くぐりたる 西行法師の 花の下
梅士 Baishi
気温18℃、寒い日が続いたが、いよいよ初夏に向かうよという底上
げの気温である。
五月といえば、司法試験短答式試験の季節だが、禁煙数十年のよ
うに、はっとすることもなくなった。
花はもう葉桜になったが、あわただしさの中にも、朝晩の桜を道標に
楽しむことができた。
さあ、潔く生きるとしよう。
昼よりは 雨になるらし 八重桜
花傘さして 下駄履いて立ち
馬草 Magusa
今日こそはプールに行こうと思いつつ、雨が降りそうな雲行きである。
八重桜が雨の花傘のように見える。
緞子のすそをあげて花傘さして、舞妓はんのように待っている。
されば参ろうか。
さあ、今年は人の十倍働くとしよう。
これでもか、これでもかと。
限界を超えなければ、プラスが生まれない。
競争に勝つとは、知略もあるが、人よりもさらに努力することである。
努力する方法が知略かもしれない。
苦学制度を作りたいものだ。
本気で勉強したくなる仕組みをつくりたい。
さて、どうするか・・・。
【日本革命序論Ⅱ~革命課題】
教育革命。
これが最も大切な革命課題であろう。
人間にとって最も大切なこと、「愛」の思想を教えなければならな
い。
仏神を敬い、他人を思いやる温かな心を持ち続ける美徳である。
文武両道、人生はこれ修行であることを教えなければならない。
競争の楽しみとは何か。
それは、技術にもあるが、戦略の楽しみにこそ醍醐味がある。
弱者が強者に勝つ戦略である。
子供たちの未来のミッションを教えなければならない。
それが、彼らの誇りとなるであろう。
次に公務員制度革命。
身分保障制度を撤廃するべきである。
創意工夫しなければならない世界に公務員制度を設けるべきでは
ない。
資格を与えても、身分保障をするべきではない。
一体何のための身分保障なのか。
国民主権主義の下に、公務員身分保障制度は原則必要ない。
熟練を要する世界であればあるほど、その技能と実績が身分保障
の実質を獲得するだろう。
公務員制度を民営化するだけで、財政は改善し、景気は上昇し、活
力のある社会へと始動するであろう。
マスコミ民主・自由化革命。
新聞は配達制度によって、テレビは放送権の独占によって、NHK
は特別税というべき視聴料の強制によって、情報統制し、独占的民
主主義支配権力を形成して日本を貶め、世の中を害してきた。
独占禁止法が正当であるならば、電波媒体の特権を排除するべきで
ある。
そもそも、電波媒体をくだらないテレビ放送などに使わせるべきでは
ないのだ。
基本的には、有線放送に限定しても良いのではないか。
無限の多チャンネル化が可能な放送媒体の中で競争させるべきで
ある。
それが、インターネットの役割となるであろう。
強力な磁気嵐が予想されてもいる。
ならば、なおさらのこと、インターネット放送の質の改善をと普及をこ
そ急ぐべきである。
また、新聞の配達制度の独占をゆるしてはならない。
販売所は、どこの新聞でも扱えるように自由化するべきである。
チラシのみの配達(ポスティング)も経営を助けることになるだろう。
いわば、広告会社になれる。
選挙民主主義制度革命。
これについては先に簡潔に触れたが、買収選挙をおそれるあまり、
過剰な政治表現を制限し、萎縮させ、政治の活力を奪ってきた。
公職選挙法の全面改訂と、選挙権の責任要件の見直しが必要であ
ろう。
国家への忠誠を誓うことと、生活の自立要件、そして国籍要件が検
討されるべきであろう。
個人のみでなく、納税に応じた法人選挙権も検討されて良い。
国家独立革命。
軍事は国家独立に欠かせない実力である。
しかし、戦争に特化された設備ではない。
産業の発展をもたらす技術分野であり、愛国の仕事であり、これこ
そは警察制度と共に公務員制度として残されるべき部分である。
さらに、防衛力という意味では、世界に尊敬される国になることが求
められる。
ということは、海外での技術指導、教育指導、文化広報なども重要
な防衛活動として位置づけてよいのではないか。
オーケストラなどの音楽、舞踊、武道などの普及は日本文化広報活
動として国営化して実施してよい部分である。
公設民営化の文化活動部隊である。
自衛隊音楽隊をもっと拡大解釈して普及するという考え方でもよい。
憲法制定革命。
「日本国憲法」の無効宣言。
新憲法制定。
法律の議決として実施すればよい。
そのための政権選択選挙が必要である。
実質的に革命である。
そうした位置づけでの国政選挙を戦うことである。
あとは、政府宣言して解散し、あらためて国民の信を問うとよい。
土地所有権革命。
国土開発、都市開発、交通革命には、土地買収をスムーズかつリー
ズナブルにする必要がある。
土地所有権の公共責任を明確にして、強制買収できるようにする必
要がある。
人間が創造したものではない土地を私有化することには当然規制が
あって然るべきなのである。
土地ばかりは国家の所有とし、利用権を財産権として認めるという考
え方が必要である。
それが、本来の所有権の内在的責任を明確にすることになるであろ
う。
日本革命という考案課題として、以上、七つの提案をする。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi