給のボランティアに過
ぎない。
責任ある統括運営をするほどの資金はなく、国の補助
はすずめの涙であろう。
実際、女子柔道選手に内部告発されたセクハラ、パワ
ハラについても、長いこと、適切な対処はされなかった
し、幹部は誰一人として責任を取らなかった。
結局、ボランティア組織に過ぎなかったからである。
スポーツ立国論とは、オリンピック前のリップサービ
スであって、スポーツの価値を軽視している国家政策に
変わりはない。
もちろん、スポーツ教育も学校体育も軽視され、形骸
化されている。
スポーツ振興基本政策と言っても口先だけのこと、国
はほとんど、資金は出していない。
選手たちは、練習場所も資金も少ない中で、チャレン
ジ精神と気概だけで頑張っているのである。
JOC副委員長を兼ねている橋本聖子参議院議員が言う
ように、もっと予算を勝ち取る戦いが必要なのである。
アスリートだけのことではない。
国民健康のための運動普及の観点から、5兆円規模の環
境充実と選手活動支援の投資予算が組まれるべきである。
アスリートよ、教養を磨き、政治家を目指せ!
見識のない馬鹿議員になっては困るから、幸福の科学
に学んで、メンタルパワーと広い見識を磨くべきである。
文武両道の国家作りに貢献してほしい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party