
村上春樹
18 APR 2014
文芸春秋
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「その男はいつも同じ席に座った。カウンターのいちばん奥のスツールだ。もちろん塞がっていなければということだが、その席はほぼ例外なく空いていた。もともと店が混むことがない上、そこはもっとも目立たない、そして居心地が良いとは言えない席だったからだ。」
という本を読みました。発売時は相変わらず平積み(というか山積み)にされていましたが、まあ少し熱りが冷めた頃に読もうと思っていて、夏休みがちょうど良いタイミングだったというわけです。 ハードカバーはたまにしか買いませんが、本を手にするというのはなかなか良いものです。本といい、CDといい、何でもデータを買う時代になって、生活からものがなくなってきました。善かれ悪しかれ。
この中では「木野」が良かったです。
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