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L1浦和vs湯郷ベル(駒場)

2007-11-18 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 第18節
2007年11月18日(日)11:30キックオフ
駒場スタジアム
浦和レッズレディース 2-0 岡山湯郷Belle

水曜日にアジアチャンピオンになったばかりだというのに、今度はJリーグ制覇のかかった試合を戦うトップチーム。そんな大一番を迎えた日曜日は、もちろん埼玉スタジアムへ行くかと思いきや、意表をついて駒場スタジアムでなでしこリーグを観戦。こういうセンスは、我ながらさすがである。自画自賛。いつもより少ない観衆も仕方なしか。それでも500人近い人たちは、レディースの応援に専念する覚悟を決めたのだ。

それにしても難しい試合であった。開始早々、DF田代の負傷であわててしまった。いきなり守備の要を失った動揺は隠し切れない。いつもより大きめな山郷キャプテンの声が飛ぶ。攻撃にしても、湯郷ベルの組織だった守備を崩せない。せっかくの岩倉、土橋の両サイドDFが攻撃参加できない状況は、かなり厳しい。どうやって点を取るのか見当がつかないまま前半終了。

後半、永井監督が動いた。MF木原を下げてFW窪田を投入する。これで安藤が右へ開くと、左の柳田と共に両サイドからの攻撃が仕掛けられるようになった。これで中央突破が難しい状況は、左右へ揺さぶることで徐々に打開されていった。1点目は北本からのセンターリングを窪田が、2点目は岩倉のセンターリングを安藤が決めた。狙い通りサイドから崩しての得点だった。問題点を修正してきっちり勝つことができたのは、チームの成熟度を現すという意味でも大きな1勝だったと思う。

さて、今日のacoさんである。先週は川口に行かれなかったので、またまたゴールシーンを見逃してしまった(GGRで見たけど)。今日もトップ下というポジションだったので、かなり前目でプレーしていた。軽いステップで相手をかわすあたりは、さすがにかっこいい。でも、時折DFラインまで下がってボールをさばくのを見ると、やっぱボランチの方が似合うかなあと思う。いずれにしても、高橋、庭田の中盤はすごく好き。安藤、柳田を加えた黄金の中盤は、本当に見ていて楽しい。

余談だけど、先日のACL決勝第2戦に向かう南北線の同じ車両に、レディースの松田選手が乗り込んできた。あれ、絶対本人だよなあと思っていたら、今度は伊藤選手も。2人は浦和美園駅で合流して、埼玉スタジアムに向かったようだった。へえ、レディースの選手も普通に電車に乗って観戦に行くんだね。もちろんボックス席だろうけど。その様子は、柳田選手がコラムに書いていた。選手でありサポーターでもある。でもみんな浦和レッズであることに変わりはないのだ。WE ARE REDS!ってやつだね。
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