- 明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第6節
2023年3月31日(金)17:00キックオフ
三協フロンテア柏スタジアム(DAZN)
柏レイソル 0 - 3 浦和レッズ - 3連勝中の浦和と3連敗中の柏の対戦。試合の入りから前半は、柏が良い感じで動いていた。屈強な柏の3バックに対して、小粒な浦和のアタッカー陣は苦戦を強いられたし、カウンターからシュートを打たれる場面も見られた。柏もホームの意地がある。
興梠
関根 小泉 大久保
岩尾 伊藤
明本 マリウス ショルツ 酒井
西川
浦和の選手が徐々に立ち位置を調整したところから、試合の流れは変わって行った。柏のアウトサイドの空きスペースを利用して、攻撃の形が見えてきた。ポイントは酒井と明本のポジションの高さだろう。相手の守備を効果的に引き出していた。
リンセン
明本 安居 シャルク
平野 伊藤
荻原 マリウス ショルツ 酒井
西川
しかしまあ、興梠である。前半終了間際の先制点の場面。あそこでキックフェイントを入れてからシュートって、普通の選手ではあり得ない。まさに興梠ならではの余裕のシュート。先に倒れてしまったGKの無念さが伝わってくる会心のゴールデあった。
- 明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第5節
2023年3月18日(土)15:00キックオフ
浦和駒場スタジアム(DAZN)
浦和レッズ 2 - 1 アルビレックス新潟 - 昇格した新潟が良いサッカーをしている。中でも伊藤涼太郎の活躍には、目を見張るものがある。浦和時代はなかなか出番に恵まれなかったけど、ようやくファンタジスタの本領発揮といったところ。選手はいつどこで化けるかわからない。
興梠
小泉 大久保 関根
岩尾 伊藤
明本 マリウス ショルツ 酒井
西川
先制点を奪われたものの、試合運びはこなれてきた感がある。裏にボールを入れて縦に早く攻める時と、ボールを保持してじっくり崩す時のメリハリが効果的に見られるようになった。選手交代もいつも通りで、終始安定した展開であった。
リンセン
明本 安居 モーベルグ
岩尾 伊藤
荻原 マリウス ショルツ 酒井
西川
今日は両サイドの選手が点を取ったが、攻め上がった時のポジションに特徴が見られる。もう少し他の選手を見たてみたいとも思うが、まずはこの布陣をさらに成熟させることだろう。さて、ホセ カンテが加わって、攻撃のバリエーションを増やすことができるか?
- 明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第3節
2023年3月5日(土)15:00キックオフ
浦和駒場スタジアム(DAZN)
浦和レッズ 2 - 1 セレッソ大阪 - 20年ぶり駒場でのホーム開幕戦。しかしこれまで連敗で最下位である。しかもノーゴール。これは穏やかではない。試合の中で落差が大きい。良い時に得点できず悪い時に失点する。これでは勝てない。ホーム開幕戦の今節が正念場である。リンセンと興梠を入れ替えたスタメンはいかに。
興梠
大久保 小泉 モーベルグ
岩尾 伊藤
明本 マリウス ショルツ 酒井
西川
ハイプレスは影を潜め、前節の後半に見られた良い時間帯を長く保とうという作戦か。これはなかなか上手く行っていたように思う。開幕戦のようなバタバタ感もなく、落ち着いてボールを回すようになった。そしてセレッソのハイラインの裏を狙う。
リンセン
明本 安居 関根
岩尾 伊藤
荻原 マリウス ショルツ 酒井
西川
後半、スコルジャ監督の采配が当たる。交代で入った関根と安居で決勝点が生まれた。左サイドに入った荻原も良かった。何となく昨年の浦和に戻ったようにも感じたが、選手の慣れということがあるのかも知れない。ようやく勝点3が取れたので、まだまだこれからに期待したい。
- 明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第2節
2023年2月25日(土)14:00キックオフ
日産スタジアム(DAZN)
横浜FM 2 - 0 浦和レッズ - 開幕戦でいきなり3rdユニフォームを使用した浦和は、いよいよ1stユニフォームのお披露目である。これってかっこいいのか?レプリカを手にしてモヤっとしていたが、こうして実際に選手が着ているのを見ると、まあそれなりに良いのではないかと思えてくる。
リンセン
大久保 小泉 モーベルグ
岩尾 伊藤
明本 マリウス ショルツ 酒井
西川
さて、ユニフォームよりスタメンである。これが開幕戦とまったく同じであった。当面はレギュラー固定ということか。しかしハイプレスは少々抑え気味で、それでも縦へ急ぐので、裏へボールを蹴り込む単調な攻撃に終始した。いわゆる面白くない展開である。
興梠
関根 大久保 松崎
岩尾 小泉
明本 マリウス ショルツ 酒井
西川
後半、興梠を入れてから前線の連動が出てきた。中盤に落ちてボールを捌く。あるいは前線でボールを収める。大活躍じゃないか。しかし、マリノスの完成度と強度には到底敵わずゴールを奪えず、2連敗となってしまった。これはもしかしたら1年持たないかも知れない。
- 明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第1節
2023年2月18日(土)14:00キックオフ
味の素スタジアム(NHK)
FC東京 2 - 0 浦和レッズ
Jリーグも30年、浦和レッズも30年、ずいぶんと長いこと観てきたことになる。もちろん、良い時もあれば悪い時もある。近年はどちらとも言えない時が続いているようだ。監督が代わった今年はどうか?期待と不安の開幕戦をNHKで観戦する。 - リンセン
大久保 小泉 モーベルグ
岩尾 伊藤
明本 マリウス ショルツ 酒井
西川
スタメンを見た限りは、あまり変わってないなあという印象。ハイプレスではあるけれど、ハイラインではない。コンビネーションの問題なのか、オフサイドにかかってシュート場面があまり見られない。得点力不足は継続課題。サイド攻撃は逆に減退しているようだ。
- 興梠
関根 大久保 松崎
岩尾 伊藤
大畑 マリウス ショルツ 酒井
西川
明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第29節
2022年9月10日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(DAZN)
浦和レッズ 4 - 1 柏レイソル
メンバーが揃わない。特にDFが足りない。しかしまあ、こういう時こそ選手層の厚さを見せてやるのだ。並んだスタメンを見てもいつもと遜色ない。控えにユンカーと江坂だっている。順位が上の柏が相手でも、攻め切ることができるのではないか。
シャルク
大久保 松尾 関根
伊藤 岩尾
明本 知念 ショルツ 宮本
鈴木
と思っていたら、まさにその通りの展開になった。いきなりフルスロットの攻撃陣は、前半だけで2点を決めた。松尾の決定力がハンパないのである。スピードで抜け出して、あのシュートが打てるのが素晴らしい。シャルクと知念のJ1初ゴールも生まれて、早々に快勝ムードが漂った。
ユンカー
関根 江坂 松崎
柴戸 安居
明本 知念 ショルツ 宮本
鈴木
最後の失点は不要だったものの、どちらが上位かわからない戦いを見せてくれた。メンバーが変わっても、やっているサッカーにブレがない。リカルド監督自身も言っていたけど、チームの完成度を上げるというのは、こういうことだ。そして、それにはそれなりの時間を要するものなのだろう。
明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第28節
2022年9月3日(土)18:00キックオフ
県立カシマサッカースタジアム(DAZN)
鹿島アントラーズ 2 - 2 浦和レッズ
鹿島にだけは負けるんじゃねえ。なぜか昔から白熱する鹿島戦。リーグ制覇を狙う鹿島とアジア制覇を狙う浦和というシチュエーションは、否が応でも盛り上がるのだ。これは見逃し配信というわけにはいかない。ということで、仕事を早々に切り上げてDAZNで観戦する。
ユンカー
松尾 小泉 関根
伊藤 岩尾
大畑 ショルツ 岩波 宮本
鈴木
様々な事情があるとはいえ、ACLで活躍したメンバーがごっそり不在の浦和である。それでもやるしかない。2点を失ってもやるしかない。そういう気持ちの部分は、終始衰えなかった。2点を取り返して、さらに仕掛けるところは、見応え十分であった。
シャルク
伊藤 明本 関根
柴戸 岩尾
大畑 ショルツ 岩波 宮本
鈴木
決定的なチャンスを作りながら、最後のところで決めきれなかった。よく追いついて勝点1を手にした試合だったのか、あるいは勝ち越すことができずに勝点2を失った試合だったのか。印象としては、後者のような気がするが、お互い力が入った良い試合であった。
明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第25節
2022年8月13日(土)18:30キックオフ
エコパスタジアム(DAZN)
ジュビロ磐田 0 - 6 浦和レッズ
デーゲームで最下位の神戸が快勝した。汰木の2ゴールは見事だった。大混戦の残留争いは、いつもながら壮絶である。ようやく調子が上向いてきた浦和も、一歩遅ければ巻き込まれていただけに他人事ではない。そして今日の相手は、残留争い真っ只中の磐田である。
松尾
大久保 小泉 モーベルグ
伊藤 岩尾
大畑 ショルツ 岩波 酒井
西川
ホームの磐田がボールを保持した序盤のミスに付け込んで、カウンターを2つ決めた浦和の攻撃力は、決定力不足が嘘のようである。やればできるじゃないか。何よりトップを張る松尾の台頭が効いている。ユンカーとは違って、周囲との連携で攻めるところが良い。
ユンカー
小泉 江坂 大久保
安居 岩尾
明本 伊藤 岩波 馬渡
西川
後半もさらに攻め続ける浦和は、観ていて本当に楽しかった。あわやのピンチが何度かあったが、そこは西川君が立ちはだかった。攻守共に大満足の試合であった。リーグ前半からこのチーム状態だったら、順位はかなり違っていただろうに。とりあえず、ACL頑張れ。
明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第23節
2022年7月30日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(DAZN)
浦和レッズ 3 - 1 川﨑フロンターレ
浦和は強い川﨑を相手にどのような戦いを挑むか。逆に川﨑は限られた選手でいかに戦うか。非常に興味深い試合は、開始早々いきなり動いた。出鼻を挫くとは、正にこういうことだろう。相手にボールを保持される前に、圧巻の先制点を奪ってしまった。
松尾
関根 江坂 モーベルグ
伊藤 岩尾
明本 知念 岩波 酒井
西川
ボールを持たれても慌てず騒がず、適切な対応ができるところは素晴らしい。攻守の入れ替わりへの反応も、浦和の選手の方が早かった。チャンスを作れば、それを決めるようにもなってきた。急造布陣でも川﨑は川﨑である。ここまでできたことは評価に値する。
ユンカー
関根 安居
小泉 岩尾
明本 馬渡
知念 岩波 柴戸
西川
最後は5バックで最終ラインをガッチリ固めた。逃げ切る策ではあるが、それでも前へ行く姿勢は最後まで崩さなかった。そして、試合を決定づける3点目が生まれた。スタジアムで観戦している人達は、さぞかし気分が良かっただろう。少しずつ上位へ向かっているが、やはり時間はかかったなあというのが正直なところ。
明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第22節
2022年7月16日(土)18:00キックオフ
IAIスタジアム日本平(DAZN)
清水エスパルス 1 - 2 浦和レッズ
いよいよトップハーフまで順位を押し上げた浦和は、残留争いに沈む清水と対戦。どちらも前節を快勝しているだけに、お互いこの試合の持つ意味は大きい。日本平は何度も行ったことがある思い出深いスタジアムだけど、山の上にあるので、雨天の観戦は大変だろうなあ。
松尾
関根 小泉 モーベルグ
伊藤 岩尾
明本 岩波 ショルツ 酒井
西川
それにしても、今日の浦和の攻撃は圧巻であった。清水との差は明らかに見て取れた。中盤からのここぞという時の流れが絶妙で、なるほどフィニッシュの精度が上がれば点は取れるだろう。トップの松尾がようやくゴールを決めたので、この課題も改善に向かうと良いのだが。
明本
馬渡 江坂 宮本
伊藤 岩尾
知念 ショルツ 岩波 酒井
西川
最後は3バックというより5バックで守備固め。さらに知念を入れて完璧に逃げ切りを果たした。ものすごいFKで失点を許したものの、このあたりのゲームコントロールも含めて、非常に良い試合ができたと思う。引分を勝利に持ち込む術は、そろそろ身に付いてきたようだ。